中小企業の為の人を育てる行動評価制度

行動評価制度の導入により、社員のやる気を出させ、能力を向上させ、そして成果が上がる仕組みづくりにお手伝いいたします。

心が偉大な業績を生む

2012年02月29日 05時44分25秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

いよいよ2月も今日でおしまいですね。
3月は多くの会社で決算の月ですので、最後の追い込みですね。


では早速ご紹介しましょう。

本日は「心が偉大な業績を生む」からです。


「私は、人の心をベースにした経営を行ってきました。言い換えれば、どのようにすれば、強固で信頼のできる心の結びつきというものを企業内において実現できるかということに、焦点を絞って経営を進めてきました。」


まさにこの本の表題『心を高める』ですね。稲盛さんの場合、理論的なことから入るのではなく『心』というものを大切にされています。素晴らしい『心』ですね。


では続きを紹介します。

「愛されるためには愛さなければならないように、心をベースにした人間関係を築くには、素晴らしい心の持ち主に集まってもらえるような素晴らしい心を、経営者自らが持たねばなりません。そう考え、私は経営者としてのわがままを自戒しています。」

稲盛さんだけでなく、立派な経営をされている経営者の方はみなそうだと思うのですが、「わがままを自戒」されているのではないでしょうか。
そうでない経営者であれば、一時は時流に乗り順調に行っているように思えますが、やがては衰えてくるのではないでしょうか。強固な心の結びつきが無ければ、会社は伸びていかないとおもいます。


最期は次の文章で締めくくられています。

~中略~

「歴史をひもといてみても、人の心がもたらした偉大な業績は枚挙にいとまがありません。また逆に、人心の荒廃が、集団の崩壊をもたらした例も我々は数多く知っています。心は心を呼ぶということを忘れてはなりません。」


稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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企業哲学を打ち出す。

2012年02月27日 05時55分28秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


皆さんおはようございます。

この週末から今週にかけて寒くなりましたが、風邪などひいていませんか。

今日は「企業哲学を打ち出す」からです。


では早速ご紹介していきましょう。

「日本式経営が注目を浴びています(この本の初版は1989年5月6日です。したがってこの当時のことです。)欧米からみれば、”なぜ会社ののために、社員が懸命に働いてくれるのか”が理解できず、きっと素晴らしいシステムがあるに違いないと考えているのです。」

社員が懸命に働く、というのは理解できないのでしょうね。日本人独特なんでしょうか。
でも今の時代はどう思われますか。


では続きを紹介します。

「そうではありません。日本人の勤勉性は、勤勉を貴く思う日本古来の伝統的な価値観に基づいています。日本企業が優秀なのも、その価値観を持った中堅社員が、一生懸命に働いてくれるからです。」

いまから20年以上の前のことですので、今の時代と違和感を感じている方も多いのではないでしょうか。
まさに稲盛さんもこの本の中で、予感されています。

ではさらに続きです。

「しかし、あと十年もすれば、豊な時代に育った世代が企業でも中心を占め、個人主義が台頭してきます。そうすれば、アメリカ産業の没落が、個人主義の行き過ぎによる働くマインドの消失から始まったように、日本の企業も衰退の道をたどっていくに違いありません。」

いまから20年以上も前に、今の状態を予感されているのです。
本当びっくりしてしまいますね。

そしてこの本の最期は次の文章で締めくくられています。

「個人主義のアメリカでも、IBMやヒューレットパッカードのように、企業の思想、哲学を懸命に説き、発展を続けている企業があります。日本の経営者も、古き良き時代の倫理観からくる社員の勤勉性に甘えることなく、若い社員に対して、働く意義、生きがいとなる企業哲学を打ち出し、共感を得るように努力しなければ、アメリカ産業の没落を他山の石とすることはできません。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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お客様に尊敬される

2012年02月25日 08時46分01秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。
これが私が普段使っている名刺です。いかがですか?

皆さん、おはようございます。
昨日更新できず申し訳ありませんでした。忘れていたわけではないのですが、昨日開催のセミナ―の準備の確認やら、今受注している就業規則の作成&見直しとやらがあり、このブログのネタをつくるのを”忘れていました!!”


