中小企業の為の人を育てる行動評価制度

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無私の心が人を動かす。

2012年01月15日 05時18分57秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれました『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

皆さん、おはようございます。今日からは『部下・後輩を持ったときのために』というテーマで展開していきます。まずは「無私の心が人を動かす」です。

では早速ご紹介していきましょう。

「人を動かす原動力は、ただ一つ公平無私ということです。無私というのは、自分の利益を図る心がないということです。あるいは、自分の好みや情実で判断をしないということです。無私の心を持っているリーダーならば、部下はついていきます。逆に、自己中心的で私欲がチラチラ見える人には、嫌悪感が先立ち、ついていきかねるはずです。」

本当に”無私の心”というのはできるのでしょうか。心の奥底では”自分の利益をはかってしまう”のではないでしょうか。ただそれが前面に出てきてしまうと、この本にも書かれているように”嫌悪感”がうまれてくるとおもいます。できるだけ公平無私にいこうと思うのですが、みなさんはいかがですか。


では続きを紹介していきましょう。

「明治維新の立役者、西郷隆盛は、”金も要らない、名も要らない、命も要らないというやつほど、始末に負えないものはない。しかし、始末に負えない者でなければ、国家の大事を任せるわけにはいかない”という言葉を残しています。つまり私欲が無い者でなければ、高い地位につけるわけにはいかないと言っているのです。」

今の日本の政治家の人たちに、改めて聞かせたいことばですね。これは、経営者だけでなく、部下を持つ立場の人にも共通するのでしょうね。

最後は次のような文章で締めくくられています。

「リーダーの指示ひとつで、部下の士気も上がれば、部下が苦しむことにもなります。それなのに、自分の都合によって指示をしたり、ものごとを決めたり、感情的になったのでは誰もついてきません。リーダーは、まず自らの立つべき位置を明確にすべきです。そして、私利私欲から脱却した、自分の集団のために、というような大義に、自らの座標軸を置くべきです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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