夕食の時、赤ちゃんが生まれて来る事についてひなくんと話し合った。
ご飯を食べながらというより、気づけばご飯を食べる手を止めて話し込んでいた。
それだけ夢中だったということだ。
ママのお腹が急に痛くなったらどうするか。
ママはお腹が痛くなったら思うように動けないことを説明する。
パパがいるから、パパがいればさ、パパがパパが・・・・と話の節々でパパに頼ろうとするひなくん。
しかしパパがいない時にお腹が痛くなることがあること、(現にその場にパパはいなかった)その時はひなくんが頼りだということを説明する。
ようやく自分が頑張るしかないことを自覚したようだ。
急に張り切りだした。
家の目の前にタクシー会社があるのを知っているひなくんは、
『車が来ないかちゃんと良く見てね、道路渡ってね、ひなくんね、タクシー呼びに行ってあげるよ!!』
しかし、その直後、
『それとも、パパが急いでステップワゴン買いに行って、それでステップワゴンで行く!?』
と提案して来た。
ひなくんとの会話は脱線が多いので、なかなか前に進まない。
っていうか、パパがいない時って言ってるじゃん。
しかも、ステップワゴン買ってる場合じゃないし。
『じゃぁさ、都バスで行けば!?都バスって早いよっ!!タクシー追い越しちゃうよ!?ひなくんのお家の下からすぐ乗れるし!!』
次はやたら都バスを押してくる。
確かに都バスでも病院最寄の駅までは行けるが、病院までは行けない。
だから都バスでもなく、ステップワゴンでもなく、なんとかママをタクシーに乗せて欲しいと頼み込む。
ようやく納得してくれたのか、
タクシーは張り切って呼びに行ってくれるということになった。
しかし、入院用のの荷物を持って欲しいとお願いすると、
『でもさぁ、ひなくんさぁ、重いの持ってると階段降りれないからママもってね!!』
とあっさり断られてしまう。
当たり前だけれど、ひなくんには陣痛時の緊急性は理解できない。
張り切ってくれるも、その時の事態は想像しようにも想像しきれないんだな~と思うと益々会話が面白くなってくる。
何とか病院に着いて、ママの赤ちゃんが生まれたら、という話になり、
ひなくんに赤ちゃんを抱っこしてね、と言ってみる。
『いいよ、ちゃんと首おさえるよ!』
そこはかなりの張り切りようだ。
そしてひなくんが生まれた時は、という話に。
ひなくんが生まれた時はごりさんが居て、パパとごりさんに抱っこしてもらったんだよ、と教える。
えっ!?パパとごりさん!?えっへっへっへ~!?
やたら楽しそうな反応である。
それでごりさんもお泊りしたの!?
以外な所が気になるようだ。
パパとごりさんはお家に帰り、ママとひなくんは病院にお泊りしたと教える。
そしてママはご(5日)だけの入院だったにも関わらず、ひなくんは箱(保育器)に入ってその後も(14日間)一人で病院にお泊りしていた事実を伝える。しかも、注射をしながら。
すると顔をくしゃくしゃにして
『ひなくんさぁ、ちっくんしていっぱい入院したからさぁ、痛かったんだよー』
とかなり辛かったアピールをしてきた。
『そっかぁ、ひなくん赤ちゃんの時は一人でお泊りもして、ちっくんもしてすっごかったね~。』
とほめてみる。
『うん、痛かったんだよ~』
更に痛かったアピール。
『覚えてる!?』
と聞くと
『覚えてない!!』
でしょうね。
まるで昨日のことのように辛かったアピールをしていたひなくん、相変わらずの演技力。
そして、ひなくんが生まれた時には違うお家に住んでいたこと、その時はステップワゴンがあってパパが病院まで連れて行ってくれたこと
などなどを、脱線したり、行ったり来たりしながらようやく説明した。
そして今回のママの入院中にひなくんには、ディズニーランドに行ったり、スカイライナーに乗って成田空港とか行けば!?などとひなくんを盛り上げたりしながら会話もひと段落させた時、
『はぁ~、疲れた~っっ』
ひなくん溜め息。
3歳児の気づかれ。
非日常を振り返ったり想像したりすることはとても疲れる事なんだなぁ。
それだけママの出産を現実的に捉え始めているんだなぁ。
ママと離れることを相当不安に感じながらも、自分も頑張ろう、自分がママのために頑張らなくちゃ!という想いが伝わって来て嬉しかった。
2歳半ぐらいから、あまりにもママっ子になっていたひなくんに、入院のことなどとても打ち明けられないと思っていた。
けれど、この数カ月でひなくん自信もかなり成長し、赤ちゃんが生まれるということをひなくんなりに一生懸命理解しようとしてきたのを感じて、ひなくんを信じてみよう。という気持ちになってきた。
かなり理解力のあるひなくんに、ごまかしは通用しないという気持ちもあり、包み隠さず話そうと決めた。
ただとても心配性のひなくんには、出産のこと、入院中のこと、赤ちゃんが生まれるということ、全部全部とーってもすごいことで、楽しいことで、嬉しいことで、という風に全てをプラスに傾けておくように、そこに私は今とても神経を使っているところである。
予定日まで一カ月を切った我が家。
ひなくんを含め、
『赤ちゃんのお名前どうしよっか~』
