旅と酒とバッグに文庫本

人生3分の2が過ぎた。気持ちだけは若い...

ダイエット

2010年10月20日 | Weblog
この何年か、体重は殆ど変わらず、84~85キロであった。
身長179センチ(以前は180センチあったのだが、どうやら縮んだらしい)にしては、少しオーバー気味。
夏の四国への旅の最中には、83キロほどになり、少し痩せた。
だが、家に帰り、運動もせず食っては飲みの生活をすると、たちまち元に戻った。
それで、8月の終わり頃に週に2、3度夕食後に近くの公園を歩き始めた。
それまでにも、時々住まいの近辺を歩いていたのだが
暑くてやりきれないので、すぐに挫折していた。
それで近くの公園なら、飲み水を置いておくこともできるし
本当に近くなので、家に水を飲みに帰ることもできるし
途中で雨が降りだしても、すぐに帰ることができるので
公園ならば気も楽だと思い歩き始めた次第である。

一周が約260メートルなので、20周を目標にして歩いた。
あまりストイックになって歩いて、関節を痛めても仕方ないので
まあ、週に3度は歩くつもりで始めた。
始めた頃は本当に週に3度くらいであったが
これが結構習慣になってしまい、9月の中旬ころからは週に4~5回はあるくようになった。
その時の調子次第で、20周の時もあり、また25~30周することもあった。

以前、犬を飼っていたころは、毎日のように散歩に来ていた公園だが
この何年間かは、まったく足を踏み入れることもなく
以前と様変わりして、ベンチや屋根がついたダッグアウトのような設備も出来ていて
時の移り変わりを感じた。

また、夜になると公園に散歩目当てで、多くの犬達もやって来て
ゴールデンレトリバーのレックという名前の犬とすっかり友達になってしまった。
楽しみが増えると、歩く回数も増え、今ではほとんど毎日歩いている。
何周廻ったか数えるのも面倒になり、今では音楽を聴きながら1時間歩くことにしている。
歩きながら聴く音楽は、ジャズやクラシックよりもポップスやロックのほうが向いている。
キース・ジャレットを聴きながら歩くと、なんだか調子が狂ってしまうし
五嶋龍のバイオリンも乗りが悪い。
アンドレ・セゴビアのギターなんか聴きながら歩いていると、つい立ち止まってしまう。
ビートルズやイーグルス、サイモン&ガーファンクルなんかがいい。
邦楽では中島みゆきや中森明菜、岡林信康、吉田拓郎なんかを聴く。
浅川マキはやはり合わなかった。
つい口ずさみながら歩いていると、皆からジロジロ見られる。
イヤホーンをしているので、地声の大きさがわからないのだ。

歩き終わってから、ぶらさがり1分30秒、腕立て80回、あとは腹筋と柔軟体操。

食べ物も少し変えた。
油物を少なくし、野菜中心にして、また食べる量も大盛りから普通にした。
最初はお腹が減って仕方なかったが、もう慣れた。
油を使うときは、オリーブかゴマにした。
炭水化物は極端に減らすことはしないで、食べたものを燃焼させるように歩く。
朝食のパンにはバターでなく、オリーブオイルに塩を少し入れたものをつける。
野菜も葉酸が多い、カイワレ、ブロッコリ、シメジ、枝豆などにたっぷりのキャベツと玉ねぎ
そして、ゴマと焼き海苔を加え、これにもオリーブオイルと塩。
朝こんなサラダを大皿に一杯作り、1日で食べてしまう。

こんな生活が約1ヶ月続き、現在体重は79キロに落ちた。
79~80キロになって、かれこれ2週間になるが、これからがなかなか進まない。
取り敢えず1年間は続けてみるつもりだが、どなたか良い方法がありましたら…
ダイエットの天才、友人のHさん、よろしくご教授くださいますよう。
彼は体重90キロから50キロ台まで、自在に操る天才である。

沖仁のフラメンコギターを聴く

2010年10月17日 | ギター

私の住む北九州市の本庁市役所裏の広場で、クロスFMの番組の一巻としてコンサートがあり
「つじあやの」や「バンバンバザール」と目当ての「沖仁氏」が出演した。
知人のN氏から最近、沖仁の名前を聞いたばかりで、私は知らなかったのだが
TVの「情熱大陸」で紹介されたらしく結構な人気で
フラメンコギターという日本ではあまりメジャーでないジャンルの音楽にも関わらず
若い女性なんかも多くて、結構盛り上がった。

彼の登場は一番最後で、最初はどうでもいい連中が延々と音を垂れ流し
市庁舎の陰になっているせいもあって寒く、1時間以上立って聴いていることが苦痛でもあったが
沖仁氏が登場してからは、一気に盛り上がった。
最初の連中とは音楽性の深さもテクニックも桁違いで、スケールの大きさが際立った。
ちょっとうまいプロっぽい連中が垂れ流す雑音とは全く違う世界がある。
最初に彼が登場しない訳がわかった。

「バンバンバザール」ってのは初めて聴いたが、「憂歌団」と「Begin」を足して二で割ったような感じで
まあ、それなりかなあ~って感じ。
jazzっぽいがjazzではなく、ブルースでもなく
酒場で楽しくやるにはいいのかなあ~、ちょっと上手いし。
でも歌詞がなあ~…くだらん。

「つじあやの」さん、名前は知っていたし、声はいいけどおっさんが聴く音楽じゃないなあ~。
それに、ウクレレがへたすぎ。
素人のヘタウマな感じで、こんなのがいいのかなあ~若い人たちは?

できれば沖仁氏のマンワンコンサートであって欲しかったが
これはあくまでも私の希望であって、皆さんはどう思ったかわからない。
それにしても、彼の一番しっくりとした曲の最中にお隣りのリバーウォークから
ソフトバンクホークスの応援歌が大音量で流されるし
ええーい、う・る・さ・い!!

終わったあと、中央図書館にて「東松照明氏」や「藤原新也氏」の写真集
「丸山健二氏」の小説などを借りて帰途につく。