「In Deep」 のokaさんの先日の講演会には、多彩な顔ぶれが集まったようです。
その中のおひとりに、ライブドア立ち上げメンバーで今もビジネスの最先端で活躍されていらっしゃる石山喜章という方がおられ、In Deep の最新記事
「恐怖からの解放」に朗報:潜在意識を「自らコントロールする」手段。そして、6月9日に地球上空で展開した148個の火球の謎」http://oka-jp.seesaa.net/article/420514763.html
の中で「メディア「トカナ」に、その方のインタビューが掲載されて掲載されて」いるとあって、読んでみたらあんまり面白かったので、紹介させていただきます。
“幸福を科学”しているのは、「幸福の科学」だけではありませんでした。
「悟りとコミュニケーションの科学」を取り入れた企業が、日をまた昇らせる!?
要するに、潜在意識(自分の心の傾向性)に操られるのではなく、各人が「心の主」になることで、人生を拓いていこう!という、かなりスピリチュアルな考えを企業に取り入れ、画期的な成果をあげておられるようです。
「In Deep」 の愛読者が、実業家として画期的成功法を実証してみせる、面白い時代になってきました。
その方が語る内容が、あまりに「幸福の科学」的でびっくりします(最近は「経営者マインドを持て!」という話が支部でもよく出てきます。)が、これも現代という“一なるものが現われてくる時代”ならではと思います。(石山氏が聞いたら、嫌がるかもしれませんが…)
最近、5月末から風邪気味で体力もエネルギーも運気も落ち気味の管理人ですが、自分に甘えてる場合じゃありません。 )「人生を切り開いていくのも、台無しにするのも、自分次第」ということで、まずは一歩踏み出します!(自分のことになると、大きなことは全然いえなくなるのでした。)
みんな、頑張って生きているな~私も頑張らなくっちゃ!と思います。
http://tocana.jp/2015/05/post_6443_entry_4.html
ライブドア立ち上げメンバーが語る「悟りとコミュニケーションの科学」! 大手企業が注目する、石山喜章の最新ビジネスとは?
グーグルやインテルなど欧米の大手企業がこぞって社員研修に瞑想を取り入れていることが広く知られるようになってから、日本の大企業でも瞑想を取り入れる流れが進んでいる。
■日本でも各企業で再評価される「瞑想」
最近では、楽天のグローバル人材育成研修に瞑想プログラムが取り入れられるようになり、日本郵船の幹部研修でも3日目には京都のお寺で一日座禅を組むようになった。
研修業界においてもマインドフルネスは有名になり、最近ではNHKが朝の番組で「ぼ~っとすることの効能」をテーマに、広島県トップクラスの進学校で授業の前後に瞑想を取り入れる風景、IT企業が15分間の瞑想タイムを設けていること、フィットネスクラブで医師がマインドフルネス瞑想を指導しているシーンなどを1時間にわたって紹介している。
マインドフルネス瞑想は「ヴィパッサナー瞑想」に基づいており、現状をありのままに認識することで「自分で創り出した考えや苦しみに自分ではまり込む」状態から抜け出し、ストレスを減らすことが目的とされている。しかし、瞑想本来の目的は人を悟りに導くこと。
日本の禅文化を逆輸入する形で広まっているマインドフルネス瞑想だが、今期日本初となる2兆円の黒字を達成したトヨタはさらに先を行っている。現代版・悟りの技術を組織開発に活用しているのだ。
その技術「マインドーム理論」を駆使するのは株式会社CCOの代表取締役・石山喜章氏。あのライブドアの立ち上げに関ったメンバーの1人である。
本紙では直接インタビューに成功、時代の先を行く試みを聞いてきた。
■建前コミュニケーションでは利益が下がる

石山氏
