石橋美術館へ

日曜日の天気予報は晴れだったので、「カブ」に乗って出掛けるつもりだったが
朝のうち雲行きが怪しくなったので、急遽予定を変更して、カミさんの要望どおり
最終日となった石橋美術館の「石橋正二郎生誕120周年展」に行くことになった。
若宮まで高速を使い、久山を抜け、35号線をひた走り久留米に向かった。
この道は、比較的すいていて走りやすいし、距離的にもずいぶん近く感じられる。
昼までには着かないかなと思っていたが、案に相違して昼前に到着。

しかしいつ観ても、この美術館の展示はいいね～。

阪本繁二郎はあまり好みじゃないが、青木繁、藤島武二、佐伯祐三、黒田清輝など
貴重な絵がたくさんあるし、石橋正二郎はじめ松永や出光など
昔の企業家達の写真を見ると、金儲けだけじゃなかった良き時代の
男たちの顔がある。
金の使い方が上手いんだな。

ユトリロやセザンヌ、ルオーそしてルノアールの「少女」はパステル画なれど
絶品である。

何も考えずに久留米まで来たものだから、久々に後輩のＯ君に連絡をとってみたが
親類の結婚式の最中だとかで会えず。
ならば昼飯はカミさんに、城島の美味い「鰻のセイロ蒸し」でもと思ったが
久しぶりの久留米で、すっかり道がわからず断念。
私の車にナビは付いてないし、ツーリングマップルはとても見にくい。
腹が減って仕方ないので、帰り道の途中で「牧のうどん」になってしまった。
いつものように「トロトロ」の柔らか麺。

予定をしっかり組んで、ネットで調べておけば、と思うのはいつものこと。
後悔しても仕方が無い。
そうなると無性に鰻が食いたくなるもんだが
北九州近辺に美味い鰻屋は知らないので、鰻はまたの楽しみにして
今日の晩飯は「瓦そば」にするべ～と、スーパーで茶そばと肉を買って帰宅する。