暇さえあればそんなつぶやきが聞こえている。
ご飯を食べながらというより、気づけばご飯を食べる手を止めて話し込んでいた。
それだけ夢中だったということだ。
ママのお腹が急に痛くなったらどうするか。
ママはお腹が痛くなったら思うように動けないことを説明する。
パパがいるから、パパがいればさ、パパがパパが・・・・と話の節々でパパに頼ろうとするひなくん。
しかしパパがいない時にお腹が痛くなることがあること、(現にその場にパパはいなかった)その時はひなくんが頼りだということを説明する。
ようやく自分が頑張るしかないことを自覚したようだ。
急に張り切りだした。
家の目の前にタクシー会社があるのを知っているひなくんは、
『車が来ないかちゃんと良く見てね、道路渡ってね、ひなくんね、タクシー呼びに行ってあげるよ!!』
しかし、その直後、
『それとも、パパが急いでステップワゴン買いに行って、それでステップワゴンで行く!?』
と提案して来た。
ひなくんとの会話は脱線が多いので、なかなか前に進まない。
っていうか、パパがいない時って言ってるじゃん。
しかも、ステップワゴン買ってる場合じゃないし。
『じゃぁさ、都バスで行けば!?都バスって早いよっ!!タクシー追い越しちゃうよ!?ひなくんのお家の下からすぐ乗れるし!!』
次はやたら都バスを押してくる。
確かに都バスでも病院最寄の駅までは行けるが、病院までは行けない。
だから都バスでもなく、ステップワゴンでもなく、なんとかママをタクシーに乗せて欲しいと頼み込む。
ようやく納得してくれたのか、
タクシーは張り切って呼びに行ってくれるということになった。
しかし、入院用のの荷物を持って欲しいとお願いすると、
『でもさぁ、ひなくんさぁ、重いの持ってると階段降りれないからママもってね!!』
とあっさり断られてしまう。
当たり前だけれど、ひなくんには陣痛時の緊急性は理解できない。
張り切ってくれるも、その時の事態は想像しようにも想像しきれないんだな~と思うと益々会話が面白くなってくる。
何とか病院に着いて、ママの赤ちゃんが生まれたら、という話になり、
ひなくんに赤ちゃんを抱っこしてね、と言ってみる。
『いいよ、ちゃんと首おさえるよ!』
そこはかなりの張り切りようだ。
そしてひなくんが生まれた時は、という話に。
ひなくんが生まれた時はごりさんが居て、パパとごりさんに抱っこしてもらったんだよ、と教える。
えっ!?パパとごりさん!?えっへっへっへ~!?
やたら楽しそうな反応である。
それでごりさんもお泊りしたの!?
以外な所が気になるようだ。
パパとごりさんはお家に帰り、ママとひなくんは病院にお泊りしたと教える。
そしてママはご(5日)だけの入院だったにも関わらず、ひなくんは箱(保育器)に入ってその後も(14日間)一人で病院にお泊りしていた事実を伝える。しかも、注射をしながら。
すると顔をくしゃくしゃにして
『ひなくんさぁ、ちっくんしていっぱい入院したからさぁ、痛かったんだよー』
とかなり辛かったアピールをしてきた。
『そっかぁ、ひなくん赤ちゃんの時は一人でお泊りもして、ちっくんもしてすっごかったね~。』
とほめてみる。
『うん、痛かったんだよ~』
更に痛かったアピール。
『覚えてる!?』
と聞くと
『覚えてない!!』
でしょうね。
まるで昨日のことのように辛かったアピールをしていたひなくん、相変わらずの演技力。
そして、ひなくんが生まれた時には違うお家に住んでいたこと、その時はステップワゴンがあってパパが病院まで連れて行ってくれたこと
などなどを、脱線したり、行ったり来たりしながらようやく説明した。
そして今回のママの入院中にひなくんには、ディズニーランドに行ったり、スカイライナーに乗って成田空港とか行けば!?などとひなくんを盛り上げたりしながら会話もひと段落させた時、
『はぁ~、疲れた~っっ』
ひなくん溜め息。
3歳児の気づかれ。
非日常を振り返ったり想像したりすることはとても疲れる事なんだなぁ。
それだけママの出産を現実的に捉え始めているんだなぁ。
ママと離れることを相当不安に感じながらも、自分も頑張ろう、自分がママのために頑張らなくちゃ!という想いが伝わって来て嬉しかった。
2歳半ぐらいから、あまりにもママっ子になっていたひなくんに、入院のことなどとても打ち明けられないと思っていた。
けれど、この数カ月でひなくん自信もかなり成長し、赤ちゃんが生まれるということをひなくんなりに一生懸命理解しようとしてきたのを感じて、ひなくんを信じてみよう。という気持ちになってきた。
かなり理解力のあるひなくんに、ごまかしは通用しないという気持ちもあり、包み隠さず話そうと決めた。
ただとても心配性のひなくんには、出産のこと、入院中のこと、赤ちゃんが生まれるということ、全部全部とーってもすごいことで、楽しいことで、嬉しいことで、という風に全てをプラスに傾けておくように、そこに私は今とても神経を使っているところである。
予定日まで一カ月を切った我が家。
ひなくんを含め、
『赤ちゃんのお名前どうしよっか~』
暇さえあればそんなつぶやきが聞こえている。