崖から夢のよな石楠花で
少年の夢のよみがへりくる雪をたべても
波音おだやかな夢のふるさと
店のさゞめき夢のよに火燵なつかしむ
やるせない夢のうちから鐘が鳴りだした
あんな夢を見たけさのほがらか
病めばをかしな夢をみた夜明けの風が吹きだした
歩いて東京へ行く夢も長い夜で