また植生が違います。
浄土平・姥ケ原花散歩(2016.6.19)
「その1 ヤエチングルマ」「その2 空にも彩り」「その3 復路ももちろん」の続きです。
今回のGPSログ。
浄土平湿原を後に 13:34
吾妻小富士をバックに磐梯吾妻スカイラインを兎平駐車場までてくてく。
路肩に咲いていたハクサンチドリ(白山千鳥)
しゃがんだついでに藪の中を覗いてみれば、ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)の群落が♪
こちらは教えていただきました。
反対側の路肩から藪の中を覗き込めば、またまたベニバナイチヤクソウの群落が。
ベニバナイチヤクソウの群落を教えていただいたお2人と、
磐梯山だけに自生するバンダイクワガタなどなど山の花の話を。
ナナカマド(七竈)の花。
兎平駐車場に戻り、そこから・・・ 14:00
とある花の大群落があることは知っていましたが・・・
このコースは1人でも2人でも心細いのでまだ歩いたことがありません。
ということで、お2人と一緒に4人で栂平園地へ。
渡渉というか・・・
雨が降れば沢に?
オオシラビソやコメツガの暗い森。
花ははじめまして!
すでに実をつけ始めたサンカヨウ(山荷葉)の群落に残り花を見つけ・・・
ズダヤクシュ(喘息薬種)は今が盛り。
駐車場からやたら長く感じた1km。
栂平 14:30
蕾が見当たらないコバイケイソウの大群落、いや密集地帯。
一斉に咲いたら見事なんでしょうけれど・・・
次の当たり年は何年後?
湿原を一周できる木道が整備されていますが、
園地の散策路の方は歩く方が少ないのか笹藪で覆われていて・・・
なんだか話を聞いているとまたどこかで会えそうな気が。
ここでお別れして、駐車場に戻ります。
熊除けの鈴を1個追加して、ダブルで鳴らしながら。
いや父親も1個鳴らしているからトリプルで。
浄土平駐車場を確認。
吾妻小富士。
ダケカンバを仰ぎ見れば、今にも雨が降ってきそうな空。
散策路の両側にマイヅルソウ(舞鶴草)が沢山。
モミジカラマツ(紅葉唐松)?の蕾。
ハリブキ(針蕗)は・・・
その名の通りトゲトゲです。
ツマトリソウ(褄取草)
葉の先端に突起。
福島県の希少種、エゾノヨツバムグラ(蝦夷の四葉葎)はまだ蕾。
この時期、このルートに咲く花は白色が多い印象。
他にもゴゼンタチバナ(御前橘)などの草花やオオカメノキ(大亀の木)など。
サンカヨウの実。
あと何Kmなんだ~?
確実にツキノワグマの仕業でしょうね。
いそいそと兎平駐車場に戻って 15:00
山歩きの装備を片付けていると、また会えた (^_^)
見送られて磐梯吾妻スカイラインを土湯ゲート方面に向かい・・・帰宅しました。
これでおしまいです。