頸肩腕症候群との日々

「けいけんわんしょうこうぐん」とは?「肩こり」レベルを軽く超えています。「目に見えない症状」って意外にやっかいですよ~

「慢性痛」

2009年03月05日 | TV番組より
昨日の「ためしてガッテン」を見た。
目新しいところでは、肩凝りをあなどってはいけないと注意喚起した点だろうか。
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無理な姿勢を取り続けると筋肉が凝り、慢性的に姿勢の悪い状態を続けると
神経が興奮した状態が続く。
その神経の周囲の筋肉にはしこりができる。これがトリガーポイントと解説。
大きな刺激や慢性痛が続くと脳が混乱し、トリガーポイントが常に興奮状態になる。
トリガーポイントを押さえると全く別の部位が痛くなる。トリガーポイント自体は
痛くないこともある。
自分でその場所を見つける方法や、その場所を中心にして軽くなでることによって
収縮した筋肉をほぐす方法も紹介していた。
結論としては、症状がひどい人はペインクリニックでトリガーポイント注射を
受けるといいかも。
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以上が番組内容をむりやりかいつまんで書き出してみたもの。
番組内容を元にしているので、プロから見たらどうかはわからない。

神経の興奮状態や脳の混乱はたしか前回の慢性痛の時も取り上げていたと記憶している。
今回の評価点は、肩凝りどころではない場合の注意喚起を促したところにあると思う。
ただ、その原因は無理な姿勢を続けることとか、わりとさらっと流していたのは
残念だった。日常生活に問題がある、単に自分のせいといわれているようで。
仕事も原因になるといってしまうと、労災がからむので面倒になるからだろうか。
それと、前回同様ペインクリニック受診を薦めていたところ。
麻酔科医に取材すればそうなるのだろうけれど。でも、ペインクリニックに行けば
全て解決する的な結論付けはいかがなものだろう。
受診科の選択肢のひとつとして挙げていただきたかった。
これもさらっと触れていた鍼にしても、当たり外れ・合う合わないがあるから
一概になんともいえないと思うし。
病院受診の症状の目安を提示しなかったのも残念。
(個人差があるから提示できないと受け取ればいいのかしら)

とりとめなく書いたけれど・・・
肩凝り(というか痛み)をあなどるな、慢性痛をあなどるな、
というメッセージを発していたと受け取ればいいのかなと思う。



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3 コメント

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Unknown (やおこ)
2009-03-05 21:57:19
私も見ました同じように感じました
痛みは幻、ですか・・・ (つくばね)
2009-03-09 14:43:11
私も、皆さんと同様に感じました。
『ガッテン』は役立つ情報を分かりやすく
提供する番組なので好きなのですが、
今回に限ってイマイチでした。
何か肝心な部分をスルーしているような・・・
極めつけは、「痛みは幻」ってセリフです。
正直、眉間の周りがケイレンしました。
聴く側の状況によっては心理虐待モノです。

もっとも、「仕事が原因」というケースに言及すると、
使用者の側が「じゃあ、麻酔科で例の注射打って下さい。
注射で治るんだよね」となり、
効果がすぐに出なければ
「あなたはレアなケースですね。
レアなケースに付き合っている
余裕はありません」って展開になるリスクも、
あるには、あるのでしょけど・・・。
こんばんは。 (緑)
2009-03-10 20:04:41
>つくばねさん
そうですよね。番組で放送されたことが全てではないので、鵜呑みにしてほしくないですね。
特に、例として挙げられた「仕事が原因」のケース、番組だけを基準にするとそのパターンになりますよね。

正直1回目の放送よりも、何が言いたいのかよくわかりませんでした。
目的と手段が逆になっていたようで、そして核心部分をぼかしたように思います。
「わからないことを伝える」ことは難しいですね。

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