この1年の間、たった1年だけど長かったように思えるのです。
気になってはいても、この場所へ来ることは出来ませんでした。
2019年の9月に12年一緒に暮らした愛犬を見送りました。
そう~半年くらいは、思い出せば涙が出てどうしようもない日々でした。
それでも、居なくなった生活に少しずつ慣れてきた頃には、何とか笑って
過ごせるようにはなりましたね。 外を散歩しているよその犬を見れば
見つめてしまう事もありました。 同時進行としては母が病気で入退院を繰り返し、
介護度が上がっていくという状態。病院や介護施設のお世話になりながらの同居生活。
お互いの遠慮もあったのですが、日に日に弱る母の姿が今でも目に焼き付いています。
幸にも母は愛犬の亡くなる姿は見ずに済みました。丁度介護施設に入所していたお陰です。
見ればショックを受けたはずですから。
そして昨年2021年の3月に、最初の大病から20年という長い年月を過ごし母は永眠しました。
丁度コロナが流行していて満足にそばにいてあげれませんでした。記憶が徐々に曖昧になり、
話が通じ合わなくなっていても、私の姿を見れば一緒に行こうとした母の姿が忘れられません。
葬儀もほんの身内だけ。あっけなく終わってしまいました。ほんと、、涙も出ませんでした。
その後は何もしたく無く、人に会うのも億劫で、せっかく植えた花達の綺麗に咲く姿さえ
見たいとは思えず、ただコロナに託けて家に籠っていたのです。 今でも朝、目が覚めると
母がいるように思えてしまったり、ふとした瞬間に思い出します。
今まだ我が家には母の荷物が残されていて、そろそろ片付けようと思うのですが、
気持ちがそこへ向かわないのです。サイズが違えば、好みも違う。好きな色も全く違う母と私。
形見といっても残せる物は少しですね。
そうこうしていたら、昨年、師走に入った頃に次男が転居したいと申し出て、何故か主人が
積極的に動いておりました。正月3が日を過ごすと次男は我が家から離れていきました。
無事に過ごしているでしょうか? コロナが流行する直前から転居の話はしていたのです。
でも、コロナの勢いは衰えず、今になってしまったというのが事実。
なので、次男は痺れを切らしていたのでしょう。何事も経験が役に立つと思えば貴重な体験です。
さあ~いつ頃値を上げるでしょうか? 田舎の良さを身に染みて感じるのはいつ頃か?
私より主人が心配している様子。こちらでの職は辞めているので職探しが大事。
それも縁があるかどうか・・頑張っておくれ息子よ。