天国からの手紙

愛よ届け

出産を控えている娘へ

2020年03月20日 23時28分00秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                              

 

私は福岡県直方市で生まれ、西日本震災大阪で命を終えたものです

遠方への出張先での出来事でした

今宿にいる娘へ

 

父が亡くなった年に君はまだ小学5年生だった

それが結婚して初の子供を授かるまでになれたこと、心から嬉しく思っている

出産までは何かと不安もあるだろうが、君の子供が無事に生まれるよう

全力で応援している

縁の下の力持ちが、君と子供を支えていると思って

安心して迎える準備をするといい

怖くは無いよ

祝福を授かって子供たちは生まれてくる

尊い命、神様からの授かりもの

そして君もまたそうなんだ

私たちは皆、小さな神様であり仏でもある

命のバトンを繋げていくんだ

父は君が誇らしい

愛情を持って生きていってくれている

困難が訪れたとしても、愛情を持ち続けていれば、

全てはこの時の為にあったのだと分かる瞬間が必ず訪れる

縁の下の力持ちがついている

生きることを精一杯楽しんできなさい

いつか、出来ることなら、妻にも直接話したいものだ

息子へも

全ての家族を愛し続けている

皆を応援し続けていると伝えてくれ。

      

                                     父より 2020年3月記

                                 

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      


22歳女性より家族へ

2020年03月08日 13時35分15秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                           

お願いを聞いてくれてありがとう

 

私の願いは、うちの家族へ、私が居なくなってしまった後でも哀しむだけではなく

生きがいを持ち続けてもらうことです。

計り知れない哀しみに出会ってしまうと、生きていたくなくなることもある

ただ命は繋いでいても、心が留まってしまうこともある

難しいことは言えないけど、私は家族に生まれてきた意味を残したい

 

私は22歳・女性

産まれた時から、小児麻痺を患い

起きていても体を自由に動かすことは出来なかった

お医者様からも永く生きるのは難しく自宅でのケアはもちろん

病院での生活も合わせながらにしか生きられないと言われて

そのとおりに生きてきました

母は誰よりも立派な母でした

子育ては並々ならぬ苦労と心痛の連続で、寝る間もないくらい

そんなこと誰にでも出来るものじゃない

私の母はこの世界で誰よりも立派で、尊敬していています

また、誰よりも愛情をかけてくれた人でした

縁を結んでくれた神様に心からのお礼を言います

 

父もまた、難しい子供を懸命に受け入れ精一杯の事をしてくれた

脳症の事を学び、いくらかでも能くしようと努力してくれた

延命できないかと調べてくれていたこと私は分かっていたよ

無駄な命と思わずに、愛情を注いでくれたこと忘れません

お父さん、お父さんへ感謝の言葉を口で伝えてはいけなかった

言葉には出来なかったけど、ずうっと感謝していたよ

時々、会いに来てくれた時に手を握ってくれたでしょ

すごく嬉しくて胸が暖かくなった

お父さん、ありがとう

 

うちの家族は世界一優しい家族です

 

思い残すことは無い

いつものように優しい心で、誰かに話す

そうすればその誰かも、お母さんやお父さんも温かい気持ちになれるよ

怖いことはもう起らない、家が暗くならないといいな

お花!お花の力を借りたらどうかな

大きくて明るくて元気なお花をお家で飾ろう

ぱあっと華やかにしてくれる

皆の心がぱあっとなると嬉しいな

 

これまで本当にお世話になりました、ありがとうございました。

 

                                 2019年5月 浜松にて

 

                              

 

 

 

 

お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです