微妙な表情の写真を貼っつけ、幼稚園の体験入園へ出かけた私達。
さて、陽和音は子供達+先生という集団の中でどんな姿を見せるのか。
楽しみでしょうがない私。
教室に入ると丸く並べられたイスに子供達が座り、ママ達が周りを囲むよう準備されていた。
既に多くの子で席は埋まり、陽和音に残された席は入り口からちょうど向かい側。
『ひなくん、あっちに空いてるおイスあるから座っておいで!』
というとキョロキョロ空きイスを探しつつも動かない。
陽和音なりに何かためらっているのだろうか?
そこで、『ひなくん、あそこだよ! よーいどん!』
というと猛ダッシュで空いてる席へと走って行った。
単純なヤツ。
座るなりニヤニヤ。
ぐるっとどこを見回しても『お友達』の顔・顔・顔。
知り合いはいない。
子供がいっぱい居る状況がただただ嬉しい陽和音。
そこで始まったのがアンパンマンの手遊び。
とんとんとんとんアンパンマン♪
とんとんとんとんカレーパンマン♪
陽和音の大得意の手遊び。
しかし、なかなか手は動かない。
様子を伺っているのだ。
数回繰り返すうちに先生を見ながら手を動かしていく。
よしよし、陽和音もなかなか幼児らしいじゃないか。
そして次にフルーツが描かれたペンダントが登場!
『イチゴ!!』
『ミカン!!』
『ブドウ!!』
と次々紹介されるフルーツの名前を当てていく子供たち。
陽和音もワンテンポ遅れながらも自信満々に参加している。
大好きなフルーツばかりだもの。
そこで陽和音に配られたのは『メロン』のペンダント。
手渡されたペンダントを眺め、微妙な表情。
『えっと・・・・これ何だっけ?』おそらくそんな様子。
イチゴ・ミカン・ブドウ・・・・陽和音の大好物が出てくる中、ボクのこれはえーっと・・・?
メロンにあまり面識のない陽和音には反応しにくい相手だったのだ。
そんなフルーツを首に下げ、次第にそれが『メロン』だという事、自分は『メロン』なのだという事実を結構嬉しそうに受け止め、次のゲームへと参加していく柔軟な姿に、ちょっと笑ってしまった。
そういうのが幼児の可愛いところだ。
始まったゲームはフルーツバスケット。
ゲームの説明には、だいぶ先生達も苦戦していたようだった。
『先生がミカン!って言ったら、ミカンのお友達は違うおイスに座ります!』
何度か砕いて説明していたけれども、
その意味を理解出来た子がどれだけいただろう?
陽和音の頭には『ミカン』の一文字ぐらいしか入っていないと思われる。
その証拠に先生の説明に誰一人反応しないのが面白かった。
先生も、こんなに伝わらないものかと、手探りだったはず。
幼稚園に入ってからの一年で、子供たちはものすごい急成長を見せる。
現在の年少さんがこのルールを理解するまでにそれほど時間はかからないだろう。
入園前の子供達と向き合った時、きっと先生は一年の成長の大きさを実感するのだろう。
『それじゃぁ、やってみようか!』
ということで始まったフルーツバスケット。
案の定、『ミカン!』『イチゴ』という先生の呼びかけに、
自分がミカンだ、と分かるが動きを見せない子。
自分がミカンだということも忘れてボーっといる子。
などなど、可愛くて仕方がない子供たち。
『○○ちゃんミカンだね。お引っ越ししよう』
と先生に優しく手をひかれ、ようやく席を移動する子供たち。
しかし、子供達の集中力はスゴイ!!
だんだんとルールを理解し始め、自主的に動き始める。
3歳もなかなかやるじゃないか!!
『いいお耳でよーく聞いてね!』
という先生の呼びかけと、ジェスチャーにより、陽和音も真似して耳に手を当てる。
が、ママが見る限り、耳をふさぐ格好だ。
隣の子を見ても同じく耳をふさいでいる。
君たち、声が遠くなった気がしないかね??
