頸肩腕症候群との日々

「けいけんわんしょうこうぐん」とは?「肩こり」レベルを軽く超えています。「目に見えない症状」って意外にやっかいですよ~

歩数

2008年04月27日 | 歩数・グラフ
昨日の土曜日までの2週間の平均歩数。約5,100歩。
所用で歩くせいか、だるくて仕方ないわりには意外に歩数がある感じ。
そうはいっても、全然足りないことにかわりはない。
前回の平均歩数が健康な人のそれに近づいていたけれど、よく歩けたなという
感じがする。これからの季節、散歩なども気持ちよく出かけられる。
・・・道草ばかりしてないで歩かないと。

最近の調子(3月~4月)

2008年04月27日 | 頸肩腕
3月は春先の気候の変化にやられたのか、急に疲れがひどく、だるくて仕方ない
日が続いた。気をつけていても春先の気候変化には身体がついていかない。
2月くらいまではひたすら痛くて痛くて仕方なかったのに、今度はだるくて
仕方ない状態というのも何だか変な感じだ。(もちろん痛いのも続いている)
こんなことをひたすら書いていてもただの愚痴にしか見えないし、自分自身、
暗いとわかりきっている内容を書きたくもなかったので、軽く触れる程度で
やめてしまった。代わりに更新頻度が落ち続けたままだった。

どうにも我慢できずにクリニックでだるさを訴え、薬を処方していただいたり、
新たな検査をしたり、と色々あった。
だるくて疲れて仕方ない時は、やはり横になっておとなしくしているに限る。
横になっていると腕などがしんどくなってくるので、適当に起きる。
最低限のことしかできずに過ごしていた。
こういう時は気が滅入る。

3月末頃からは何とかだるさが軽くなってきて、わりと動けるようになった。
花見も行けたし(本当に桜を見るだけ)、連続しての外出もできるようになった。
外出できるようになると、現金なもので、気分も晴れてくる。

ただ、調子に乗ってはいけないと、すぐに身体から警告がきた。
1日出かけたら2,3日くらい倒れこむ生活は脱したかな?
と、油断している先から、また全身だるくて倒れこんでしまったから。
4月もこんな調子でもう月末になってしまった。
痛みに加えて全身のだるさも続くとけっこうしんどい。
雨の日や、今にも雨が降りそうな日は特にそうだったりする。
以前に比べればだいぶよくなってきているかな?と思っていただけに、
なかなか舵取りが難しいな・・・と感じる毎日。


診察

2008年04月20日 | 診察
右握力 24.0㎏
左握力 22.5㎏
背筋力 55.0㎏

首の曲がり具合や腕の伸び具合を調べる検査。
真正面を向いたまま、左や右に首を倒す。
自分としてはすごく倒しているつもりだけど、まだ全然倒れているうちに
入っていないらしい。
これでは「小首をかしげる」とかの動作は無理?などと馬鹿なことを
想像してしまう。(小首くらいなら大丈夫かもだけど)
痛みは相変わらず右半身に集中。レーザー治療も右半身ばかりに集中。


2008年04月20日 | 道草
春は花がたくさん咲き出して撮るのに忙しいですね。
少し前に撮った花木を。



たぶん椿。シンプルな一重。




花水木。




長実雛罌粟。ポピーです。道端でみかけますね。


線維筋痛症

2008年04月15日 | 線維筋痛症(FMS)関連
今日放送された「たけしの本当は怖い家庭の医学」を見た。
普段はめったに見ないので(怖いから)、めずらしい。

番組HPより予告編を引用。
----------
(3)「特別診察室」
全身のあちこちに慢性的な激痛を感じる“ある病”に注目。この病は、推定患者数は
約200万人、その8割が女性と言われていますが、一般の医学検査では異常が
発見されにくいため、病が放置されてしまうことが多いのです。スタジオには、
今回取り上げる病の治療・研究の第一人者が登場。家庭で簡単にできる病のセルフ
チェック法を紹介します。
----------

この番組では以前も線維筋痛症を取り上げている。(2005年11月放送)
その時の感想はブログにも簡単に書いた。
当時番組内で取り上げられたことを簡単に挙げると、線維筋痛症友の会HPの紹介や
18ヶ所の圧痛点、患者さんの体験談と研究の第一人者と言われる医師の紹介だった。

今回はどう取り上げるのだろうか。
「家庭でできるレディース人間ドックスペシャル」と称した回だ。
この病気の詳細はこちらのHP友の会HPをご覧いただくとして、感想を書きたい。

