中小企業の為の人を育てる行動評価制度

行動評価制度の導入により、社員のやる気を出させ、能力を向上させ、そして成果が上がる仕組みづくりにお手伝いいたします。

判断のものさしを備える

2012年02月03日 06時09分49秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれました『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


非常に強い寒波がきていますが、みなさんの地域はいかがですか。
北陸から新潟、さらには東北地方は非常に雪が多いですので、本当に大変ですね。

いま自転車で大阪市内を営業活動していますが、耳当てとパッチ+ハイソックスが必需品となりましたね。


では本日は「判断のものさしを備える」からです。


ご紹介していきましょう。

「リーダーは毎日、部下から様々のことで相談を受け、決断しています。また家に帰っても、奥さんから相談を受け、判断していることでしょう。判断するということは、問題を自分の中の”ものさし”と照らし合わせて決めることです。」

よく”判断にブレがない”と言われますがこの”ものさし”がしっかりしているかどうかなのでしょうね。この”ものさし”其のものがないと判断するにしてもその場限りの判断になってしまい、後で振り返ると、「何故あの時、あのような判断をしてしまったんだろう」と後悔してしまいますね。

まさに同じことがこの本でも書かれています。

「しかし中には、ものさしを持ち合わせていない人を見受けます。自分の尺度がないために、世間の常識や先例、他人の助言に自らの判断を委ねてしまっているのです。また、得手勝手なものさしをもっている人がいます。自分にとって損か得かということが判断の基準なのです。」

まさにこれは自分勝手というか、利己的というか判断基準ですね。そのようなリーダーの下では部下は、思い切った仕事ができないでしょうね。絶えずリーダーの顔色をうかがいながら仕事をしていそうですね。


この項は次の文章で締めくくられています。

「人生はひとつひとつの判断の集積で成り立っています。正しい判断がなされていれば、素晴らしい人生を送ることができるでしょう。それには、ものさしとなるべき哲学を持たねばなりません。その哲学とは、公正、正義、誠実といった、人間としての道理に基づいた考え方のことをいいます。これを、判断、ひいては人生のものさしとしていかなければなりません。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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新大阪の社会保険労務士 井上光労務サポートオフィスでした。


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