連休中に、クリニックの入り口の階段を、より安全により明るいスペースにするための、工事を行っています。
その中で、用事があって昨日と今日は、九州に1泊2日で行ってきました。昨日の午後と今日の午後で用事を済ませ、今日の朝は、母を由布院に連れて行きました。正月には、雪で行けなかったのです。元旦 帰省
由布院は、初夏の蛍、夏の避暑、秋の紅葉、冬の雪景色、朝霧と、四季折々いつ訪れてもよい所です。ただしゴールデンウィークの由布院は、新緑が見事ですが、恐ろしく混雑しますので、あまりお勧めしません。今日は、まだ混まない朝のうちに着いて、天井桟敷でモーニングセットを食べて、金鱗湖周辺を散策しただけで、混む前に帰って来ました。帰るときには、対向車線は、高速道路の出口から由布院の中心まで数キロに渡って車が連なり、ほとんど動かない状態になっていました。
冬の朝、金鱗湖の湖面から立ち上る霧は神秘的で、一見の価値があります。この季節でも少し朝霧を見ることができます。この写真で、湖面に湯気のようなものが見えるのが、分かるでしょうか。
天井桟敷では、この窓際のテーブルが一番気に入っています。この窓からの眺めは、どの季節でも最高です。モーニングセットは一見普通ですが、温泉卵、パン、バター、チーズ、ジャム、ヨーグルト、蜂蜜、鴨のハム、ピクルス、すべてが地元の名品です。
母は来年米寿ですが、思ったよりも元気だったので安心しました。旅行にはいつも、移動中などに読む本を持っていくのですが、今回は、亜沙郎先生も推薦されていた” ニーチェの言葉”。行きの飛行機で半分読みました。ところが夜のうちに母が勝手に読んで、「ニーチェの考え方は私とそっくりだ」とえらく気に入っていたので、置いてきました。帰りの飛行機は、睡眠タイムになりました。