障害者とともに...

障害児(者)福祉についての私的な考えをつづります。

つらいこと・・・

2005年05月13日 03時33分00秒 | 実践日報
自閉的傾向の仲間・・・前にも少し出てきましたが・・・・
すべての人がそうだとは言いませんが、親の中には仲間のパニックがあったときに
「ごめんな・・・痛かったやろ~」という人がいる。親なのだから
そう思っても仕方がないとおもう。

パニックは仲間にとって限られたコミュニケーションの一つだとおもう。
(てんかん発作を持つ仲間の中には、発作とパニックとの関係性も否定できないと思う。)
「僕(わたし)はこれがしたいのに~何で分かってくれへんの!」といった言葉が見え隠れする
パニックもよくおこる。

確かに、パニックで、他傷行為や自傷行為にいたる場合も多く他傷のケースだと
僕自身も引っかき傷が多い事もある。
しかし、パニックだからこそ、彼らから逃げず・・・時には引き寄せて
そっと「大丈夫・・・わかったよ・・・ごめんね・・・」と
声をかける事も必要だとおもう。

大人になれば、力も出てくるし、パニックを抑えきれない事もある。
しかし僕たち職員は、そこから逃げたはいけない。と思うのです。

1 コメント

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自閉症のパニック (purenaheart)
2005-05-13 23:43:09
いろいろな原因があるのでしょうが、本人たちが彼ら自身の中で何が起こっているのか言うことができないのですから、親や支援者は想像する以外にありません。ですからどのような受け取り方をしてもいいと思います。

誤解される事を恐れずに書けば、パニックを起こすことでリズムを作っていると思える人もいます。この方の場合、波というのでしょうか、ドカンと大きな波が来るよりは、小さなパニックが短い間隔であった方が本人も辛くなさそうな事があります。

パニックになること自体が悪と見ないで、うまく付き合うことだと思います。
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