鎌倉評論 (平井 嵩のページ)

市民の目から世界と日本と地域を見つめる

鎌倉山二丁目宅造反対裁判  最高裁で市が負ける

2015-12-15 14:27:27 | 日記

鎌倉山二丁目の3300平方m宅地開発は、業者(さくら建設)の一軒の自宅を建てるといううそつき申請によって、森林を伐採してしまったのであるが、鎌倉市開発行政はこの欺瞞申請に肩入れして、許可を下ろしていた。

近隣住民はこれに怒って、開発申請取り消しを求めて裁判に訴えていた。すると市は自分たちの業者寄りの許可を反省もせず、最高裁に上告していた。

昨日14日、最高裁は「土木工事は終了しているが、予定の一軒の自宅がまだ建っていないので、開発取り消しの訴えのメリットはある」と言う判定が下った。

つまり最高裁は住民の訴えの妥当性を認めたわけで、住民勝訴というわけである。これで地裁でのやり直し裁判が行われるということであり、それが行われると、鎌倉市行政が不当だと判定される予想がたち、開発許可取り消しになる公算大である。

そうなれば、あの森林伐採によって棲みかを追われた小動物達のせめてものくようになるはずだ。

鎌倉市の開発行政の頭の固さとその思考の狭さは実にサル、犬なみである。条例にあってさえいればどんな開発でもパスさせる。そこには古都鎌倉の使命感や緑の重要さを認識できる能力がまるでない。

最高裁に住民を訴えてまでその魯鈍な考えを守ろうとする。もはや市長以下全官僚を入れ替えるよりほかにないだろう。

 

        叩けば治る頭が欲しい鎌倉市


中村県議ついにシッポをだす。 もと市長候補に切りつけられあわや絶命か  成敗の見どころはこれから

2015-12-06 12:56:24 | 日記

中村省司県議が政務調査費を架空の領収書をつかってくすね盗った、というのでこの所新聞各紙やテレビが報じている。もはや県議の罪状と不名誉は白日のもとに曝された。

このことは噂としては以前から流れていたが、今年はじめ岩田薫氏が県に対して監査請求と検察への告訴を行っていたものだ。しかし嫌疑不十分ということで却下されたと聞いていたが、ここにきて監査委員会が、ウエブの製作費について50万円の詐欺行為があったと認定した。県議も、はい間違いありませんと、どろを吐いたので確定したようだ。よほど言い訳できないあからさまな詐欺だったのだろう。

昨年神戸の県議が同じことで大泣きしてテレビに弁解したが、その二番手が神奈川県の中村県議とは何とも情けない。やっぱりかという気持ちとまだまだほかにあるのではないかという疑念がわいてくる。政務調査費などというものはあまりにもちょこまかしたくなるカネだ。こんなものは止めにすべきで、少し給与をふやして、政治活動はすべて自費でやるということにすべきだ。

県議は「疑念を抱かせて申し訳ない」と言っているところから、まだはっきりと詐欺を認めたわけではないようだ。しかし50万円は返すと言っているから、限りなく認めていることになる。

県議にはこの外にも、広報紙の作成で同じように作っていないのに作ったと偽って600万円を詐取したと訴えられている。これにっついては、監査委員会は事実かどうかはっきりしないと言っているが、どうもおかしい。よく調べてもらいたいものだ。

この外、詐欺罪ということで検察にも告訴されている。もしこの刑事罰が認められれば、罪人となり、政治家としてまた社会人としても立場は丸つぶれになる。当然県議は止めざるをえない。

中村県議については昔からとかく怪しい噂に包まれていた。どうもワイロ体質、収賄体質の政治家ではないかと、嫌う人は嫌っていたが、ここにきてついに岩田剣豪の一撃で脇腹を切り裂かれたようだ。

「むむ、・・・・ちょこざいな、このこわっぱ素浪人め。よくもこの大物の俺様に切りつけやがったな」                                                 

「この悪党、おだぶつにしてくれる」

「なぬ・・・・く・・・わしの力を見くびるな」

県議は岩田新陰流一刀使いの腕を見くびったようだ。彼は西部鉄道の堤会長を無き者にした剣豪であることを忘れていた。このたびもついに悪党県議の脇腹を切り割いたようだが、まだ絶命するかどうかは分からない。50万円の血を流したくらいで逃げおおせるか。この切り合いはこれからが見所だ。

  鎌倉に颯爽たる悪党切り