午前中で仕事が片付き、風が強いが晴天の中鱒淵ダムへ。
背中のディバッグには愛用のニコンD60と先日亡くなったルイス君の遺骨。
それにしてもしんどい。
鱒淵の坂が一気に登れない。
途中1回休憩を入れて、登りきる。
前はすんなりと登っていたのに、昨年1年間の怠慢な生活のせいか
すっかり体力が落ちている。
まず脚が駄目だ。
呼吸も苦しいのだが、その前に脚にくる。
筋肉が悲鳴をあげそうになる。
やはり週に3回は乗らないと駄目だ。
あまり無理をせず、休憩をいれて登る。
徐々に慣らすしかあるまい。
ダム湖畔の周回道路はいつ来ても快適だ。
陽だまりのなかを優雅に漕ぐ。
愛犬のセレスとよく来た道だ。
私より先に行き、姿が見えなくなるカーブまで行くと
立ち止まって私の姿を確認し、距離が詰まるとまた先に行く。
そんな風にしてよくこの道を歩いた。
いつもの道を降りて水際へ行く。
3年ほど前に私はここにセレスの遺骨を撒いた。
今日はルイスの遺骨を撒く。
久しぶりに母と子の対面となる。
水量が減り、湖面はかなり下方にある。
湖面への斜面は流木でいっぱいだ。
セレスの遺骨は遥か彼方へ投げ入れたが
ルイスの骨は水際にそっと置いた。
湖底の土泥にキラキラと白い骨が光る。
生前、何回か彼を預かったことがあって、その時も母親と一緒に
仲良く庭で遊んでいたものだが、これからはず~っと一緒である。
Good-by、ルイス!