そんなんで土曜日に更新しています。
また本日から名刺もUPしました。私の”笑顔”素敵だとおもいませんか。(自分でいっていればダメですね)


今日は「お客様に尊敬される」からです。


では早速ご紹介しましょう。

「商いとは、信用をつづっていくことだと言われています。自分を信じてくれる者が増えてくると、儲けも多くなってくるというのです。また、”儲け”という字は、信じる者と書くのだといいます。古くからこのように言われているのですが、私はまだこの先があるように思います。」


何事もそうだと思うのですが、自分を知ってもらう、つまり信用してもらえるようにならないと仕事にはむすびつきませんよね。「あの人はちょっとどうかな?」このような状態では仕事には結びつきません。
「あの人ならよさそうだな。」このように思ってもらえるようにならなければ仕事に結びつきませんし、”儲け”にはつながりません。だけど”儲け”という字は、『信じる者』なんですね。


では続きを紹介しましょう。


「もちろん、信用というものはベースです。いい品物を安く、正確な納期で、そして素晴らしい奉仕の精神でお客様に提供することで、信用を得られますが、売る側に徳性は人徳があるとしますと、それは信用を超えて、お客様から尊敬されるという状態になります。」


先ほど書きましたが、「あの人ならよさそうだな。」まずこれがベースなんですね。買う側もまだ何も買っていませんから、本当にいい品物が提供されるかどうかわかりません。この本にあるように『いい品物を安く、正確な納期で、そして素晴らしい奉仕の精神でお客様に提供』これがあっては初めて信用が確固たるものになってきます。
さらにこの本では、『信用を超えて尊敬』 これが商いの『極意』なんですね。

~中略~

そしてこの本の最期は次のような文章で締めくくられています。

「徳性とは、価格、品質、納期など、物理的なパフォーマンスを超えたところにある、商いをする人間が持つべき哲学です。言い換えるならば、人をして自然と敬服させるだけの器量です。これが備わってはじめて、素晴らしい商いをすることができるのです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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お客様に喜んでいただく。

2012年02月22日 05時55分00秒 | ビジネス
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この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


今日は「お客様に喜んでいただく」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「企業が利益を追求する集団であることをはき違え、自分たちだけが儲けんがため、という仕事の進め方をしているケースがあります。これは絶対にあってはならないことです。社外の客先は当然ながら、社内の部門間であっても、相手に喜んでいただくということが商いの基本です。」

結構忘れがちなのは、社内間であっても相手に喜んでいただく、ということですね。社内だからいいだろう、という考えですと、ついついお客様に対しても態度ででてしまいます。怖いことですね。特に納期が切羽詰まっているような場合であっても、社内間でも相手に喜んでいただく、という考えは持ちたいものです。

ではつづきをご紹介していきましょう。

「私たちが納期に追われて、一生懸命に働くのも、お客様が必要とされるときに品物を届けたいと思うからです。また”手の切れるような品物”をつくらなければならないのも、お客様の要望に応えたいと思うからです。そして、お客様がさらに高い利益を上げられるように、新製品の開発を行わなければならないのです。」


『お客様がさらに高い利益を上げられるように、新製品の開発を行わなければならないのです』そこまで考えている企業がどのくらいあるのでしょうか。この考えには正直驚きました。
新製品の開発をおこなっているのはどの企業でも当然なのですが、それは自社の売り上げを上げるため、またはライバル会社との競争に打ち勝つためではないでしょうか。ここまで考えている企業は必ず伸びていきますよね。


そして最後は次の文章で締めくくられています。

「自分たちの利益のみを考えるケースが非常に多いようですが、そのように自己中心的にものごとを考えている人には、ビジネスチャンスは訪れにくいものです。素晴らしいビジネスができる人とは、相手が儲かるようにしてあげる人です。これがビジネスチャンスをもたらし、ひいては自分の利益を生むのです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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公明正大に利益を追求する。

2012年02月20日 05時54分06秒 | ビジネス
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この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

今日は「公明正大に利益を追求する」からです。
では早速ご紹介していきましょう。

「経営者は、自分の企業、集団のために、利益を追求しなければなりません。これは決して恥ずべきことではありません。自由競争の原理が働いている自由市場において、堂々と商いをし、得た利益は正当なものです。厳しい価格競争の中で、合理化をし、付加価値を高める努力を払い、経営者とその集団が額に汗してかち取った利益ですから、堂々と得られてしかるべきです。」


企業はボランティア集団ではありませんので、正当な経済活動をして得た利益は堂々と次の投資に充てればいいのです。現実には中小企業では利益を追求したくてもできない、という現実はありますね。

では続きを紹介しましょう。

「しかし、利益を追求するあまり、人の道として恥ずべき手段をもって経営を行ってはなりません。公明正大に、仕事を通じて、製品を通じて自分たちの努力の成果として、高い利益を得るという、正道を歩むべきです。」


間違った方法で利益を追求するばかりに、後に新聞紙上を賑わせる企業も実際にはあるのも現実ですね。

最期は次の文章で締めくくられています。

「人々の利益に反するような、卑劣な手段をもって、一攫千金を夢見るようなことがあってはなりません。石油ショックのころ、千載一遇とばかり、物を売り惜しみ、値をつり上げた企業がありました。しかし、今も成長発展を続ける企業の経営者に、あのとき我を忘れて、暴利をむさぼった者はいないはずです。もし、あったとすれば、その企業の余命はいくばくもないとわたしは思います。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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本質を見極める

