ケセランパサラン読書記 ー私の本棚ー

◆『オデッサ・ファイル』 フレデリック・フォーサイス 著

         

 昨日の昼間、テレビで映画を観た。
 フェレデリック・フォーサイスの『オデッサ・ファイル』だ。
 紺地の布張りの表紙に銀の文字が、印象的で、今以て、その装丁、内容は克明に覚えている。
 本は札幌の本棚にあるので、仕方なしに、ネットで検索して、当時のものをようやくみつけた。

 なんと、いつの間にかこの装丁。  映画に迎合してやんの!

 私は、1970年代初頭、『オデッサ・ファイル』を読んでから、フェレデリック・フォーサイスの著作を、夢中になって殆ど読んだ。
 『ジャッカルの日』も、読み応えのある内容だったと記憶している。

 昨日、仕事もせずに、朝から入れっぱなしの、テレビの画面を何気に観ていたら、この『オデッサ・ファイル』を放映するという。
 気持ち的に、テンションが低かったから、どうかな、と思ったけれど、好奇心の誘惑には勝てず、観た。
 正直、晩ごはんを作る気力、失せた。
 テレビを見終わったあと、ごろ寝。挙げ句に悪夢。

 
 ドイツ人の威圧的理路整然。
 日本人の優柔不断曖昧模糊。
 その双方が、どうにも、国際水準(ex.アメリカ人メンタリティ)からは理解不能なのかな。


 で、入りっぱなしのテレビ、夜は夜で『クレイマー・クレイマー』を、観ちゃった。
 BSは、天敵だわい!!
 


 伊勢志摩でサミットらしいけれど、良くも悪しくも、ドイツは、すごいよな~~。
 安倍や麻生には、太刀打ちできんだろう。


<追記>
今夜は、御茶ノ水の居酒屋で、気の置けない、そして何気に密かにシンパシーを感じる知人、友人、5人で、呑んだ。
ガシガシ、言いたい放題、しゃべりあって、その基礎語彙に共通認識があるってことが、いいなー。なんかうれしい。
で、年をとったもんだ。


 

最新の画像もっと見る

最近の「今日の一冊 」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事