天国からの手紙

愛よ届け

東北震災で亡くなった15歳の女の子より

2019年04月24日 13時39分08秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                    

 

私は仙台市で生まれました

震災で亡くなりました

もう今更かな、とは思いはするものの、

何年経とうが震災日になると、鮮明に当時を思い出す父へ、メッセージを届けます

 

当時私は15歳、中学三年生

学校から帰宅途中に津波にのまれました

今は天国に居ます、安心して

お父さんが、同級の子供たちを見るたびに、どうして娘だけが居ない

仕事場が学校近くにしておけば、救えたんじゃないかとか、沢山考え込んで苦しんでいたことや

未だに恋しく思ってくれていることを、私は知ってるよ

 

苦しかったのはあっという間だった、すぐだったよ

長く苦しんだわけじゃないよ

なんだかあっという間に光に包まれて、天国に行けた

娘は辛くなく逝ったんだと知ったら、少しは気が楽になってくれるかな

そうだと嬉しい

子供も親の事を案じてる、恋しさも同じ

ただし私にはお父さんが視える、言葉を超えた想いも感じることができるから、私は寂しくないよ

 

いつの日かお父さんにも視える時が来る、それまでは元気で過ごしてね

長生きするもんじゃない、そんなこと思わないで

今の場所で、出会いの中にも、小さな喜びが隠れている

お父さんが、十分頑張った満足したと思える人生になるように見守ってるよ。

 

                                    

 

 

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

いつかまたうまれ