2012年02月17日 05時48分04秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

今週は結構天気がぐずついていますね。雨の為曇っていると、気温も低めですし寒いです。

ところで昨日M&Aの勉強会に行ってきました。
中小企業にとって、社長の平均年齢が高齢化してくる中で、子供や親族、社員に事業承継する場合か、第三者に売るという方法がありますね。勉強会で言われていましたが、M&Aの案件が増えてきているそうです。
皆さんの会社はいかがですか。

では本日は「本質を見極める」からです。
早速ご紹介していきましょう。


「社会が複雑になってくれば、起こってくる現象も複雑になってきます。現象面だけを見ていきますと、高度に複雑になった社会現象に目を奪われて、本質を見失いがちですが、経営を行っていくにあたっては、現象の中にある本質を見極めることが重要です。」

経営者にとって、本質を見極める、ということは非常に大切でしょうね。でもでも現象が複雑化してくると、表面は見れてもその内側やさらにその内側まで見極めることができるでしょうか。


では続きです。

「例えば日本列島改造論によって土地ブームが起こり、多くの会社が高騰を期待し、争って土地を購入しました。しかし私は、営々と汗を流してものをつくり、それを売って利益を出すのだと自分に言い聞かせ、土地の購入は行いませんでした。」


ひとつの社会現象にだけ目を奪われてしまっていると、土地を購入してしまい、後のオイルショックで土地の価格が下がってしまって、どうにもならないという企業が多くでましたね。
皆さん記憶にも新しいことでしょうね。

そして最期は次の文章で締めくくられています。

「その時私の会社は、流動性の高い資金を有し、金融収支もプラスで、新たに設備投資もできるというので、世間から高い評価を受けました。私に将来が見えたいたわけではありません。世の多くの人たちが、現象面にとらわれて、あまりに付和雷同しすぎるのです。私は、何が正しいのかということを考え、自分の生き様をかたくなに守っただけなおです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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ベクトルをそろえる。

2012年02月15日 05時47分47秒 | ビジネス
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井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

おはようございます。本日は「ベクトルをそろえる」からです。

この「ベクトルをそろえる」という言葉は、京セラの社員であればごく普通に、普段から使っていましたね。また会議の席上でも頻繁に責任者が使っていました。それだけこの「ベクトルをそろえる」という言葉は、社員一人ひとりまで浸透していました。

ではさっそくご紹介していきましょう。

「人間は個として生まれ、自由に生きているものですから、いろいろな発想をする人があってもいいとおもいます。組織においても、各人が全く自由な発想のもとに行動し、それでいて調和がとれているというのが、最高の姿だと思います。」

京セラの社員の日常会話の中に「ベクトルをそろえる」という言葉が頻繁にでてきますので、これが京セラの強さなんではないかな、と思います。
最初は言葉の意味がわからなくても、普段の会話の中で使っていると、なんとなく身に沁みついてくるのでしょうね。

では続きをご紹介します。

「しかひ、私の経験からすれば、これは理想であって、実際のところは力がそろわず、決してうまくいくことはありません。歴史を見ても、勝手な連中が集まって長く栄えた集団はありません。」

稲盛さんが日航の再建を始めたときにも、たぶんこの「ベクトルをそろえる」という言葉が、稲盛さんだけでなく、京セラから日航の再建のために行かれた方が、日航の社員のかたに言われたのではないのでしょうか。

~中略~

最後は次のような文章で締めくくられています。

「ベクトルをそろえるとは、考え方を共有していこうということです。人間として考え行動していくための最もベーシックな哲学をともにし、それを座標軸に、各人が持てる個性を発揮していこうということなのです。同好サークルならば、自由な発想と個性の発揮だけでいいでしょう。しかし、目的を持った集団(会社)であれば、価値観を共有してはじめて、達成への永続的、集中的な取り組みが可能となるのです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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企業の目的に気づく

2012年02月13日 05時47分28秒 | ビジネス
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この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

今は『真の経営を行うために』という大きな項目のなかからご紹介しています。

今日はこの中の「企業の目的に気づく」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「会社を創業して1年たって、大変なことを初めてしまったということに気が付きました。私達創業メンバー8名は、自分たちの技術が世に認められるかどうか試してみたいと考え、会社を始めたのですが、最初に採用した若い人たちは、自分の一生を会社に託そうと思っていたのです。このギャップは、従業員にとって不幸な招来を招くことが予想されます。」

会社を創業した自分たちは、成功するかどうか、失敗するかどうかという不安を抱えての創業だったのですが、新たに採用する人にとってはそんな考えはないですよね。

皆さんの会社でも創業した時の目的が自分の力を試したい、と思っていても採用される人にとっては関係ないですよね。

では続きを紹介します。

「そのとき以来私は、経営の基本を、自分の技術の試行から、”全従業員の物心両面の幸福の追求”と”人類社会の進歩発展への貢献”に変えたのです。」

この経営理念ですが、私が京セラから第二電電、さらにはDDIポケットに移っても同じでしたね。


そして最後は次のような文章で締めくくられています。

「つまり、会社で働く全員、またその家族を含めた人たちの生活を守り、幸せな人生を送ってもらうことをまずは経営の柱とし、そしてこれに留まらず、私達の技術をもって科学技術の進歩に貢献し、また利益の一部を税金として納入することで、公共の福祉等に貢献し、人類の進歩の一助となることを目的としたわけです。これ以外に、企業の目的はないと、私は思っています。」





稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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次元の高い目的を持つ。

2012年02月10日 05時46分54秒 | ビジネス
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今日からは『真の経営を行うために』という大きな項目のなかからご紹介していきましょう。

本日は「次元の高い目的を持つ」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「経営の目的をどこに置くかということが重要です。私はなるべく次元の高いものであるべきだと思っています。なぜ、高い次元の目的意識が必要なのでしょう。我々は、経営に情熱を燃やし、エネルギーを高めていかなければならないのですが、お金が欲しいとか、名誉が欲しいという欲望は、強いエネルギーを持っている反面、必ず後ろめたさが伴います。」

皆さんはいかがですか。
お金が欲しい(利益を上げた、会社を大きくしたい)ということはお持ちですよね。そうでなければ企業は発展し続ける事が出来ないのです。しかしそこにちょっとしたことでも”後ろめたさ”があるのですか、ということですね。

では続きを紹介します。

「人間ですから、やはり大義名分が必要なのです。誰に聞かれても、自分の良心から見ても、立派だと言えるだけの目的がなければならないのです。」

やはりここが大切なんでしょうね。
問題企業の場合、経営者の目的に”後ろめたさ”(ここを気が付かない経営者もいるのでは?)があれば大きくは成長しないのでしょうね。または、衰退してしまうのでしょうね。

最後は次のような文章で締めくくられています。

~中略~

「経営の目的は、経営者の人生観とも言い換えることができるでしょう。いびつな人生観から生まれる、狂ったような情熱は、成功につながることもありますが、やがては必ず失敗に結びつきます。人生観や哲学が浄化され、立派なものになっていきますと、成功を収めた後、同じ要因で失敗するといったことはないと思います。」



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自分自身を磨く

2012年02月08日 05時46分36秒 | ビジネス
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今日は「自分自身を磨く」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「リーダーともなれば、忙しいとは思いますが、ぜひ自分を磨くようにしてほしいのです。仕事に一生懸命励むのは素晴らしいことなのですが、それだけでは人間的にも技能的にも、職場のレベルに留まり世間に通じない人間になってしまいます。」

ついつい忙しいから本を読む時間がない、とか勉強する時間がない、と言ってしまっている自分がいます。そのくせお酒を飲みに行く時間はせっせと確保するのですが。やはり内面から醸し出す人間性を磨きたいということはいつも思っているのですが、なかなか実行できていませんね。

では引き続き

「仕事を一生懸命にしているから、立派なリーダーというのではなく、人間性、技能、見識を幅広く備えたリーダーであるべきです。」

本当そうですね。仕事を一生懸命しているから俺は大丈夫だ、と思ってしまっていては『リーダー』はダメなんですね。

最後は次のような文章で締めくくられています。

「休日に書店に入って、タイトルをながめただけで、自分が読むべきだと思う本はいくらでもでてくるはずです。月に2~3冊くらいは、自分を向上させるために本を読むようにし、人間をつくっていくよう心がけることが必要です。自分自身を高め、磨くことも、リーダーが自ら取り組むべき仕事の一つです。」


稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
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再度セミナーのご案内です。

2012年02月06日 06時00分32秒 | ビジネス
経営者の皆さん、おはようございます。

以下の内容でセミナーを開催しますので、お近くの皆さんでお時間がございましたら参加されませんか

私のホームーページの『セミナーのご案内』をご覧ください。

第二回井上光労務サポートオフィス採用セミナー

≪二代目社長のための新しい入社試験体験セミナー≫
『3年後の会社を託す人材の採用』


現在の入社試験の方法に満足されていますか。
そして、いい人材が採用できていますか。
満足している企業の皆さんやいい人材の採用が出来ている企業様
にとっては不要ですのでお読みいただく必要はございません。

題 名: 「新しい入社試験の方法を体験してください。」
日 時: 2012年2月24日 金曜日18時受付18時30分~20時30分の2時間
場 所: エル大阪 大阪市中央区北浜東3-14 南72
 参加者: 20名
 対象者: 二代目社長様及び採用責任者の皆様
費 用: 4,000円
 
尚 懇親会をセミナー終了後3,000円~4,000円で予定しておりますので、お集まりいただくのも『縁』だと思いますので、参加者の皆様で抱えている課題を話し合ってみてはいかがでしょうか。

≪趣 旨≫
現在、経済成長が大きく望めないなか、3年後の企業のイメージができていますでしょうか。
売上を今の1.5倍、2倍にするとか、新しい成長分野を見つけ企業の売上の大きな柱を構築するという
会社を大きく育てるという経営戦略を企業のトップの方であればお持ちのことでしょう。
そこで大切なのは重要なのは、良い人材の確保です。そして、会社を大きくするには、3年後の会社を託せる人材を今この時期に採用し、育てていく必要があります。

しかし、現状多くの会社の社長様が課題とされている上位は
第1位:いい人材を採用すること。
第2位:効率的な資金手当てを行うこと。
第3位:社員を育てること。
ではないでしょうか。

従来の入社試験は一般的に以下の3点でした。
○適正検査 しかし、受験者は適正検査のことを事前に研究しており、正直に答えない。
○筆記試験 しかし、知識の有無を試験してもその人の行動特性は分からない。
○面接試験 しかし、受験者は面接試験での有利な答え方を学習している。

数分の面接で3年後の会社を託せる人材を果たして採用できるでしょうか。確かに“今現在”不足している人材を補充するというのであれば、従来の入社試験でも十分採用はできるでしょう。
はたして、3年後の会社を託せる人材を採用するのに、数分の面接で採用を決めてもいいのでしょうか。

実際に企業が人材に求める人とは?
○望ましい性格の持ち主を採用したい。
   これは「素直さ」「我慢強さ」「明るさ」「向上心」を持ち合わせていることです。
○組織人として、また将来の会社を託すべき能力を備えている人を採用したい。
   これは「考える力」「リーダーシップ」「話す力」「論理力」を持ち合わせていることです。
つまり、実際に企業側が求めている人材を従来の入社試験だけで見極めることがかなり難しい状況となっています。

何故このようなことが起こるのか?
 ○従来から社長が1人で面接だけで採用を決めていた。
 ○採用を専門にする社員がいない。
 ○入社すると真面目に働いてくれるだろう、という社長の期待がいつも働いている。
 ○入社希望してくれるのならだれでもいい、という安易な人材政策。

そこで新しい採用試験では従来の採用試験に加えて、セミナー形式による採用試験を行いその人間の行動特性を見ることに力をいれております。
以下がセミナー形式による採用試験の内容です。

『入場時の行動テスト』 :従来のセミナーではすでに会場がセッティングされていますが、このセミナー形式による採用テストでは、応募者に会場設営の協力を依頼します。そこで積極的に協力する人か、そうでないのかを観察をします。

『自己紹介で』  :これで積極性や話す力や明るさを観察します。

『カードゲームを通じて』 :36枚のひらがなカードを使って8つの言葉を組み合わせていきます。チームで行いますのでチームワークが試されます。ここで相手に対する気配りやリーダーシップを観察します。

『数字シート』:1から100までランダムに書かれた数字シートに、1から順番に○印をつけていきます。これで頭の良さ、集中力、仕事の速さを観察します。

『組織の人は誰』 :これもチームで考えていただくものです。これで誰が解決の糸口をみつけたか、だれがリーダーシップを取っているか、さらに誰が参加していないかを観察します。

今回の体験セミナーでは、この「セミナー形式による採用試験」の一部を実際に体験していただき3年後の会社を託せる人材を採用するために、御社で取り入れられるものがあれば是非取り入れてください。

☆昨年の10月7日に第1回目のセミナーを開催しましたが、そのときに参加いただいた皆様のコメントをご紹介させていただきます。


丸善運輸倉庫株式会社 代表取締役社長 森藤 啓治郎様

井上さん、今回の講師本当にお疲れ様でした。今回のセミナーでは今まで経験したことがないワークを体験できて、本当に良かったと思います。具体的にはグループの皆さんと一緒にワークができたことで、課題を解決できたことが良かったです。多くの気づきをいただいたように思います。

株式会社スポーツリンク関西 代表取締役社長 森本 翔太

体験型のセミナーという事で非常に理解出来ました。普段の面接等では分からない応募者の資質・行動パターン等が分かりますので、面接時と入社時のギャップが少なくなると思います。

日本橋法律事務所 弁護士 小宮路 智也様

一般的な面接・筆記試験では分からない応募者の性格・協調性・積極性などの人柄がでますし、そこらか経営者との相性もある程度見ることができるので失敗を防げる確率が高まると思いました。
又、ワーク方式なので、時間が経つのも早く、一対一のような過度な緊張からも解放されるので良いです。自らの発見にもつながりますので、採用で悩んでいる企業様には是非一度試してください。

株式会社FMコンサルティング 中小企業診断士 前田 節様

中小企業においては「人材の確保」が永遠のテーマです。今回のセミナーでは「採用における新たな視点」という意味で多くの気づきを頂きました。もう少しお話をお聞きしたかったです。
ありがとうございました。

