きっと未だに抜けてはいないと感じるペットロス。
忘れたくなくて飾った写真立て。
１年前の顔は頬が痩せこけ、シンドそうに思える。
当時は年だから仕方ないよね。なんて言ってたかな。
１年前は暑い夏でした。散歩も近くで済ませ、日陰でマッタリ。
それが定番だった。草の匂いや砂地が好きで、
めちゃテンションがあがる子だったなあ。
可愛い子だった。
結婚当初から狭い場所で少しづつやっていた
花を植え、育て、眺めるに加えて、写真撮ること。
地面を広げてやろうと決めたが、調子の悪い可愛い子が居ると思うと、
なかなか置いてはそれに集中する気にはなれずだったが、
思い切ってやりだしてみた。
まずは大好きなラベンダーを数株植えて、いずれ咲くはずの
紫の小さな花を想像した。けど、暑い夏で残暑も厳しくて
枯れる株が多かったのが残念だった。
時々、可愛い子を抱いて連れて行ったりもした。
８がつ１０日、朝から不調な可愛い子
その日は楽しみにしてた同窓会
やっと来て欲しかった友人が出席する事になっていた
行けるとずっと思っていたのに、ギリギリまで悩んだ。
行けるか止めるか。いや行きたい。でも可愛い子が・・・と。
結局、私は可愛い子と過ごす事を選び、同窓会はドタキャンに。。。
仕方なかった。御飯食べれなくなったんだから。
それから、バタバタ病院通ったり、薬も飲めなくて注射して。
３週間で逝ってしまった可愛い子。
葬儀を済ませ、姿なき空間を眺めていても悲しいだけで。
何かしなくては・・・と花を植えようと頑張って土を掘り返し、
新しい土を入れ、必死で花壇の様な物を作った。
枯れる物、生きる物、冬になる頃には自分のお気に入りが見つかり
品種も取り寄せ植えた。春になって咲く事を思い浮辺て。
冬を越し、今年の春、ムスカリ、クロッカス、チューリップ、
フリージア、キンギョソウ、マーガレット、ラベンダーと咲き進みました。
今はエキナセアの花色の鮮やかさと品種の多さに惹かれています。
可愛い子もきっと見ていることでしょう。
令和元年５月にシルバーホームへ入居した母
１年後の５月まで居ましたが、色々あって再び同居中です。
人生、何があるか分からないものです。
人生いろいろ