障害者とともに...

障害児(者)福祉についての私的な考えをつづります。

井戸端会議室

2006年09月19日 14時24分42秒 | 井戸端会議室
ここでは、ネット上に参加されている皆さんとおしゃべりを楽しむところにします。トラバ大歓迎です。(ただしへん変なのはだめですよ。チャットよりかは自分のペースで気軽のお話できると思いませんか?

  今回のテーマは「自立支援法本格スタートまでもう少し?!」
  (実際制度を利用している人たちかからの感想)

テーマの案も同時によろしく。

生活作り

2005年11月04日 13時45分22秒 | 井戸端会議室
自立支援法→名前は立派!しかし負担増!

障害を持つ仲間たちの自立生活作りを考える時に
外せなくなってしまったこの法律をどう利用していいのか悩むところである。

全容が明らかになるまでは、まだまだ時間がかかりそうなのだが、
障害者にとって特にこれまでも自立した生活を送ってこられた方には
負担が増えることが必至となりそうである。

グループホームからアパート暮らしを始めた方もそのようだ
仕事をはじめて余裕はないが、アパート暮らしを始めた方も、
今回の自立支援法ができたことで、またグループホームに戻らなくてはいけなくなる
月6万近い家賃を払うと、支援サービスの自己負担で、所得のほとんどがなくなって
しまう。

自立生活の形をどう規定するのかが難しいところだが・・・
(僕は、「脱施設」を主張する立場ではないです。)
グループホームや入所施設のあり方を考えるべきである。

そして、それらの入所型の施設での自立の意味を見直さなくてはいけない。
今回の自立支援法では、サービスを受けるのに1割の負担がかかる。
ということは、よく言われることでもあるし、僕も主張してきたところだが
生活するために、生きていくためにお金がかかるということになる。
つまり、お金がないと支援サービスが受けられなくなり、生活もできなくなってしまう。
それならば、入所型の施設等で、家賃とか食費とかをなるべく軽減・または
一緒に暮らす仲間たちと分け合うことで、支援サービスに使えるお金が残る・・。
そういうことなのか?
入所型の施設ではどれだけ自立生活をプライバシーを守ることができるのかが
課題になるだろう。

どんな生活をするの?

2005年10月27日 13時18分45秒 | 井戸端会議室
う~考えることがいっぱいで・・・

仲間の皆さんや関係者の皆さんの実態をいろいろお待ちしています。
どれだけの人が、このブログを見てくれているのかはわかりません。
でも、その人たちが、どこかで自分たちの実態を見せることは
決して無駄なことだとは思いません。
コメント欄(どの記事のでもいいです。)にお書き添えください。

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僕は、様々な障害を持った人と毎日を共にしている。
いいのか悪いのか、支援費には属さない。無認可の施設である。
その分、自由にやらせてもらっている。

作業活動がないときや、下請け作業が暇な時は、
思いつきで外に出てみたりする。
みんなと一緒に・・。

食事の時間・・・僕は食育とか難しいことは分からないが、
美味しく・楽しく食事できればいいのではないかと思う。
だから、必要な援助(介助といったほうがいいのか?)は、
生きるために必要なので当然のごとくやってきた。

今回の法制度改革は、この「生きるため」の部分にも均等に当事者負担を強いるもの
すごく飛躍した見方かもしれないが、命の値段・・・といってもいいのではないだろうか
国会の中で現場の声も聞かずにいる議員の皆さんは、トイレに行くのにお金を払いますか?
たとえば、エレベーターの中で、ボタンから離れた位置にいたとき「○階お願いします」
といって、ボタンを押してもらった時にお金を払ってくれ!といわれたことありますか?

これは、どう考えてもおかしくないでしょうか?


総選挙おわりましたね・・・。

2005年09月14日 14時39分40秒 | 井戸端会議室
総選挙が終わりましたね~。
自民党が圧勝と言うことですが、
郵政民営化法案を含めて、廃案された障害者自立支援法案も再提出されることが
やっぱり、どうしても心配されるわけです。

自民党単独で過半数以上の議席を取ったわけです。連立を組んでいる公明党は意味があるのでしょうか?

八代さんは、自立支援法案は推進(提出)した側の人でしたが、郵政民営化法案
には、反対派でした。刺客を送りこまれて、今回の総選挙で落選・・・
僕は、あの委員会の中継を見ていて腹が立ったことを思い出しました。
車椅子に乗ったあなたが、どの国会議員よりも障害者の気持ちを分かってくれていると
思っていたのですが、議員になるとそんな気持ちすっかり忘れちゃうんでしょうか?
金銭感覚だって・・・今のあなたは代議士だし、給料もいいんでしょう?それでは、本当の苦しさを赤ら無いはずです。

さぁみなさん、障害者の自立支援をどのようにするのか?私たちの選んだ議員さんは
どのように働いてくれるのか・・・。どのように働いてもらうのか・・・なのかもしれませんね。

更新!更新!(某○ジテレビの番組を見て・・・)

2005年05月30日 00時52分28秒 | 井戸端会議室
がんばって更新しないと・・・ですね。
最近考えてる事は・・・自立支援法が決まりそうななかで、仲間にとって
どんなことが自立で、僕達はどんな支援ができるのか?ってことです。

毎日仲間達と仕事をしていて、「これでいいのか?」なんて思うのです。
経済的な自立!というところで言えば、作業所でもらえる給料なんてまだまだなんですが
給料をもらうこと、額の大きさでなく、その行為が大事だと思うのです。

障害者の支援も、老人の支援も・・・「平等」という名の下に
定率(応益)負担の原則が強行されようとする。
そうなると経済的な自立が必要になる。でも、一生懸命仕事に打ち込む事だけが
大事な事なのでしょうか?
あるテレビのニュース番組で特集として報告されていた中で
「過剰な支援は、自立を妨げる」とか言ってる行政の方がいました。
それってどういうことでしょう。自立していくためには、なくてはならない支援だってあるんです。
そして、その必要性は、障害の程度や個人の環境によって様々です。
明確な枠づくりはできません。

僕がやっている仕事もそういう意味では日々矛盾との葛藤です。

相談や本当に個人のことで真剣に考えたり、仲間自身がゆっくり話せる場が必要なのかもしれません。