4種類の病気を取り上げていたけれど、他の病気が受診科を明記しているのに、
この病気は「特別診察室」となっている。保険適用がされていないからだ。

最初に友の会の会長さんのVTR出演。痛みの表現として、
「骨髄の中に火薬を詰めて爆発させたという感じです。それが24時間続くわけです」
と仰っていた。
16歳の発症当時からを丹念に追って紹介していた。
レントゲン写真には写らないので「異常なし」と診断され続け、激痛と不眠に
悩む姿。造影検査など様々な検査を受けても異常なしと言われながらも、激痛が
治まらない。両足から両腕に、手足も動かせなくなり寝たきりになり、入院。
そこで慢性疲労症候群と線維筋痛症の疑いがあると言われたものの、治療は
できないと言われ、インターネットで探し回ったそうだ。
「知らないということは一番辛い」「一人でかかえこまない」などの言葉で
VTRは締められていた。

さらに番組では全身の痛みが特徴、その痛みは脳が発信していることを紹介。
脳が誤作動をおこしているため、軽い刺激でも激痛と感じることや、そのために
検査では異常がでないこと、原因と考えられるのは外傷が50%、残りはストレス
などと考えられていることや、発症から3年以内に適切な治療が受けられれば痛みは
軽減すると紹介されていた。
(でも実は原因不明なので、いつをもって発症なのかははっきりしない病気)

番組に登場した医師は、診断・治療をできる医師が少ないと発言。
家庭でできるチェックとして、18ヶ所の圧痛点を丁寧に紹介していた。
実際に、出演者にチェックさせる念の入れよう。
11ヶ所以上が当てはまり、他の病気がないと可能性が高いと解説されていた。
全体的には前回の放送よりも詳しく紹介していた感はあったけれど、番組で
放送されていたことが全てではない。それは念を押しておきたい。


番組を見て少し違和感を感じた点。
・はじめから激痛なわけではないこともあるけれど、肩こりや過敏性大腸炎など
放置していると悪化して発症することがあるというのは誤解を招くような気がする。
それが線維筋痛症の初期症状だと気づかないこともあるだろうし、他の病気の
初期症状の可能性もあると思うのだけれど。
(自分はプロではないのでこれ以上はいえないけれど)
・2003年に厚生労働省が研究班を立ち上げるほど新しい病と紹介していたけれど、
アメリカではもっと前から認識されているはず。(日本が遅れているのでは)
・圧痛点の他に、よく頭痛がする、疲労感、目や口が乾くなどの症状があれば、
膠原病やリウマチ内科を受診するようにとも紹介されていたけれど、線維筋痛症が
保険適用の病気ではないことはやはり明言されなかった。
・激痛の他に、膠原病など併発することがある。というのは紹介されていなかった
気がする。圧痛点だけが全てではないことは明言できる。
ここは誤解のないよう書いておきたい。
・診断できる医師は少ないのに、番組がきっかけでこの病気では?と藁にもすがる
思いで受診した人がいたら、そこで「わかりません」と突き放されたら・・・
怖くてあまり考えたくない。


ただ単に怖いと思うだけでなく、もっと知ろうとしていただきたい。
理解のなさ・関心のなさは患者を孤独にする。目に見えないため、たいてい
無理をしてしまい、ますます痛みがひどくなることもある。
治療法も確立されていない中、あらゆるものと闘わなくてはならない状況になる。
(好むと好まざると)
痛みが想像できるだけに、その辛さも想像できる。

頸肩腕症候群もそうだけれど、目に見えない病気は、訴えても訴えても関心すら
持ってもらえないことがある。
説明のしかたが悪いのかなどと新たな悩みも発生する。
何と闘っているのかわからなくなることもしょっちゅうだ。
逆に攻撃的になってしまうこともある。


今回はいつもと違って短時間でアップしているため、だーっと書いています。
そのため推敲を重ねていない長文です。
乱文ご容赦下さい。(それはいつも?)


