「踊る~」シリーズのスピンオフ企画第2弾。
今回はナイトではなく、レイトショウで見たので客の入りは8割くらい。
さすが人気シリーズ。
2005年製作のサスペンス・ドラマ、117分もの。
あらすじ
警視庁の室井管理官が自ら指揮を取った殺人事件で容疑者が事故死。
行き過ぎた捜査・・という事で告訴され、逮捕されてしまう。
警察の不正を暴く・・と意気込む辣腕弁護士・灰島の追及は厳しい・・。
室井の弁護に当たることになった若き女性弁護士・小原には荷が重い事件・・・。
多くを語ろうとしない室井だが・・・
ここからネタバレ注意↓(反転モード)
現職警官の殺人事件・・警視庁幹部の逮捕・・と話題性ありのネタで始まり・・
それが警察内部(検察庁VS警視庁)の権力争いに絡んで・・
いろんな偉そうな人が登場して、やり合っちゃうんだけど・・・
そこんとこ解りずらいので・・・
おっきい名札付けて歩くとか・・
警視庁は赤い制服・検察庁は白い制服とか・・
色分けしといてくれると助かるけどね。
それにひきかえ、現場の新宿北署・・・哀川翔が刑事やってるけど・・
建物も刑事達も、こ汚なーーーい・・・非常に裏新宿っぽ過ぎ。
そんな新宿北署の現場刑事の大変さを理解してる室井さんだからこそ・・・
多くを語らず・・真実だけを追求したかった・・んですね。
途中、室井さんの学生時代の切ない恋の話が出てきて・・
じっくり語るシーンあり。
彼の実直さを物語るエピソードは、やる気を失いかけてた小原にも勇気を与えて・・。
現場刑事らの地道な捜査の積み重ねで、事件の真相に迫ってきて・・・
しかし、事態収拾のため辞表の提出を迫られてる室井。
重要参考人の少女を任意で取り調べてる時に・・
辣腕弁護士・灰島のミスが発覚・・・一気に形勢逆転。
結局、真犯人を突き止め告訴も取り下げられる事に。
今まで室井管理官に反目していた真矢ミキと筧利夫がやってる警察幹部は・・・
今回は味方に回って、室井さんを助ける役に。
やっとこさ、「室井管理官みたいな人も警察組織には必要だ」って。
辞表を握り捨て、「広島県警に左遷」で済ましたのは筧の役。
振り返ると、
映画的には大した事件じゃなかった(二股のもつれで少女が殺人を依頼した)のに・・
二股の一方が警官だった・・追及してるうちに逃げて、事故死しちゃった・・
事件発覚を恐れて、少女の親が大金使って辣腕弁護士を雇っちゃった・・・
真実は金にならないと豪語する弁護士・・・国家権力の不正を暴く・・・
なーんて言っておきながら・・・警察内部の権力争いをあざ笑う・・・
だんだん事態収拾が難しくなって室井管理官に辞表出せと・・・
辞表覚悟で臨んだラスト・・・
現場の地道な捜査+警視庁の仲間の力が実を結んで事件解決。
それにしても、今回気に入ったのはカメラワーク。
拘置所の面会室でのガラス越しの会話のシーンとか。
ガラスに映った相手の表情がまた上手く映ってたり・・・。
面会といえば・・・湾岸署のスリー・アミーゴス・・・面会しに来ました。
こんな時に、真下と雪乃の結婚式の招待状を持って来ました。
「交渉人・真下正義」と比べると・・・
ひらりん的には、こちらのほうが良かったなっ。
実直に真実を追求する彼の勇気がニッポンの警察には必要・・・なのかなっ・・
このシリーズ的には・・・というところです。
ここまでネタバレ注意↑
田中麗奈の弁護士さんは喜怒哀楽ありで良かったね。
それと、新宿北署の刑事さん大勢・・・みんなまとめて面白かった。
という事で今回は
人間ドラマ度・・・★★★☆
人間・室井慎次がよく描けていたと思いまーーす。
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今回はナイトではなく、レイトショウで見たので客の入りは8割くらい。
さすが人気シリーズ。
2005年製作のサスペンス・ドラマ、117分もの。
あらすじ
警視庁の室井管理官が自ら指揮を取った殺人事件で容疑者が事故死。
行き過ぎた捜査・・という事で告訴され、逮捕されてしまう。
警察の不正を暴く・・と意気込む辣腕弁護士・灰島の追及は厳しい・・。
室井の弁護に当たることになった若き女性弁護士・小原には荷が重い事件・・・。
多くを語ろうとしない室井だが・・・
ここからネタバレ注意↓(反転モード)
現職警官の殺人事件・・警視庁幹部の逮捕・・と話題性ありのネタで始まり・・
それが警察内部(検察庁VS警視庁)の権力争いに絡んで・・
いろんな偉そうな人が登場して、やり合っちゃうんだけど・・・
そこんとこ解りずらいので・・・
おっきい名札付けて歩くとか・・
警視庁は赤い制服・検察庁は白い制服とか・・
色分けしといてくれると助かるけどね。
