現在、、鎌倉の9月議会が開催中であるが、ある日から突然長期休会に入った。10月20日まで休会である。その原因は自民党中澤議員が、小学校で行うインフルエンザ予防注射に期限切れ薬品を使っていた、と暴露したからである。
その期限切れ薬品を過去にさかのぼってどのくらい使っていたかを正確に調査するために、この休会になっている。
手っ取り早く言って、鎌倉市と鎌倉医師会は共同謀議で期限切れ薬品を使用したのではないか、という疑いなのである。
食品でも期限切れのものは捨てられるか、値段を格段に安くして売られる。食品ならたいした我いもない大が期限切れワクチンというものが一体どのくらいがいがあるのか、無いのか、一般人には分からない。いずれにしろ期限切れのものを子供に注射していたということは、常識外づれの無責任行為である。
それを担当医師や担当役人がどこまで知って行ったのか。彼らを管理している医師会や役所上層部が認識していたのか。
このようなことは医師会や医師、市の担当部長や担当者、要するに発注者(役所)と請負人(医師会)の組織ぐるみの共謀がなければできるものではない。平たく言えば、「ぐるになっていた」と疑えるのである。
そもそも役所はこのような不正がないかチェックするのが仕事である。それが故意にチェックせず見過ごしていたとなれば重大な犯罪というしかない。
この問題に加えて、その薬品の請求書を医師会は白紙で役所に渡し、役人が金額を書き込んでいたというのだ。にわかに信じられない不正であり、まともな常識的行為としてはありえないこと、あってはならないこと、あれば直ちに共謀した水増し請求(詐欺)などの犯罪が疑われるものである。
鎌倉市はほんとにこんな不正なことをやっていたのか。以上はもちろん疑惑であり真実はどうだったのかよく調べねばならない。
この件に関して徹底的に事実を究明してもらわねばならない。
不正の穴探れば深いぞかばねくら(屍倉=鎌倉の別称)