○兵庫県立大学大学院 福島 秀隆様
とても楽しい時間でした。これが選考の一環で行われるなら選考を忘れて楽しんでしまいそうなぐらいです。これからの選考のあるべき姿をいち早く見ることができました。

○会社役員 E.K様
企業にはなぜ積極的な人材が必要であるかや、積極的な人材の見分け方、について実際に試験を受ける立場を体感することにより、深いレベルで理解することが出来た。今後の採用活動を行うにあたって大変参考になった。

○外資系保険会社 N.K様
感想は、本当に楽しかったです。私が前職に受けた入社試験と全然違っていました。
今回受けさせていただいて、再度自己表現の必要性・協調性の大切さを再認識出来る事ができました。
この経験は、本当にいろいろな方に味わっていただきたいです。入社試験だけでなく、自分の気づきにも役に立ちました。

○大学院生 M.I様
先日のセミナーでは、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
ワークを通じて普段自分が無意識で行っている行動を自覚することができ、以前よりも「人事の目」を意識することができるようになったと考えています。就活生としては得るものがとても多かったです。
ご無理は承知でお願いさせていただけば、一時間は本当に一瞬のようでしたので、もっとお時間をいただきたかったです。また機会があればよろしくお願いいたします。
以上。

健康な心身が公正な判断を生む。

2012年02月06日 05時45分22秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。

今は「素晴らしいリーダーであるために」という大きな項目の中からご紹介しています。


今日は「健康な心身が公正な判断を生む」からです。

では早速ご紹介していきましょう。


「リーダーは、健康にも細心の注意を払わなければなりません。それは、集団のトップとして決断を下すとき、自分の健康状態によって判断が異なるということでは困るからです。つまり、ある決断を下すとき、健康を害し体の調子が悪ければ、体力がついていきそうにないので、純粋に判断すれば取るべき道とは別の方向に決断を下すということがあるからです。」


皆さん、健康に気を付けられていますか。
ゴルフ、ウォーキング、ランニング、スイミング等を行うだけでなく、食事のケアにも注意を払ってくださいね。風邪をひいて熱があるときに重要な決断を下さなければいけないという状況であれば、決断が、正常のときとでは異なってしまっては大変なことになってしまいますね。

やはり健康が一番ですね。
さらに二代目がまだ育っていなければなおさら健康に注意して、二代目を育てなければいけませんよね。

さらに続けます。

「リーダーの私心が、集団を間違った方向へ導き、集団を不幸にさせるのです。極論すれば、リーダーは、自分の健康、体力に気を使わざる得なくなったときには、もうその座を降りるべきだというくらいに私は思っています。

~中略~

最後は次の文章で締めくくられています。

「リーダーは、公正にして正大、誠実なる心をもって、判断ができ、決断を下すことのできる人、言い換えれば、いささかの私心もはさみこまない精神と健康を備えた人でなければならないのです。」


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。




稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

社労士受験応援団というブログも更新中

facebook井上 光

中小企業の為の人を育てる人事制度
こちらもご覧ください。

新大阪の社会保険労務士 井上光労務サポートオフィスでした。

判断のものさしを備える

2012年02月03日 06時09分49秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれました『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


非常に強い寒波がきていますが、みなさんの地域はいかがですか。
北陸から新潟、さらには東北地方は非常に雪が多いですので、本当に大変ですね。

いま自転車で大阪市内を営業活動していますが、耳当てとパッチ+ハイソックスが必需品となりましたね。


では本日は「判断のものさしを備える」からです。


ご紹介していきましょう。

「リーダーは毎日、部下から様々のことで相談を受け、決断しています。また家に帰っても、奥さんから相談を受け、判断していることでしょう。判断するということは、問題を自分の中の”ものさし”と照らし合わせて決めることです。」

よく”判断にブレがない”と言われますがこの”ものさし”がしっかりしているかどうかなのでしょうね。この”ものさし”其のものがないと判断するにしてもその場限りの判断になってしまい、後で振り返ると、「何故あの時、あのような判断をしてしまったんだろう」と後悔してしまいますね。

まさに同じことがこの本でも書かれています。

「しかし中には、ものさしを持ち合わせていない人を見受けます。自分の尺度がないために、世間の常識や先例、他人の助言に自らの判断を委ねてしまっているのです。また、得手勝手なものさしをもっている人がいます。自分にとって損か得かということが判断の基準なのです。」

まさにこれは自分勝手というか、利己的というか判断基準ですね。そのようなリーダーの下では部下は、思い切った仕事ができないでしょうね。絶えずリーダーの顔色をうかがいながら仕事をしていそうですね。


この項は次の文章で締めくくられています。

「人生はひとつひとつの判断の集積で成り立っています。正しい判断がなされていれば、素晴らしい人生を送ることができるでしょう。それには、ものさしとなるべき哲学を持たねばなりません。その哲学とは、公正、正義、誠実といった、人間としての道理に基づいた考え方のことをいいます。これを、判断、ひいては人生のものさしとしていかなければなりません。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