まったく面白い。
そんな時に限って呼ばれます。
『メロン!!』
陽和音は耳をふさいだまま動かない。
耳をふさぐことに集中していて聞こえなかったのだろう。
席を移動する友達を面白そうに眺めている。
完全に人ごとである。
面白いのでそのまま見守る。
すると先生が『ひなとくん、メロンさんはお引っ越しだよ!』と手を引いて連れて行ってくれる。
やたら嬉しそうに席を移動していやがるぜ!!
そんな面白おかしいフルーツバスケットも終了し、次はアンパンマン体操。
やたらアンパンマンが好きな幼稚園の様だ。
陽和音も馴染みのある音楽が流れ、先生達が踊り始める。
『先生達の真似をしてみてね!』
という掛け声に、かなり上手に真似をする子供たち。
おお!すごい!!
と思っていた矢先、奇妙な動きをする生き物がちらちら視界に入ってくる。
そのまま目をそむけたかったが、これは息子に違いない!という責任感から渋々目を向けてみた。
やっぱり・・・・
陽和音の頭で『真似』という言葉は『お好きにどうぞ!』という言葉に変換されるらしい。
いつも通りの動き、いつもの自己流のステップで張り切っている。
みんなそれぞれ楽しんでいるとでも思っているのだろう。
次のディズニー体操でも様子は変わらず、
『小さな世界』をデカイ声で歌いながらクルクルクルクル回っていた。
その後、みんなが座ってお話を聞く中、またもや奇妙なポーズで立っている男を発見。
先生に『お座りしようね』と言われたが、
『ひなくんね、こーやってやってるの!』と自己主張。
先生苦笑。
何はともあれ、『全員ピシッ!っと揃わなきゃいけません!!』的な幼稚園を選ばなかったことだけは正解だったのだと、早くも確信した一日でした。
そんな陽和音も、きっと入園して集団生活というのを送るようになれば次第に溶け込んでいくのだろう。
集団に馴染む、というのは、嬉しくもあり、寂しくもある成長なのかも知れない。
さて、陽和音は子供達+先生という集団の中でどんな姿を見せるのか。
楽しみでしょうがない私。
教室に入ると丸く並べられたイスに子供達が座り、ママ達が周りを囲むよう準備されていた。
既に多くの子で席は埋まり、陽和音に残された席は入り口からちょうど向かい側。
『ひなくん、あっちに空いてるおイスあるから座っておいで!』
というとキョロキョロ空きイスを探しつつも動かない。
陽和音なりに何かためらっているのだろうか?
そこで、『ひなくん、あそこだよ! よーいどん!』
というと猛ダッシュで空いてる席へと走って行った。
単純なヤツ。
座るなりニヤニヤ。
ぐるっとどこを見回しても『お友達』の顔・顔・顔。
知り合いはいない。
子供がいっぱい居る状況がただただ嬉しい陽和音。
そこで始まったのがアンパンマンの手遊び。
とんとんとんとんアンパンマン♪
とんとんとんとんカレーパンマン♪
陽和音の大得意の手遊び。
しかし、なかなか手は動かない。
様子を伺っているのだ。
数回繰り返すうちに先生を見ながら手を動かしていく。
よしよし、陽和音もなかなか幼児らしいじゃないか。
そして次にフルーツが描かれたペンダントが登場!
『イチゴ!!』
『ミカン!!』
『ブドウ!!』
と次々紹介されるフルーツの名前を当てていく子供たち。
陽和音もワンテンポ遅れながらも自信満々に参加している。
大好きなフルーツばかりだもの。
そこで陽和音に配られたのは『メロン』のペンダント。
手渡されたペンダントを眺め、微妙な表情。
『えっと・・・・これ何だっけ?』おそらくそんな様子。
イチゴ・ミカン・ブドウ・・・・陽和音の大好物が出てくる中、ボクのこれはえーっと・・・?
