ゆっくり暮らそう

日々まったりと暮らす主婦のはなし

空いた時間の使い方

2019-11-23 00:08:40 | 暮らし

晩秋というのか、木々の紅葉が進み、大きな銀杏の木は黄色い葉をこんもりと羽織っていました。

近くの山々は赤や黄色、茶色に緑とカラフルに着飾っています。

 

わんこがこの世を去り、もうすぐ3か月になろうとしていますが、忘れる事は出来ませんね。

お天気が良くて、空が青いと『こんな日にお散歩に出るのが好きだったなぁ』と思います。

雨が降れば『抱っこして玄関から外を眺めていたなぁ』とか、

『窓から外を眺め、残念でしたあ・・』と言ってたなぁとか。

思い出すことは尽きる事はありません。砂地や草地が好きで、匂いをクンクン。

走り回ったり、身体をこする様に寝転んだり、テンションが上がるのが分かりました。

でも齢を重ね、散歩を嫌がる様になった。 ここから向こうには行かないの! と言わんばかりに

足取りが止まって、抱っこで歩いた事もしばしばでした。あの頃から体調が変わっていたのでしょうね。

今になって思う事ですが、もう少し気を付けてあげていたら・・・とちょっぴり後悔しています。

わんこと散歩に出ていた時間が、今は何をしようかと悩む時間になりました。

出かける用事があればいいのですが、無い日は必ず裏の花達を見に行くようになりました。

まだ植えて1年も経たない若い苗が多く、花畑とは言えないので、冬を越し、春が来るのを待つのみ。

1~2時間くらいお世話をしたら足腰がキツイので休憩です。

雨の日はぼんやり窓から外を眺めている事もあります。な~~~んにも無い日。

家族には言えませんが、涙があふれる事も未だに多々あります。マジ寂しい。

どれだけ写真を飾ってみても、この寂しさは埋められない気がします。

 

娘たちが私に、「そろそろ何か可愛いの欲しいんじゃない?」と言いました。

本心は可愛い子を抱っこしたいですが、迎えればまた同じ様な苦労が付いてくるでしょうし、

私には母が居ることを思うと、迎える事は出来ないでしょう。

わんこが亡くなったタイミングで母の通院日が増え、外出が多くなりました。

きっと、わんこは分かっていたのだと思います。私に母を支える様にと我が身を引いた様に感じます。

他には、家族一緒の外出が10年ぶりくらいに出来る様になりました。

先日も娘たちや孫と一緒に食事をしに出掛けました。今までは、私は外出しないと決めていました。

来春には旅行も計画中で、わんこは家族の時間も復活させてくれています。

わんこが与えてくれた時間、家族、親子、自分のための時間。

 

あ~~本当は抱っこしたいぃ。。