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名探偵コナン 53

2006年02月18日 02時23分38秒 | その他マンガ
2ヶ月連続発売のコナンです。
前巻の感想で、黒の組織が出ないとつまんないと騒いだんですが。
今回はバッチシ出てて嬉しかったです
何回も読み返しちゃったよ。
やっぱり私は黒の組織絡みじゃないと興味がわかないのです。


それじゃあ張り切って感想の方をやってみます。
今回の事件は全部で4件。
(1件は次巻に持ち越し)

事件1
画家の元に、怪盗キッドからの予告状が。依頼で訪れた毛利探偵一行。予告時刻、名画は消え 画家の義父が殺される―‥‥
反転でネタバレ感想 ↓
キッドの正体は分かりやすかったですね。高木が怪しいコマばっかり。
え? トリック?トリックはいつも興味がないので飛ばし読み。推理マンガは考えるだけ無駄な気が‥‥
それよりも、高木刑事なら事件のことを話してくれそうというマスコミのみなさん確かに押しに弱そうだから話しちゃいそうだ。
たまに某死亡ノートの天然刑事とかぶってしまう(作者に気に入られてるあたりが。)


事件2
コナンたちの担任教師が、謎の怪文書を残して消えた。
教室に残されたいくつかのメッセージを便りに、クラスで協力し 担任を探すことになる―‥‥
クラスに馴染めない2人の生徒を溶け込ませるための なぞなぞ です。

事件3
少年が、活動休止中のバンドマンの殺害遺棄現場を目撃したと探偵事務所を訪れる。信じていなかった毛利探偵だが、少年の証言と同じ状況で男の死体が発見される。遊びに来ていた瑛祐と共に、犯人探しをすることになる―‥‥
反転でネタバレ感想 ↓
瑛祐、久しぶり。あの、水無怜奈アナことキールによく似た蘭の同級生です。
彼への考察もどきはおいといて、話は事件の方に。何だか瑛祐の不振な行動ばっかり目立って、事件の方が印象に残らず‥‥犯人の捕まり方もな。微妙。


事件4
瑛祐を怪しんで牽制するコナンだが、瑛祐は探偵事務所を訪れ、不思議な話で小五郎やコナンの気を引く。
ネット(ブログかな?)で謎の高額バイトをしたと書かれていた記事。そのバイトは、あるゴミ捨て場のゴミを回収前に持ち去り、次の回収日にそれを捨てる。その繰り返し。
謎の高額バイトのゴミ捨て場付近で、射殺体が発見され、コナンたちは駆け付けるが―‥‥
反転でネタバレ感想 ↓
おっと、ここで登場したのは 以前登場したサッカーボール少年。なんとキールがバイクでひきそうになってクラッシュした時のあの少年が被害者の息子です。 しかも『黒づくめの女の人がママを殺した』と証言。
こちらの事件は次巻に持ち越しです。

それでは黒の組織についてたっぷり書きたいと思います
以下は反転はナシですがネタバレ要素があるので、注意してください。
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まずは喜びの声です。
3つ目の事件の冒頭でFBI
見た瞬間、テンション上がりましたキールはまだ目覚めず。黒の組織に気付かれる前にアメリカの病院に移動させようというジョディに対して、赤井はヤツらを釣る餌になると、たくらみ顔。
この赤井のオトリ計画は実行されるのでしょうか。

一方で、黒の組織。
今更だけど、“黒ずくめの組織”の正式名称、そろそろ知りたいんですけど。まさか考えてないとかはないですよね。FBIですら『ヤツら』呼ばわりですよ。組織名、今更感もあるけど 知りたいです。
黒の組織は、キールを探していた。こんなに探しても見つからないなんて、流石FBIだそうです。
ベルモットはいなかったけど、キャンティとコルンも揃ってます。
まさに前回の土門暗殺事件を思い出させるメンツ。


前回の土門暗殺(未遂)事件についてのおさらい。
ピンポンダッシュに悩んでいたアナウンサー水無怜奈の依頼解決後、コナンの回収し忘れた盗聴器が水無の靴の裏に着いてしまった。
聞こえてきた音から、コナンは水無は黒の組織の一員キールであることを知る。
さらにキールはジン達と土門(議員)の暗殺を目論んでいた。気付かれる前に盗聴器回収をしなくては、コナン自身や周囲の人間にも危険が及ぶというピンチに陥る。
キールをマークしていたFBIと偶然遭遇したコナンは、ジョディと共に黒の組織を追う。
盗聴器から漏れる情報で、FBIはキールを包囲。逃げ切ろうとしたキールは飛び出してきた子供を庇って 意識不明・FBIの管理下に置かれる。
盗聴器に気付いたジンは、標的を小五郎に変え、全員で探偵事務所を目指す。
絶体絶命の小五郎を救ったのは、先回りしていた赤井だった。赤井の機転で小五郎への疑いもなくなったかに見えたが、ジンは小五郎をまだ疑っている様子。
事件から数日、蘭のクラスに水無怜奈によく似た本堂瑛祐という転校生がやってくる。
こんな感じです。

色んなコマから読み取れるのが、瑛祐 = キールの弟 = 組織の人間 ってことなんだけど、どうしてもミスリードかと疑ってしまう私は、【ジョディ ≠ ベルモット = 新井】にとてもビックリしたからなんです。(コナンで一番満腹の伏線でした)


今回の書かれた情報と、今後に繋がりそうな情報。
・以前キールがコナンの首元を触ったのは、嘘発見法だった。
・その嘘発見法を瑛祐も行った。
・瑛祐は小五郎から、水無怜奈のことを聞き出そうとしている。
・キールの過去の経歴は一切不明(水無怜奈の名前は007の当て字)。
・キールは、両手足を撃たれボコボコにされながらも拷問に口を割らずに、敵に噛み付いて撃ち殺したという根性の持ち主。
・そのときキールを拷問した男は、黒の組織に潜入していた。
・ジンはその男(の組織?)の正体を何となく分かっている。FBIかな??後々ちゃんと描かれそうですね
・ジンはキールの居場所に目星をつけ、既にさぐりを入れているらしい。これが瑛祐?


前回の事件で明かされなかったこと。
キールが土門インタビューの時に少しためらったこと。
そして、コナンとバッタリし 嘘を見破ったにも関わらずに見逃したこと。
ベルモットの「まさか コレじゃないでしょうね?」のコレ。

気になってます。早く知りたいなぁ!これが今回の事件を通して明らかになっちゃう展開を待ってます!
次の巻が楽しみ。

今回の巻末についていたアニメ劇場版10作品ストーリーダイジェストなんですが、アレってコミックスに載せるべき物なのか??
アニメとマンガは別物でしょ。
と思いつつもバッチリ読んでしまった。半分くらいは見覚えあってビックリ。

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2 コメント

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Unknown (かずみ)
2006-02-18 13:43:15
 TBありがとうございます。

 hira-rinkoさんのおかげで、すっかり忘れていた水無怜奈さん関係の話と謎が分かりました!「水無さんと瑛祐は似ている」という設定だったんですね。気になってはいたんですが、何巻の事件だったか分からないので、読み返す気力もなかったんで助かりました。

 私もFBIが出てくるとテンション上がります(笑)。黒い組織を認識しているのは唯一FBIなので、核心部に近づくにつれてFBIの出番が多くなるかもしれませんね。
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こちらこそ (ひらりんこ/管理人)
2006-02-21 18:57:21
ありがとうございました

FBI良いですよね。

コナンはもっとFBIから情報集めるべきでは?と絡むのを期待してます
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