メロンにあまり面識のない陽和音には反応しにくい相手だったのだ。
そんなフルーツを首に下げ、次第にそれが『メロン』だという事、自分は『メロン』なのだという事実を結構嬉しそうに受け止め、次のゲームへと参加していく柔軟な姿に、ちょっと笑ってしまった。
そういうのが幼児の可愛いところだ。
始まったゲームはフルーツバスケット。
ゲームの説明には、だいぶ先生達も苦戦していたようだった。
『先生がミカン!って言ったら、ミカンのお友達は違うおイスに座ります!』
何度か砕いて説明していたけれども、
その意味を理解出来た子がどれだけいただろう?
陽和音の頭には『ミカン』の一文字ぐらいしか入っていないと思われる。
その証拠に先生の説明に誰一人反応しないのが面白かった。
先生も、こんなに伝わらないものかと、手探りだったはず。
幼稚園に入ってからの一年で、子供たちはものすごい急成長を見せる。
現在の年少さんがこのルールを理解するまでにそれほど時間はかからないだろう。
入園前の子供達と向き合った時、きっと先生は一年の成長の大きさを実感するのだろう。
『それじゃぁ、やってみようか!』
ということで始まったフルーツバスケット。
案の定、『ミカン!』『イチゴ』という先生の呼びかけに、
自分がミカンだ、と分かるが動きを見せない子。
自分がミカンだということも忘れてボーっといる子。
などなど、可愛くて仕方がない子供たち。
『○○ちゃんミカンだね。お引っ越ししよう』
と先生に優しく手をひかれ、ようやく席を移動する子供たち。
しかし、子供達の集中力はスゴイ!!
だんだんとルールを理解し始め、自主的に動き始める。
3歳もなかなかやるじゃないか!!
『いいお耳でよーく聞いてね!』
という先生の呼びかけと、ジェスチャーにより、陽和音も真似して耳に手を当てる。
が、ママが見る限り、耳をふさぐ格好だ。
隣の子を見ても同じく耳をふさいでいる。
君たち、声が遠くなった気がしないかね??
まったく面白い。
そんな時に限って呼ばれます。
『メロン!!』
陽和音は耳をふさいだまま動かない。
耳をふさぐことに集中していて聞こえなかったのだろう。
席を移動する友達を面白そうに眺めている。
完全に人ごとである。
面白いのでそのまま見守る。
すると先生が『ひなとくん、メロンさんはお引っ越しだよ!』と手を引いて連れて行ってくれる。
やたら嬉しそうに席を移動していやがるぜ!!
そんな面白おかしいフルーツバスケットも終了し、次はアンパンマン体操。
やたらアンパンマンが好きな幼稚園の様だ。
陽和音も馴染みのある音楽が流れ、先生達が踊り始める。
『先生達の真似をしてみてね!』
という掛け声に、かなり上手に真似をする子供たち。
おお!すごい!!
と思っていた矢先、奇妙な動きをする生き物がちらちら視界に入ってくる。
そのまま目をそむけたかったが、これは息子に違いない!という責任感から渋々目を向けてみた。
やっぱり・・・・
陽和音の頭で『真似』という言葉は『お好きにどうぞ!』という言葉に変換されるらしい。
いつも通りの動き、いつもの自己流のステップで張り切っている。
みんなそれぞれ楽しんでいるとでも思っているのだろう。
次のディズニー体操でも様子は変わらず、
『小さな世界』をデカイ声で歌いながらクルクルクルクル回っていた。
その後、みんなが座ってお話を聞く中、またもや奇妙なポーズで立っている男を発見。
先生に『お座りしようね』と言われたが、
『ひなくんね、こーやってやってるの!』と自己主張。
先生苦笑。
何はともあれ、『全員ピシッ!っと揃わなきゃいけません!!』的な幼稚園を選ばなかったことだけは正解だったのだと、早くも確信した一日でした。
そんな陽和音も、きっと入園して集団生活というのを送るようになれば次第に溶け込んでいくのだろう。
集団に馴染む、というのは、嬉しくもあり、寂しくもある成長なのかも知れない。
いや、やっぱり冒険な気がしますが、ひなすけには、ゆる~い感じのが合ってるのかもしんないねえ。
年少の一学期って先生達ホント大変そうっ!