おはようございます。
今日の写真は花瓶です。
公園施設内の芝生広場前にある寿昌園(元直江小学校跡地)現在は「老人憩いの家」と名前がつき、まさにご老人の方を中心に無料(冷暖房を使用される場合は1時間105円の使用料がつきます)で貸し出ししている公民館みたいなものです。
そこでは陶芸教室、手芸教室とさまざまなサークル活動があり、中でも陶芸教室のおじいちゃんおばあちゃんにはいつも私達スタッフを可愛がってもらっているんです。
写真の花瓶。陶芸教室の井原おじいちゃんから頂きました。
おじいちゃんは私達スタッフが自宅で使うご飯茶碗まで作って来てくださったんですよ。
そして昨日は管理棟に来られ公園トイレについて気持ち良く使って頂くには・・とおじいちゃんの気持ちを話してくれました。
おじいちゃんは何年もこの寿昌園で作業し、常に寿昌園隣トイレ使用のマナーの悪さに腹立たしく思っていたそうです。
そしてそこに花1本飾ってあるだけで、
公園トイレを使用される方がほっとできるのではないだろうか?
キレイにしなくてはならないと思うのではないか?
と自分が作った花瓶を下さると言うのです、しかも斐川町9つの街区公園全てのトイレにですよ!どうですか?おじいちゃんの優しい気持ちわかりますよね
そして管理棟にもこのステキな花瓶を頂きました
晴れたら家からお花もって来てちゃんと飾るからね、おじいちゃん。
最後におじいちゃんは何でも欲しいものや作って欲しいのがあたら言ってな、って言ってくれたので私はおじいちゃんにひとつ我がままを言いました。
「おじいちゃんがいらんやつでいいけん、、管理棟のお菓子皿になるようなのないですか?」
そしたらおじいちゃん
「いらんやつみたいな皿はあげられんわ、こぎゃん管理棟みたいなとこでみんなが見る皿だに、一番いいやつあげらんと」とにんまり。
一生懸命作って最高の出来だ!って思う品を寄贈して快く使って欲しいと願う井原おじいちゃん、とっても優しくっておちゃめで、大好きなおじいちゃんの一人です。
みんなが斐川公園を快く利用できるようにスタッフはもとよりですが地元の方々のボランティアで守られているんですよね、このような事、利用者の方々は知っているのでしょうか・・・いや、知って欲しいと願うばかりです。