それにひきかえ、現場の新宿北署・・・哀川翔が刑事やってるけど・・
建物も刑事達も、こ汚なーーーい・・・非常に裏新宿っぽ過ぎ。
そんな新宿北署の現場刑事の大変さを理解してる室井さんだからこそ・・・
多くを語らず・・真実だけを追求したかった・・んですね。
途中、室井さんの学生時代の切ない恋の話が出てきて・・
じっくり語るシーンあり。
彼の実直さを物語るエピソードは、やる気を失いかけてた小原にも勇気を与えて・・。
現場刑事らの地道な捜査の積み重ねで、事件の真相に迫ってきて・・・
しかし、事態収拾のため辞表の提出を迫られてる室井。
重要参考人の少女を任意で取り調べてる時に・・
辣腕弁護士・灰島のミスが発覚・・・一気に形勢逆転。
結局、真犯人を突き止め告訴も取り下げられる事に。
今まで室井管理官に反目していた真矢ミキと筧利夫がやってる警察幹部は・・・
今回は味方に回って、室井さんを助ける役に。
やっとこさ、「室井管理官みたいな人も警察組織には必要だ」って。
辞表を握り捨て、「広島県警に左遷」で済ましたのは筧の役。
振り返ると、
映画的には大した事件じゃなかった(二股のもつれで少女が殺人を依頼した)のに・・
二股の一方が警官だった・・追及してるうちに逃げて、事故死しちゃった・・
事件発覚を恐れて、少女の親が大金使って辣腕弁護士を雇っちゃった・・・
真実は金にならないと豪語する弁護士・・・国家権力の不正を暴く・・・
なーんて言っておきながら・・・警察内部の権力争いをあざ笑う・・・
だんだん事態収拾が難しくなって室井管理官に辞表出せと・・・
辞表覚悟で臨んだラスト・・・
現場の地道な捜査+警視庁の仲間の力が実を結んで事件解決。
それにしても、今回気に入ったのはカメラワーク。
拘置所の面会室でのガラス越しの会話のシーンとか。
ガラスに映った相手の表情がまた上手く映ってたり・・・。
面会といえば・・・湾岸署のスリー・アミーゴス・・・面会しに来ました。
こんな時に、真下と雪乃の結婚式の招待状を持って来ました。
「交渉人・真下正義」と比べると・・・
ひらりん的には、こちらのほうが良かったなっ。
実直に真実を追求する彼の勇気がニッポンの警察には必要・・・なのかなっ・・
このシリーズ的には・・・というところです。
ここまでネタバレ注意↑
田中麗奈の弁護士さんは喜怒哀楽ありで良かったね。
それと、新宿北署の刑事さん大勢・・・みんなまとめて面白かった。
という事で今回は
人間ドラマ度・・・★★★☆
人間・室井慎次がよく描けていたと思いまーーす。
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私も、今回の映画はすごく人間ドラマだったなと思います。室井さんの姿勢に、そして過去話に胸が熱くなりました。
こちらからもTBさせていただきます。
では、失礼致します。
TBありがとうございました!
室井さん、良いですよねぇ~♪
こちらからも、TBさせていただきました(^-^)
これからも、よろしくお願いします。
見せ方も上手くて、さすがだなぁ~と、色んな意味で感心しました。(笑)
やっぱ渋さが秘訣ですね(^-^)
室井さんの人物像の掘下げは観客を共感させるには充分でありましたが、自分的には「交渉人…」の方がましだったかと思います。
演出の甘さを感じてしまいました。突っ込みどころはいっぱいですし。
ガラス越しのシーンはキレイに映ってましたね。
>人間・室井慎次がよく描けていた
まさにこの一言につきますね、この作品。
田中麗奈も、最初はどうなんだろうか..と思ったけど
意外とはまり役で、
全体としても満足いく作品だったとおもいます。
・・・それだけに車のシーンと空港のシーンの背景のCGのチープさが気になりすぎます・・・。
拘置所のガラス越しに写るシーン、私も印象的でした。
結婚式の招待状を持ってくるスリーアミーゴス
ほんと「こんな時に」ですよね(笑)
それがスリーアミーゴスなんですよね。
TB貼らせて頂きました。
もしかしたら2度貼ってしまったかもしれないのですが、、、
すみません。
よろしくお願いいたします!!
いつも 公開されて暫くしてから劇場へ行く 又は
DVDにて鑑賞~ と言う私が今回はっっ
初日・初回に行くと言う熱の入れようで~^^;
それほどまでに望んで止まなかった作品だったのに
鑑賞後は微妙な感想を持ちました。
「踊る」シリーズって事件そのものの展開はそれほど
重要視しないという印象を受けますが
今回の犯人とその動機は・・・ガックリしてしまいました。
(「交渉人」も然りっ)もうちょっと、ヒネってほしかったな~と。
でも、室井さんをたっぷりと堪能できたので
プラマイ0(笑)かも・・・。
こちらからもTRBさせていただきました♪