石山喜章氏(以下、石山)「当初メディア事業部を6人で立ち上げたんですが、3年弱で600名の部署になったんですね。2年目ぐらいに気づいたんですが、関係性がすごく大事なんです。たとえば制作と営業の関係が悪いと、納期が延びてコストが余分にかかる。建前のコミュニケーションだと利益が減るんです。本音で話し合えれば、スピードも早まり、売り上げにもつながります」
関係性の良し悪しはトラブルに直結する。
石山「ある取引先に損害賠償で訴えられた時、600万円払えば済んだものが、地裁で負けて高裁に行って結局、3,600万円支払ったという案件がありました。最初に信頼関係が築けていなかったので3,000万円余分にコストが膨らんでしまった。反対に、取引先から請求された80万円を払えなくなった別の案件では、先方と一席設けて次の仕事でカバーすることで話がついた。関係が悪いとトラブルになるし、関係が良ければトラブルにならない」
そこで石山氏は「これからは関係性を高めるために投資する企業が成長するだろう」と考えたのだ。
石山「関係=コミュニケーションということですが、ではコミュニケーションとは何か? というと、言葉なんです。言葉のイメージは人によって違う。たとえば、『20度』と聞いた時に、温度と思う人もいれば角度と思う人もいる。言葉が指すイメージを判断する“判断基準”を組織の中で共通化することが大切なんです」
画像は「CCO」より
そのためのノウハウ(商品名は「心を経営するAwakening Program」)を生み出した石山氏。具体的にはどのような教育を行うのだろうか?
石山「自分の上司やパートナーで一番感情が障る相手の、一番印象に残っている、表情・言葉・行動のワースト3を挙げてもらいます。あの時のあの一言が許せないとか、あの表情が忘れられないとか。そこから、自分の価値基準が何なのかを探り出してゆきます」
多くの場合、最悪だった経験と最高の経験が価値基準を生み出した原因になっている。1対1の対面式コーチングを通して、なぜ自分がそのような価値判断をするに至ったかを記憶の中から見つけ出す。自分のことがわかれば、同じことを自分の周りの人間に対しても行う。相手の価値基準とその理由を探り出す。
石山「ここでみなさん気がつくんですが、自分の上司の過去ってほとんど何も知らないんです。相手のことを知らないことに気づいてもらい、それを機に相互理解を深めて頂く。また記入したデータシートは皆で共有して活用します。何かトラブルがあったら、こういう判断基準を持つ人だから、こうすればいいというのがわかるようになるんです」
■立場を超えた一体感を生み出す
画像は「CCO」より
日立やトヨタといった大手企業から今話題のベンチャー企業まで、石山氏に人材育成を依頼する企業は多い。
石山「ある大手自動車メーカーの場合、一体感を作り出してほしいとの依頼でした。みんなそれぞれは優秀なんですが、チーム力が弱い。それは、エンジン開発のチームだったんですが、異なる会社から来た人もいて、みんな優秀なんだけれども、元々いた会社の文化の違いから、バラバラになってしまう」
研修の後、さまざまな意見が出たのだそうだ。
石山「あるマネージャーは部下を怒らない方がいいと思っていたんですが、部下は怒られたかったと。怒られた方が愛情を感じるタイプなんですね。ある人は高卒で、絶対に大卒に負けないとがんばってマネージャーになった。学歴がコンプレックスだったんだけど、話を聞くと、意外とほかにも高卒のマネージャーがいてビックリして打ち解けたとか」
互いを知ることで、初めて一体感が生まれる。
石山「普段、いかに自分が知ってる範囲でしか相手を見ていないか、相手の話を聞いていないかに気がつくんです」
しかし、自分の経歴や生活を他人に知られたくないと思うのは普通だろう。特に会社、中でも上司には知られたくないし、自分も上司のプライベートには興味がないという人が少なくない。
だが、そうした切り分けは考え方次第らしい。
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非常に生々しい内容だが、それを読んで泣いた社員までいたそうだ。
