滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2004.02.08 兵庫の滝/神河町扁妙の滝・オウネンの滝

2004-02-08 13:50:08 | 兵庫の滝
2004.02.08[兵庫県神河町/扁妙の滝/オウネンの滝]
今日は滝仲間が集まって岐阜県小坂町の根尾の滝の氷瀑を見に行くというツアーがあった。私も行きたかったがここ最近仕事に追われて昨日の土曜日もフル出勤。さらにあすからは大学案内のページものデザインの原稿が一気に入ってくる。それを考えると朝8時半に小坂に集合というのはちょっと辛い。道路も凍結しているだろうし、国道41号線は通行止めが続いているという。どう計算してみても片道5時間を要する。ということで泣く泣くツアーの参加は諦めざるを得なかった。しかし一度は行きたいところだし、最近の冷え込みで滝もよく凍っていそうで、と考えるとムズムズしてくる。このムズムズをどこかで解消しなければ、明日からの仕事に差し支える。で、妥協案として近くの氷瀑ということで、実際に凍っているかどうかはわからないけど、扁妙の滝に行くことにした。午前11時出発と相変わらず朝は弱い。本日の天候と気温を考えると少しでも早い時間に行くほうが、凍っている確率は高いのだが、そんなこと言っても弱いものは弱いのである。空いている道を選んで2時間5分でグリーンエコー笠形に到着。マラソンの世界記録並である。滝入口にはたくさんの車が止まっている。途中のオウネンの滝は凍っていなかったので今日は氷瀑は望めないかなと思っていたが、扁妙にたどり着くとそこは一面氷の世界。80~90%滝は凍っており、見事な氷柱もできている。「ヤッタァ!」と心の中で叫んだ。見事な氷の芸術に目がくぎ付けである。崩れてくるかもしれないという不安もあるが、真下から見上げる氷の小柱群の眺めはすべてを忘れさせるだけの存在感と説得力でワァ~ッと迫り来るものがある。時折落下してくる氷のかけらの乾いた小さな音も心地よく聞こえた。寒さも空腹も尿意も忘れてしまっていた。あらゆる角度から眺めフィルムに収め、気がつくと1時間半が経過していた。急に忘れていた空腹と尿意が襲ってきた。用を足して握り飯を食べ、さらに滝を見続け、展望台に駆け登りそこから全景をまた眺め駐車場に戻った。近くの新田不動滝にも行くつもりをしていたが、もうそんな時間の余裕はなかった。




オウネンの滝






































扁妙の滝


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