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輪舞曲―ロンド― 最終話

2006年03月26日 22時37分20秒 | TV・映画・レンタル
やってくれるぜ、ザキさん!!
「お前も見守り続ける」と言う伊崎の約束。
それは行き場のないショウに届いた。

警察に囲まれるショウとあきら。
「金山琢己 警部補・・・・」
警察の口からはショウの本名が・・・
いざという時の為に、伊崎はショウの身分が証明できるものを警察に送られるようにしていた。
警察として捜査に加わったショウ。


日本での取調べを終えたユナは、韓国に身柄を移される。
あきらはユナに「琢己の身分が証明できた」と告げ、自分に素直になることを告げる。
身柄が移される日、偶然すれ違った2人。


「宋は必ず捕まえる ・・・・俺を信じろ!」

「あなたを 信じます」



ユナの護送中、捜査員ナツメが警察を裏切った。
ユナを拘束し、龍吾の元へ連れて行く。
「プログラムを宋より早く完成させろ、じゃないとこいつを殺す」
ヒデが人質に取られ、ユナはプログラムを作ることを選ぶ。

ハッキング逆探知を使い、ショウに居場所を伝えようとするユナ。
気づいた龍吾に迫られるときに助けに来たのは、ヨンジェだった。
龍吾から逃げたものの、ユナの作り直したプログラムを狙い、宋が待ち構えていた。
ユナとヒデを庇いながら逃がしたヨンジェは、息絶える。

「一度くらい 君の笑った顔が見たかった」

プログラムは宋の手に渡ってしまった。
再び護送されるユナは、途中ユニの病院に行くことを許される。

風間がショウに会いたいと言ってくる。
風間は「宋の居場所に心当たりがある」とショウに教える。

気づかれないためにも、1人で侵入すると言うショウ。
しかし、宋はようやくプログラムを完成させる。
「地下の部屋で待っている」とショウを呼び出した宋。

ショウの目の前でプログラムを動かそうとする宋と、銃をかまえるショウ。
そこにかかってきたのはユニからの電話。

「今まで育ててくれて ありがとう
 大好き」


両人を殺したと知っても宋をお父さんと呼び、ずっと忘れないと言うユニ。

「お前たちは本当に馬鹿な姉妹だ
まだ父と呼ぶなんて・・・」


そう言うと宋はコンピュータを壊し、プログラムを削除した。

「全て終わった」

ショウからの報告を聞き、ユナは安心する。
面会に許された時間も過ぎ、ユニに再会を誓い別れるユナ。
あきらは刑事にお願いをして、ユナをショウの元に寄らせてもらう。

そんな時、外を固めていた警察の元に一報が入る。
風間の逃亡。
風間はショウと宋の前に現れた。
宋を撃ち殺した風間は、ショウにも拳銃を向ける。
撃ち合いの末、倒れたのはショウだった・・・
プログラムのディスクを手に入れた風間。
突入する警察。
高笑いする風間を刺したのは、龍吾だった。

「もう止めろよ 楽になれよ・・・ 親父」

龍吾は崩れてゆく風間を抱きとめる。

「おかしいぞ・・・こうしていると 何か・・・楽だ・・・」

龍吾を抱き返す風間。

「初めて・・・ 初めて抱いてくれたな・・・」


最後の力を振り絞り、ディスクを破壊し、ユナの元へ向かうショウ。
ユナを見つけると、ショウは倒れこんでしまう。
ユナの目の前で目を閉じるショウ。
「目を開けてよ 琢己」
ユナの言葉だけが響いた。
 ・
 ・
 ・
それから月日が流れ、ユナが日本へ帰ってきた。
海岸沿いを歩くユナのまいに現れたショウ。

「おかえり」

「ただいま」



感想↓
今日のヒデチン
ショウの力になりたいと言って病院を抜け出したヒデチン。
なのに もこみち に捕まっちゃってるよ!!プーッ
ボコボコにされてたけど、期待通りな足手まといのなり方が逆にヒデっぽくて和んだ。
ユナだけじゃなく、助けに来てくれたヨンジェのお荷物・・・
なんかカッコイイこと言ってたけど、そこはスルーで良し。(ぇ
そしてエンディングではユニと仲良しイチャイチャに・・・

最後でおいしい所を持っていったよ、ヒデチン!!


琴美お嬢様、今回はきちんとスーパーでのバイトシーンがありましたよ!
なんて健気。
だけどパパの脱走の手助けをしちゃってましたよ。
知らず知らずに。
このことを知ったらと考えると少し可哀相だけど・・・
パパ死んじゃったしね。


今回、意外と感動してしまったのは龍吾とパパ!!
正直、もこみちは最後までいいとこなしで終わると思ってたんだよね。
でも最後の最後で、足掻く風間をグサッ。
龍吾自身もかなり足掻いてた気がしたのに それはないだろ、と思ったけど。
初めて龍吾を息子として抱きしめた風間。
ようやく・・・
いやぁ、悪役のこういうシーンに弱いです。
目頭が熱くなりました。

ヨンジェは死ぬ必要なかったなぁ。
何か時間的にも中途半端になってしまってガックリ。
助けに入ったときは流石にカッコヨカッタけどさ。
もうちょっと盛り上がるシーンにしてくれても良かったんじゃない?スタッフさん。

宋は、最後には家族の愛にやられてしまいましたと。
まぁユナじゃダメだったけどユニだったなら!って感じがしたよ。
正直、このオチも納得いかない!!
人を殺して、そして復讐の為に必要だったんだろ?そのプログラム。
何ほだされてんの?
あそこで、「馬鹿な姉妹め!今更遅いさ アーハッハッハ」で風間にバキュンの方が良かったなぁ。
それか、家族愛に目覚めたのなら殺されないオチ。ユナ・ユニの父親として再出発をするために罪を償い続けていく・・・とかの方が良かったよ。

ショウとユナ。
ショウ、死ななくて良かった・・・!!
倒れたシーンでエンディングに入ったから「えぇー?!」って感じだったよ。
2人とも失ったものは多いけど、ハッピーエンドで良かったです。


コレまでの感想はこちらから↓
輪舞曲 #10 感想
輪舞曲 #9 感想
輪舞曲 #8 感想
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