石山「最初は書くのを嫌がっていた30代の男性が居たのですが、皆の投稿を読んでいるうちに涙が溢れてきたそうです。自分だけじゃなかったんだ……と感じて自分自身もオープンになって、この輪に加わせてもらおうと」
オープンな関係から信頼が生まれ、一体感が生まれる。その端的な例が会議だ。
石山「誰もが会議で発言すれば、意思決定のアクションがまるで違うのに、発言しない人がいる。そして会議では何も言わないで、後で愚痴や文句を言う」
会議で誰もが発言する、そのメンタリティを築き、さらにそこから制度にまで落とし込むのが石山氏の仕事なのだ。
■悟りを科学化する

石山氏の人材トレーニングの最終的な目標は、悟りのノウハウ化にある。悟りが本当にあるなら、それは人格上の最高水準であり、一般的な会社が抱える人材の不協和音を調整するにはうってつけのはずだ。大学で物理学を専攻していた石山氏は、宗教が目指す悟りを科学的に解釈できる方法があるのではないか? と考えた。
石山「座禅とか内観とか、この2000年間はそんなに方法論がなかったじゃないですか。ただ自分の中を観るだけ。現代ならいろんな方法を駆使して、誰でも簡単に実践できるノウハウが創れるんじゃないかと思っています」
そのために、まず仏教的な意味での悟りを体験し、かつそれを人に指導している人を見つけなければならない。
石山「私が調べた限り、この地球上には21人いらっしゃった。そこで会いに行ったんです。比較調査してみてわかったんですが、悟りを開いた方にも差がある。私はビジネスにしたいので、1)科学的に証明できるかどうか、2)お金を払って現場で使おうと思うかどうか、で判断しました。科学的に証明できないとなると、その人、佐藤さんなら佐藤さんの言うことを信じるしかない。でも『佐藤さんのことを信じてください』と稟議書に書けないじゃないですか」
調査を始めた当時はライブドア事件の渦中であり、上場企業でもあったので、なおさらそんな稟議書が通るわけもなかった。
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画像は「CCO」より
石山「しかも方法論を尋ねると、みんな『瞑想してください』という。土日の温泉みたいに、瞑想してリラックスするというならいいですよ。でも裁判や会議の現場で使えないものに金は払えない」
21人を比較するうちに、石山氏が理想とする悟りのトレーニング技術を持っている人物が数人見つかった。
石山「彼らのノウハウを理解すると、世界の成り立ちを理解することになります」
なかでも彼は「宇宙のはじまりより前に存在していたサムシング・グレイトや5次元世界のことが、論理とイメージで明確に説明できるようになる」という観術(ノ・ジェス創案)を取り入れ、人材育成や組織開発に活用するようになったという。
石山「認識を次元上昇させて、物の見方を変えるんです」
潜在意識を自分の力でマネージメントできるようになる。そうなれば、うつ病やノイローゼにそもそもかからないし、かかっている人やその恐れがある人は自分で治療できてしまう。それが「心を経営する」というキャッチコピーに込めた想いだそうだ。
石山「自ら潜在意識をマネジメントできる人が増えれば、もっとワクワクする世界が始まると思うんですよね」
そうした21世紀型の人材を育成すべく、企業、財団、病院などの法人向けに組織開発(コンサルティング+研修、コーチングなど)を提供しているという。形のある商品を販売する時代から、感動を販売する時代へと市場は動き始めている。自己啓発やセミナー市場の成長はその始まりに過ぎない。石山氏のイメージする誰もが心の豊かさを求める時代、そんな時代が近づいているのだ。
(取材・文=川口友万)
■石山喜章 プロフィール
株式会社CCO 代表取締役。ライブドアにおけるメディア事業の立ち上げ、M&A後の事業統合、社内紛争の解決など、豊富な経験をもとに、北海道大学、明治大学、埼玉大学、関西大学、BBT大学などにて、講師、審査員などを務め、本質深くに迫るアプローチには定評がある。