滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2017.05.03 比良山/細川尾根・武奈ヶ岳・シャクシコバの頭

2017-05-03 10:24:22 | 比良の山
2017.04.03[細川〜細川尾根〜武奈ヶ岳〜コヤマノ岳〜中峠〜シャクシコバの頭〜奥の深谷徒渉点〜牛コバ〜坊村]with Sさん.Nさん

細川休憩所08:12 - 10:10武奈ヶ岳11:13 - 11:26コヤマノ分岐11:31 - パノラマコース分岐11:36 - コヤマノ岳11:41 - 11:51中峠11:52 - 12:02シャクシコバの頭12:24 - 13:32渡渉地点14:17 - 14:57牛コバ14:59 - 15:08口ノ深谷入口15:17 - 15:24伊藤新道出合15:25 - 15:31三ノ滝15:32 - 16:07坊村16:08

S氏と2人で細川出発。細川集落と旧棚田付近は屋外ミニアートミュージアムとなっている。
夏はヒルが多いという植林地を抜けて尾根の地形が明瞭になってくると、美しい広葉樹の森となる。大きなカツラの木やブナの木を愛でながら登る。道は細く落ち葉に隠れてわかりにくい箇所もあるが概ね明瞭で目印もある。しかし何せ直登。勾配がいくら急でもジグザグに道は切っていない。完全に体育会系の道。アキレス腱が伸びそうになる。
あれほどあった雪は急速に溶けて、時々のぞき込む谷筋にわずかに残っているだけ。新緑も標高900m付近まで急速に駈け登り、すっかり春の様相。
落葉樹の中に杉が混じり出すと、やっとひと息つけるピークで、ここではイワウチワが咲き誇っている。1100m付近からはイワウメ、ショウジョウバカマが春の訪れを知らせてくれている。
武奈ヶ岳頂上に着くと意外にも強風とガスで寒い。ここで御殿山コースを登ってくるN氏を待つ。徐々にガスは晴れては来たが期待していた展望は悪く、ようやく琵琶湖が見える程度。西側の丹波の山々はよく見えるのだが。
N氏と合流、コヤマノ岳からシャクシコバの頭へ。コブシの花が見られるがもう花の最盛期は過ぎたようで純白の花は端から茶色く変色し、写真に撮るほどでもなかった。シャクシコバの頭で昼食。
久しぶりの小川新道は随分と荒れてきたイメージがある。奥の深谷の流れの音が近づくと杉林となり、植樹された細い杉の中にオブジェのようなアシウスギが乱立する場所となる。ここでしばし撮影休憩。
少し下った箇所のモミの大木はやっぱり葉をつけていない。徒渉点でティータイム。男道を少し入った所にも大きなモミの木が。その横にも樹勢のいいアシウスギ。なかなかよい森である。
退屈な九十九折を下り明王谷林道から坊村に下りる。
今回は足がつることもなく、新調した靴だったがくつずれもなく快適に最後まで歩けた。


細川尾根、標高600m付近


このコースで一番目をひく大きな木、カツラです。


大カツラを上から


なかなか立派なブナも多くあります


2本並ぶブナの立派な木


標高1100mを超えるとショウジョウバカマが目立ちます


これは何の花だろう


武奈ヶ岳山頂から登ってきた細川尾根を振り返ります。背景は白倉岳


山頂に着いたときは強風とガスでしたが、徐々におさまってきました。でも琵琶湖がうっすら見えるだけ


遠く蓬莱山を望んだところ


コヤマノ岳付近はブナなどの落葉樹の美しい森


同行の2人


シャクシコバの頭から武奈ヶ岳を振り返ります


シャクシコバの頭付近もブナの森


コブシの花はもう終わりをむかえようとしています


足元にはイワウチワが咲き誇っています


月見岩から右の谷に下りていきます


大橋からの道と合流する付近には大きなアシウスギが乱立しています


植林の細い杉の中、アシウスギの大きさが目立ちます


1本1本非常に特徴的な姿を見せてくれるのがアシウスギ


今回はここでゆっくり撮影休憩


少し下ると、もう枯れてしまったモミの大木があります。見る度に朽ちていくのが寂しい


アシウスギの横を下っていく同行のN氏


徒渉点から男道を入ったところすぐにも大きなモミの木があります


その横にもアシウスギ。これはなかなか樹勢がよいです


足元の新緑


見上げても新緑


奥の深谷の清流


倒れてもなお懸命に生きるブナ


今年はシャクナゲのハズレ年なのでしょうか。それともまだ時期が早かったのでしょうか。ほとんど花を咲かせていませんでした


九十九折をほぼ下りきったところにも数本やや大きめのモミの木があります


牛コバにて


明王谷林道はこの時期マムシグサ街道


ホオノキを逆光で


最新の画像もっと見る

コメントを投稿