
鎌沼と東吾妻山
3年ぶりに東吾妻山に登って来ました。
前日まで計画していたのは、猪苗代町の達沢不動滝と郡山市の銚子ヶ滝(名瀑百選)のセット
しかし、午前3時37分に福島市では震度4の地震が・・・
これでまたも寝不足決定。
そして今日30日、午前4時05分・・・宮城県で震度5強
福島市では震度3でしたが、揺れが長めでまた途中で大きくなるんじゃないかと・・・
今日も寝不足・・・
26日に戻します。
できるだけ近く涼しい場所へ行こうと
高湯不動滝(磐梯吾妻スカイライン高湯ゲート近く。 前回の幕滝は土湯ゲート近く?)
山なら安達太良山か久しく登っていなかった東吾妻山
暑いので、スタートからゴールまで標高が高い東吾妻山に決定!
山登りにはやや遅い時間に出発。
国道115号線を走っていると、安達太良山は秋の空。 青空でしたが、吾妻山は高山が見えているだけで雲の中・・・
日中は晴れという天気予報を信じ、今年初めて土湯ゲート側から磐梯吾妻スカイラインへ。

前回、吾妻小富士からの帰りにチェックしていた場所から

右奥のカーブが幕滝の上部を見ることが出来る「天風境」です。
ちなみに、13日はこの辺りで猿に会えましたが今回は気配なしでした。
浄土平着・・・まずはビジターセンターへ。
福島市内の書店で売り切れだった「磐梯朝日国立公園パークガイド 浄土平・裏磐梯」を買いました。
500円です。 浄土平びいき?の私には、頼もしい味方を手に入れた感じ・・・
3年前の東吾妻山登山道の状態を思い出して、セミロングのゲーターを着ける。
暑いけれど、サポートタイツが赤い泥だらけになるよりマシ・・・
浄土平出発 9:30

木道からスタート。 今の浄土平はウメバチソウ・アキノキリンソウ・ゴマナ・ヤマハハコなど
そして2週間前は蕾さえなかったエゾリンドウやエゾオヤマリンドウが咲いていました。

だいぶ初秋の雰囲気がでてきました。

ヤマハハコ

リンドウ・・・花が茎頂だけに集まってついているのでエゾオヤマリンドウ
さっそくパークガイドが役立ちました。
フンワリと撮ってみました (^_^;)

ウメバチソウ
こちらもフンワリ・・・

酸ヶ平への登りのヤマハハコ
やっぱり日差しがジリジリと・・・暑いので、休みながらのゆっくり登り


こちらはエゾリンドウ・・・「花は、しっかりとした茎頂と上部の葉腋につく」だそうです。
酸ヶ平の分岐でしばらく休憩。
アゲハチョウがリンドウの蜜を求めて飛び回っていましたが撮れませんでした。
ただ・・・アゲハチョウには嫌われましたが、キベリタテハには厭になるほど好かれました。
人の周りをグルグルと・・・「幕滝 その3」にも載せましたが、黒いものが好きなのかカメラに寄ってきます。
これじゃ写してあげられないぞ。

一切経山の分岐を見送り鎌沼へ
酸ヶ平湿原はアキノキリンソウ・リンドウ・シラネニンジン・ウメバチソウが主に咲いていました。

エゾオヤマリンドウ

池塘が完全に干上がっていました。

鎌沼の畔・・・こんなに水の少ない状態の鎌沼は初めて見ました。
こういう秋になると水が干上がる環境の場所に、吾妻山特産のアヅマホシクサがあるようですがどこ?
でも、ここも寄らずに通過・・・
ちなみに、この中に明日で2歳!?の子が・・・自分で歩いていたのがスゴイ!

これから向かう東吾妻山の後ろに暗い雲が・・・
それにしても、鎌沼の底の色が離れていてもわかるなんて

振り返って


まだ咲き残っていたミヤマリンドウ。 今回これでリンドウ科3種目です。
そういえばマガモやカルガモの家族はどこへ? 今回は珍しく会えませんでした。
この後、分岐を鎌沼から姥ヶ原へ。
続きます。