社労士受験応援団というブログも更新中

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3年後の会社を託す人材の採用に関して~セミナーのご案内~

2012年02月02日 08時22分58秒 | ビジネス
経営者の皆さん、おはようございます。

以下の内容でセミナーを開催しますので、お近くの皆さんでお時間がございましたら参加されませんか

私のホームーページの『セミナーのご案内』をご覧ください。

第二回井上光労務サポートオフィス採用セミナー

≪二代目社長のための新しい入社試験体験セミナー≫
『3年後の会社を託す人材の採用』


現在の入社試験の方法に満足されていますか。
そして、いい人材が採用できていますか。
満足している企業の皆さんやいい人材の採用が出来ている企業様
にとっては不要ですのでお読みいただく必要はございません。

題 名: 「新しい入社試験の方法を体験してください。」
日 時: 2012年2月24日 金曜日18時受付18時30分~20時30分の2時間
場 所: エル大阪 大阪市中央区北浜東3-14 南72
 参加者: 20名
 対象者: 二代目社長様及び採用責任者の皆様
費 用: 4,000円
 
尚 懇親会をセミナー終了後3,000円~4,000円で予定しておりますので、お集まりいただくのも『縁』だと思いますので、参加者の皆様で抱えている課題を話し合ってみてはいかがでしょうか。

≪趣 旨≫
現在、経済成長が大きく望めないなか、3年後の企業のイメージができていますでしょうか。
売上を今の1.5倍、2倍にするとか、新しい成長分野を見つけ企業の売上の大きな柱を構築するという
会社を大きく育てるという経営戦略を企業のトップの方であればお持ちのことでしょう。
そこで大切なのは重要なのは、良い人材の確保です。そして、会社を大きくするには、3年後の会社を託せる人材を今この時期に採用し、育てていく必要があります。

しかし、現状多くの会社の社長様が課題とされている上位は
第1位:いい人材を採用すること。
第2位:効率的な資金手当てを行うこと。
第3位:社員を育てること。
ではないでしょうか。

従来の入社試験は一般的に以下の3点でした。
○適正検査 しかし、受験者は適正検査のことを事前に研究しており、正直に答えない。
○筆記試験 しかし、知識の有無を試験してもその人の行動特性は分からない。
○面接試験 しかし、受験者は面接試験での有利な答え方を学習している。

数分の面接で3年後の会社を託せる人材を果たして採用できるでしょうか。確かに“今現在”不足している人材を補充するというのであれば、従来の入社試験でも十分採用はできるでしょう。
はたして、3年後の会社を託せる人材を採用するのに、数分の面接で採用を決めてもいいのでしょうか。

実際に企業が人材に求める人とは?
○望ましい性格の持ち主を採用したい。
   これは「素直さ」「我慢強さ」「明るさ」「向上心」を持ち合わせていることです。
○組織人として、また将来の会社を託すべき能力を備えている人を採用したい。
   これは「考える力」「リーダーシップ」「話す力」「論理力」を持ち合わせていることです。
つまり、実際に企業側が求めている人材を従来の入社試験だけで見極めることがかなり難しい状況となっています。

何故このようなことが起こるのか?
 ○従来から社長が1人で面接だけで採用を決めていた。
 ○採用を専門にする社員がいない。
 ○入社すると真面目に働いてくれるだろう、という社長の期待がいつも働いている。
 ○入社希望してくれるのならだれでもいい、という安易な人材政策。

そこで新しい採用試験では従来の採用試験に加えて、セミナー形式による採用試験を行いその人間の行動特性を見ることに力をいれております。
以下がセミナー形式による採用試験の内容です。

『入場時の行動テスト』 :従来のセミナーではすでに会場がセッティングされていますが、このセミナー形式による採用テストでは、応募者に会場設営の協力を依頼します。そこで積極的に協力する人か、そうでないのかを観察をします。

『自己紹介で』  :これで積極性や話す力や明るさを観察します。

『カードゲームを通じて』 :36枚のひらがなカードを使って8つの言葉を組み合わせていきます。チームで行いますのでチームワークが試されます。ここで相手に対する気配りやリーダーシップを観察します。

『数字シート』:1から100までランダムに書かれた数字シートに、1から順番に○印をつけていきます。これで頭の良さ、集中力、仕事の速さを観察します。

『組織の人は誰』 :これもチームで考えていただくものです。これで誰が解決の糸口をみつけたか、だれがリーダーシップを取っているか、さらに誰が参加していないかを観察します。

今回の体験セミナーでは、この「セミナー形式による採用試験」の一部を実際に体験していただき3年後の会社を託せる人材を採用するために、御社で取り入れられるものがあれば是非取り入れてください。

☆昨年の10月7日に第1回目のセミナーを開催しましたが、そのときに参加いただいた皆様のコメントをご紹介させていただきます。


丸善運輸倉庫株式会社 代表取締役社長 森藤 啓治郎様

井上さん、今回の講師本当にお疲れ様でした。今回のセミナーでは今まで経験したことがないワークを体験できて、本当に良かったと思います。具体的にはグループの皆さんと一緒にワークができたことで、課題を解決できたことが良かったです。多くの気づきをいただいたように思います。

株式会社スポーツリンク関西 代表取締役社長 森本 翔太

体験型のセミナーという事で非常に理解出来ました。普段の面接等では分からない応募者の資質・行動パターン等が分かりますので、面接時と入社時のギャップが少なくなると思います。

日本橋法律事務所 弁護士 小宮路 智也様

一般的な面接・筆記試験では分からない応募者の性格・協調性・積極性などの人柄がでますし、そこらか経営者との相性もある程度見ることができるので失敗を防げる確率が高まると思いました。
又、ワーク方式なので、時間が経つのも早く、一対一のような過度な緊張からも解放されるので良いです。自らの発見にもつながりますので、採用で悩んでいる企業様には是非一度試してください。

株式会社FMコンサルティング 中小企業診断士 前田 節様

中小企業においては「人材の確保」が永遠のテーマです。今回のセミナーでは「採用における新たな視点」という意味で多くの気づきを頂きました。もう少しお話をお聞きしたかったです。
ありがとうございました。

○兵庫県立大学大学院 福島 秀隆様
とても楽しい時間でした。これが選考の一環で行われるなら選考を忘れて楽しんでしまいそうなぐらいです。これからの選考のあるべき姿をいち早く見ることができました。

○会社役員 E.K様
企業にはなぜ積極的な人材が必要であるかや、積極的な人材の見分け方、について実際に試験を受ける立場を体感することにより、深いレベルで理解することが出来た。今後の採用活動を行うにあたって大変参考になった。

○外資系保険会社 N.K様
感想は、本当に楽しかったです。私が前職に受けた入社試験と全然違っていました。
今回受けさせていただいて、再度自己表現の必要性・協調性の大切さを再認識出来る事ができました。
この経験は、本当にいろいろな方に味わっていただきたいです。入社試験だけでなく、自分の気づきにも役に立ちました。

○大学院生 M.I様
先日のセミナーでは、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
ワークを通じて普段自分が無意識で行っている行動を自覚することができ、以前よりも「人事の目」を意識することができるようになったと考えています。就活生としては得るものがとても多かったです。
ご無理は承知でお願いさせていただけば、一時間は本当に一瞬のようでしたので、もっとお時間をいただきたかったです。また機会があればよろしくお願いいたします。
以上。




謙虚な姿勢を保つ。

2012年02月01日 05時36分16秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれました『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


経営者の皆さん、おはようございます。
早いもので2012年の1か月が過ぎましたね。
経営者の皆さんにとって、大きな課題は
○いい人材を採用すること。
○人材を育てること。
○資金繰りを考えること。
ではないでしょうか。

今ご紹介している内容は、稲盛さんが書かれました『心を高める、経営を伸ばす』の中の「素晴らしいリーダーであるために」という大きな項目の中の項目です。

リーダーとはこうあるべきだ、という内容ですので管理職の方にこの本を渡してみる、というのもいいのではないでしょうか。


本日は「謙虚な姿勢を持つ」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「リーダーは、常に謙虚でなければなりません。権力のある地位につけば、人間は堕落し、傲慢不遜になってきます。このようなリーダーの下では、たとえ一時的に成功したとしても、周囲の協力が得られなくなり、集団が永続的に成長発展していくことはないだろうと思います。」

どの会社でもありがちな話ではないでしょうか。今までグループの中のメンバーだったものが、そのグループのリーダーとなった途端、”自分はリーダーだから他のメンバーよりえらいんだ”というような態度を取り初めてしまいます。これでは最初はグループとしての活動ができますが、しばらくしていくとグループのメンバーはついていかないようになってしまいますよね。

では続きをご紹介します。

「~中略~。相手が存在し、自己が存在する、あるいは全体の一部として自己を認識するという日本古来からの考え方があります。このような相対的な立場で、ものごとを認識することによってのみ、集団の融和と平和を保ち、協調を図ることができるのです。」

なかなか、”相手が存在し、自己が存在する”という認識ですが、今の若者たちにどれだけあるでしょうか。自己中心の考え方や自己主張が強すぎる人が増えてきているのではないでしょうか。


この項目の最後は次の文章で締めくくられています。

「つまり、リーダーは、このように良き雰囲気、良き社会的土壌を集団の中につくるため、部下があってはじめて自分が存在するという、謙虚な姿勢を持たねばなりません。このような謙虚な精神を持つリーダーであってこそ、融和と協調の下に、成長発展を続ける集団を築くことが可能となるのです。」


稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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