歩数

2008年04月13日 | 歩数・グラフ
昨日の土曜日までの2週間の平均歩数。約8,800歩。
3月の月間平均歩数。約5,200歩。

ここ2週間は所用が続いてとにかく歩いた。今までで一番かも。
歩くと足もそうだけど、上半身もしんどくなる。不思議。
それでも何とか連日の外出に耐えられるくらいになってきた。
その反動で、何もできずに倒れている日もある。
極端にならずにぼちぼち、をこころがけないと。


診察

2008年04月06日 | 診察
右握力 25.5㎏
左握力 22.0㎏
背筋力 57.0㎏

このところ全体的に横ばい傾向が続いている。
落ちないだけまだましと思うことにしている。
身体の右側が痛いし、握るのも右手のほうがきついのだけれど、何故か握力は
右のほうがいい。やはり利き手だから?
背筋力も60㎏の壁は意外に高い。



桜・桜 2008

2008年04月06日 | 道草
前回は早咲きの河津桜でしたが、今回は定番の染井吉野です。



アップで。




逆光で。日中の撮影。
桜は何故か逆光で撮りたくなってしまいます。




こちらは夕方の逆光。日中とはまるで別世界。


最近の報道から

2008年04月03日 | Weblog
頸肩腕と直接関係ないけれど、やはり少し気になった話題を2点。
ほぼ雑感です。

○過労自殺の労災認定。
東芝社員の過労自殺認定=妻の日記が唯一証拠に-熊谷労基署(時事通信) - goo ニュース

4月1日付時事通信より引用。
----------
東芝に勤務していた技術職の男性社員=当時(37)=が自殺したのは過労が
原因として、熊谷労働基準監督署(埼玉)がこの男性を労災認定していたことが
1日、分かった。同労基署は男性の妻の日記だけで長時間労働を認定しており、
こうしたケースは珍しいという。
代理人の弁護士によると、労災認定は3月14日付。
(中略)
会社側はタイムカードなど過重労働を裏付ける資料はないと主張したが、妻が
男性の帰宅時間などを日記に詳細に残しており、労基署は死亡する半年前から
月100時間超の時間外労働が続いていたと認定した。
----------

○マクドナルドの店長は管理職ではない、とする裁判。
(今年1月下旬に東京地裁で原告側勝訴、会社側は控訴)
厳しい環境におかれた人々への取材を基にして構成された番組を見た。
3月31日に放送されたNHKスペシャル「名ばかり管理職」
番組紹介にはこんなことが書いてあった。
----------
問題の背景には、正社員の数を最小限にとどめ、人件費を抑えたいという企業の
思惑があるとされる。法律が定める管理職の条件は「経営者と一体的な立場」
「労働時間を管理されない」「ふさわしい待遇」の三つ。
一方で、三条件に違和感を持つ企業は少なくない。現実の社会では、管理職の
概念はより広く解釈され、社員の「誇り」や「やりがい」にもつながってきたからだ。
----------

1点目の過労自殺が労災認定されたケース。
過労死の労災認定基準をクリアする根拠に、家族の日記に記された出勤・帰宅時間が
採用されたのはレアケースらしい。(だからニュースになった)
何がどこで活かされるかわからない。
亡くなった方へのご冥福をお祈りするとともに、労災認定されてよかったと思う。
(認定されても戻ってこないけれど)
少し気になったのが弁護士。ご遺族は平成18年に労災申請されたそうだから、
裁判ではなかったようだけれど(どこにも裁判とも報道されてないし)、
弁護士(プロ)がつかなければ認定されなかった可能性もあったかもしれない。
結果的には認定されたのでいいけれど、何ともいえないものがある。

2点目の「名ばかり管理職」
管理職を中心とする労働者や会社側へのアンケートを元に構成されていた。
番組自体は特に深くこの問題について掘り下げていた印象は受けなかったけれど、
メモをとりながら見た。
番組中では、勤務先の会社(日本マクドナルド)を相手取って裁判を起こした方の
氏名・インタビューなどが紹介されていた。
他には過労で心臓発作を起こし、寝たきり状態の方なども紹介されていた。
(この方は労災認定されたとのこと)

どちらも身につまされる話だ。
いわゆる管理職としての肩書きはついていなかったので、偉そうなことは
言えないのだけれど、頭数はそれなりにいても戦力になる人がいない状況だった。
仕事を教える側の問題とされればそれまでだけれど、覚える気がない人にいくら
説明しても時間の無駄だと実感していた。
それほどまでせっぱつまった中で、仕事をとにかくさばいてこなしていた。
振れる仕事は振っても、結局は自分で最終チェックを行うことになる。
自分の仕事に集中させて欲しかったけれど、何だかんだとあり時間のやり繰りは
厳しかった。このへんのことは以前書いていると思うのでこれ以上は省略するけれど、
時間に追われ、余裕なく仕事をさばいてこなさなければならない状況は本当にきつい。
家に帰っても休日も休んだ気がしなくなってくる。
だから、上記の方々の気持ちが少し想像できる。

人は機械ではなく、生きている。
生きて生活している。仕事はその糧となるもの。追われまくるものではない。
そう割り切っていられたら自分の身体ももう少し違っていたのかもしれない。
そんなことを考える。