天国からの手紙

愛よ届け

香川県の祖母から子供たちへの手紙

2019年04月20日 23時08分47秒 | 天国からの手紙
故人からのメッセージです
 
                                           
 
香川県から参りました
西野と申します
 
命の終りを、今後迎えるであろう子供たちへアドバイスを残します
 
 
母は知ってのとおり、長生きできました
子供たちに恵まれたから、老後の生活や病院費用を心配することなく
最後まで生きることができたのは、この上ない幸せでありました
最期を迎えるその瞬間まで、子供たちは精一杯の治療を施して
出来うる限りの延命治療をしてくれましたね
子供たちの間でも、意見の相違から葛藤があったことを知っていました
私は生前に、最期をどう迎えたいのか示してこなかったから、悩ませたね
真剣に家族で、命について話し合ってくれたのが、うん、良かった
 
それは、今後のあなた達自身の事を、決める時に役立つ
母の最期のプレゼントは、命について、を考えるチャンスを分け与えたこと
恵まれた時代だからこそ出来る、最期の迎え方の選択の役に立てれば、母は本望です
 
家族の為に、力を振り絞り長生きするのも好し
手を取りたくないと、自然に任せるのも好し
どれを選んでも良いと、母は思う
あなたが選んだ先にも、また意味があるのだから
子供たち、想う様に生きなさいね。
 
 
                                         2018年2月
                                          享年96歳
 
 
                                          
 
 
 
 
 
 
 
☆お読み下さった方へ
      
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