中小企業の為の人を育てる行動評価制度

行動評価制度の導入により、社員のやる気を出させ、能力を向上させ、そして成果が上がる仕組みづくりにお手伝いいたします。

私心を離れて利益を見る

2012年04月18日 05時31分17秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

経営者の皆さん、おはようございます。

今週は比較的暖かい気温が続いていますね。過ごしやすい季節になってきましたね。

本日は「私心を離れて利益を見る」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「経営者にとって、税金は身を切られる思いがします。一生懸命稼いで得た利益、それは売掛金などもあり、必ずしも現金で残ってはいないのですが、その半分以上を即金で払わなければならないのですから、税金はとは過酷なものです。」

売掛金ばかりで実質には現金でない場合でも、税金は待ったなしですね。それ以外にも社員の給料とか即金で払わなければならないものがおおいです。黒字倒産という事が起こりえますね。

では続きを紹介しましょう。

「これは経営者にしか分からないかもしれません。従業員にとっては、会社のお金ですから痛くもかゆくもありません。しかし、経営者には、自分のお金をもぎ取られるように思えてしまうのです。そのため、税金を納めないがために小細工を始める経営者が出てくるのです。」

最後は次ぎのような文章で締めくくられています。

~中略~

「私は、経営はゲームだと考えるようにしています。つまり利益をお金と考えず、得点と思うのです。そうすれば、第三者的に淡々と利益を見ることができるようになり、判断を誤ることはありません。やはり、私心を離れること、それが経営のコツと言えるでしょう。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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新大阪の社会保険労務士 井上光労務サポートオフィスでした。


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