障害者とともに...

障害児(者)福祉についての私的な考えをつづります。

くやしくて....

2004年09月28日 02時23分01秒 | 実践日報
 くやしい…というか、なんと言っていいのか分かりませんが…

 昨日の記事にコメントとTBをもらって、すごく悔しいと言うかなんというか、でも僕は、身内に障害を持っている人がいなくて、話では色々と聞く機会はあるのですが、その事に対して、特にネット上のこととなると特に何もできないのが悔しくてたまりません。
 僕が関わっている仲間の家族の方から伺う事は「一日でもいい自分の子供より長生きしたい」と言う事です。この家族の方々の気持ちはすごくつらいです。一日でも早く安心できる日を作ってあげたい。そのために毎日仲間たちと頑張っています。何ができるのかわかりません。でも、仲間たちだって、立派な人間です。だからこそ、きっと彼らはどんなにつらい事があっても一生懸命生き抜いています。僕は仲間たちと出会えてすごく幸せです。そして、僕も必死に生きています。障害者とともに…24時間365日いっしょにいる家族の苦労は分かりません。このままこの子が...と思う事もあるでしょう。僕だって正直なところ、そう思う事はあります。でもいつも思うんです。彼らがいなければ、僕だってどんな生活をしていたかわからない。仲間と共にこれからもずっといろんな苦労を乗り越えてガンバって行きたい。どんな人もやっぱり一人じゃ生きていけないんだから...

僕が一番やらなくちゃ!

2004年09月27日 01時23分04秒 | 実践日報
社会で自立して欲しい!そう思っていても、僕が一番自立しなくちゃ...と思う
 仲間たちの自立を考えるとき、この社会の中で「権利」が保障される中で、自立を考えるとき「本当にこれでよかったのか」と考えるときがあります。
 休みの日に、僕は家の中でぼーっとしてる事が多いのですが、親といっしょに暮らしていて、すごく楽して生活していて、こんなことしている僕が、自立を語るなんて本当にいいのかなぁと思います。
 仲間もその家族も、作業所に通っている事を楽しみにしてくれているし、信頼もしてくれている。それは感じるのですが、それを裏切らないように毎日実践をしている。僕は誰に対して実践をしているのか?本当に仲間たちと向き合って実践しているのか?と思うのです。そして何より僕自身が自立しないといけないのだと...この世の中はいろんな事が起こります。僕はその事に本当に目を向けて、僕が感じた事、思った事を仲間たちに返していく事が大事なのだと思います。だから、僕はもっといろんな事を世の中を見る目を持たなくてはいけないと思うのです。
 僕も自立して、仲間たちの自立の事も考えて、いっしょにこの社会の道のりを歩いていきたいと思います。


*今回はいいわけと言うか愚痴というか...お恥ずかしいです。

特効薬?

2004年09月26日 05時42分35秒 | 井戸端会議室
う~ん、なかなか続けて記事かけない!でもゆっくりマイペースを基本で!

 この仕事をしているせいなのか?それとも僕の性格?オーラなのか?いわゆる、「マルチ商法」とか「新興宗教」みたいなものに声をかけられるような気がします。
 声をかけられてまず聞かれるのが、「どんな仕事をしているの?」です。
 僕は周りの人から「えらい仕事してるね~」とか言われるのなんとなく違和感あって嫌なのですが、仕事に対する誇り?と言うかプライドは持ってる方なので、なんのためらいもなく「障害者福祉の仕事をしています。」と答えます。すると、新興宗教の人は特に「~と言う障害を持った人が、この宗教に入信して毎日欠かさず修行(お経読んだり?)をすると、障害が軽くなった。」とか、マルチの人たちも「この商品を毎日使っていると、障害も軽くなり、性格的にも暗かったのが明るくゲンキになった!」とか行ってきます。そして僕にも、仲間たちにぜひ勧めて欲しいとまで言ってくる。
 そして、そんな人たちに対して僕は必ずこう切り返す。
 「本当にその商品(信仰)で障害がよくなるんですか?完全に治るんですか?だとしたら、もっと拡げてください。なんで拡がらないんですか?そして、いつの間にかこの世の中から障害者はいなくなる。早くそうしてください。」と...
 この世の中に障害に効く特効薬みたいなものがあるなら、仲間本人も何もここまで苦労する事はない。家族の人たちだって、こんなに頑張らなくてもいいはず!
 こんな話をすると、僕を勧誘しようとしていた人たちは、一瞬反論してくるが、たいがいの人はあきらめる。だって特効薬なんてあるはずがないんだし...ましてや僕は、家族の人たちは特効薬を求めているような気がしないから...障害がなくなることより、毎日大変な事も正直多いけど、仲間たちにはただ、一日でも長生きしていて欲しい、ただそれだけです。

今回の記事は、色々な意味で違和感を感じる方も多いかと思います。ぜひコメントください。よろしくお願いします。

今日は休み明け!

2004年09月21日 23時58分59秒 | 実践日報
今日は休み明けで、みんな少しゆっくりペース。
 今日は、僕も含めて(><)すこしゆっくりペースだった。そんな日もまぁあってもいいか~なんて思いながら、仕事をしていた。

 そんななか、一人頑張る仲間がいた。

 彼は、難聴で、言葉がハッキリしないが、

 僕「がんばってるなぁ」
 仲間「(うん)」

 僕「うまいことできてる?」
 仲間「(ばっちり)」(OK!のしぐさ)

 こんなやり取りが続いた。

 仲間たちにとって、仕事は本当にやりがいのある事ばかりなのかもしれない。
ゆっくり過ごす家での時間・頑張って働く作業所での時間...
 そして僕は思った。仕事も、それ以外のことももっといろんな事を体験できるような
作業所での活動を作っていかなくちゃいけないな~連休明けがなんだー

街の中で...

2004年09月19日 22時24分06秒 | 井戸端会議室
今日は連休2日目!街をぷらっと歩いてみると
...僕の近所ではかなりでかい繁華街!大阪の町を歩きました。
 僕は、なんとなく町の中をそれもちょっとにぎやかなところから、離れたウラの路地を歩くのがすきで...(決して給料日前でお金がないから...じゃないよ)よく歩き回るのですが、今回は、大阪駅から少し離れた、西天満のまちを歩いてきました。

 今回もほんと静かで、ちょっと歩いていると、おうちの前の花や植木をいじってるおばあさんと遭遇!「こんにちは」と声をかける。

 おばあさんは「こんにちは~」「あついねぇ」
 なんて答えてくれる。

 繁華街の中を歩くとなんだか「いや~な」物を感じるが
 今日はそうではない...あたたか~い物をかんじました。

 僕「きれいにしてはりますね~」

 おばあさん「そやけど今年は暑かったから、すぐにかれてもうてあかんわ~」

 確かにそうである今年は暑かった(><>
  ・・・・僕は、毎日仕事をしていて、障害を持つ仲間たちと、試行錯誤しながら
   やっている。そんな中でも地域の人たちに本当にあたたかく受け入れられて
   なんてしあわせなんだろうと思う・・・・

 また、ときどき歩きに行こうっと