せんたーぜよ

「こうちけんしんりんそうごうせんたー」の裏山で撮った木の写真などを掲載します

????の幹 Part2 (2005年5月31日)

2005年05月31日 08時28分25秒 | 落葉広葉樹
 今回も幹です。そしてクイズです。
 ヒント1 里山の日当たりの良いところにはたくさん生えています。
 ヒント2 そろそろ房状の花序をつけます。
 ヒント3 樹皮が薄くはがれて幹は滑らかなので、「さるすべり」とよぶ地方もあります。
 ヒント4 日本では1科1属1種です。
      (だから科名・属名が標準名と同じなので●●●●科●●●●属にしています。
       科名のヒント無し!)
 ヒント5 この木の名の由来ですが、かつて救荒用に、この木を残す令法が出されたためといわれます。つまり食べられる、それも国のお墨付き!でも、山菜の本などを開いてもこの木は載っていない・・・この木の若葉を摘んで炊き込み御飯を作った話しを聞きますがまずかったと聞きます。


 さて何でしょう?ワカP君、答えがわからなかったらオッシーに●●●●ご飯を作ってもらうのでムシャムシャ食べなさい。


●●●●科●●●●属(


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???の幹 (2005年5月30日)

2005年05月30日 12時46分50秒 | 落葉広葉樹
 今回は幹です。そしてクイズです。
 ヒント1 里山の日当たりの良いところにはたくさん生えています。
 ヒント2 そろそろアセビに似たような白い花が咲きます。
 ヒント3 何となく樹皮の模様がねじれていませんか?
 ヒント4 古くから中国地方で「霧酔病」といわれる牛や馬の疾病があり、この木の中毒でした。 牛は体重の1%くらいを食べると死ぬそうです。要注意!

 さて何でしょう?ワカP君、直立不動で答えなさい。


ツツジ科●●●属(


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ソヨゴの葉 弾ける!(2005年5月29日)

2005年05月29日 19時36分53秒 | 常緑広葉樹
 ソヨゴの第3弾です!里山にある木の中でもソヨゴはいろいろおもしろい話ができる木で重宝します。
 名前の由来は、風が吹くと「ソヨソヨ」と音がするのでソヨゴと聞きました。確かに他の葉っぱに比べるとこすれ合う音がきれいに聞こえます。薄くて堅い葉っぱの質感のためでしょうかね。
 枝にはたいてい虫こぶができているので、ルーペとナイフで虫こぶの中の幼虫を見せることができます。 葉・枝をちぎって煮出すと赤い色に染まる染液がとれますので草木染をする時には欠かせません。ソヨゴ染液+ミョウバン媒染は大人気です。
 ちょっと驚かせたい時には、葉っぱをあぶると「パン!」と弾けます。それが別名のフクラシバの由来になっているみたいです。ソヨゴは葉っぱの表皮が強く、火であぶると葉の中の水分が膨張して葉が膨らんで破裂するためです。葉っぱをライターであぶってもおもしろいし、たき火に放り込んでもパン!パン!と音がして楽しいです。


ソヨゴ 別名:フクラシバ
モチノキ科 モチノキ属(Ilex pedunculosa Miq.)


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ソヨゴの虫こぶ 膨らむ! (2005年5月28日)

2005年05月28日 09時49分54秒 | 常緑広葉樹
 ソヨゴタマバエ(Asteralobia Soyogo )による虫こぶです。この写真は古くなったものです。秋頃の新鮮な(?)虫こぶは紫色です。忘れないように秋にはきれいな虫こぶを撮ろう!


ソヨゴ
モチノキ科 モチノキ属(Ilex pedunculosa Miq.)


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ソヨゴの花 咲く! (2005年5月27日)

2005年05月27日 08時29分26秒 | 常緑広葉樹
 ソヨゴは雌雄異株でこの写真は雄花です。雄花は花柄が枝分かれして3~8個の白い花を咲かせます。雌花は葉腋から3~4cmの花柄を出し、1個の白い花を咲かせます。
 花は小さくて少ないけど「ソヨゴの蜂蜜」があることから蜜源植物としては重要なのでしょうね。


ソヨゴ
モチノキ科 モチノキ属(Ilex pedunculosa Miq.)


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ネズミモチの花 (2005年5月26日)

2005年05月26日 12時08分28秒 | 常緑広葉樹
 白色の花がたくさん付いています。花弁は4つ、雄しべは2本あります。いろんな虫が絶えずやって来ます。重要な蜜源なのかもしれないですね。


ネズミモチ
モクセイ科イボタノキ属(Ligustrum japonicum Thunb.)


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ヒメコウゾ (2005年5月25日)

2005年05月25日 12時17分28秒 | 落葉広葉樹
 紙の原料として有名です。樹皮中の繊維は強靱で良質な和紙の原料として採取されています。現在では、カジノキと交配されて作出された品種(コウゾ)から和紙が作られています。
 葉は卵円形あるいは深く裂けます。葉腋に球状の花序を付けています。この丸いのは雌花です。初夏に赤い実がなり、甘くて食べられます。


ヒメコウゾ
クワ科コウゾ属(Broussonetia kazinoki Sieb.)


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サルトリイバラ (2005年5月24日)

2005年05月24日 12時14分13秒 | 落葉広葉樹
 つるに棘があり、サルが引っかかるという意味です、実際には人間が引っかかっているところしか見たことがないですが・・・
 そうか!彼ら(そして自分自身)はサルだったのか!?
 つる性低木ですが、茎が巻き付くタイプではなく、マキヒゲで所々で固定させています。
 地下には塊状の地下茎があり、ステロイド系サポニンを含んでいます。利尿、解毒、浄血の作用があり、民間薬として古くから知られています。別名のサンキライ(山帰来)の由来も薬としての役割に由来します。昔、性病にかかった人が山に捨てられた(隔離された)ところ、サルトリイバラの根の解毒作用で病気が治り、元気にからってたという話があります。
 西日本では昔から柏餅のカシワの葉の代用品としてサルトリイバラの若葉を使います。また、若い葉をおひたしとして食べたり、実を生で食べることができるそうです。さらに葉を茶や煙草の代用品したとか。
 なかなか万能なサルですね。


サルトリイバラ 別名:サンキライ、サルカキイバラ、モガキイバラ、ガンタチイバラ、カカラ
ユリ科シオデ属(サルトリイバラ属)(Smilax china L.)


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ゴンズイ 役立たずなんてひどい・・・ (2005年5月23日)

2005年05月23日 08時27分05秒 | 落葉広葉樹
 今年伸びた枝の先に15~20cmの円錐花序を出します。花は黄白色の丸い花です。葉は奇数羽状複葉で対生です。
 材が脆くて役に立たないので同じような役にたたない魚のゴンズイの名がつけられたという説が通説ですが、樹皮が白黒の縞模様になり魚のゴンズイに似ているからとも言います。また、熊野権現の守り札を付ける杖に使うことから権現杖(ゴンゲンツエ)→ゴンズイとなったという説もあります。権萃なんて難しい字を書きます。
 役立たずの代名詞にされている魚のゴンズイも木のゴンズイも気の毒ですね。


ゴンズイ 別名:クロクサギ、キツネノチャブクロ
ミツバウツギ科ゴンズイ属
Euscaphis japonica (Thunb.) Kanitz )


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ウノハナ ウツギの花 (2005年5月22日)

2005年05月22日 00時00分51秒 | 落葉広葉樹
 ウツギはマルバウツギの時にも話しましたが、茎の髄が中空なので空木(ウツギ)と言います。
 ウツギのハナでウノハナかと思いますが、旧暦の4月(卯月)に咲くからとも言われています。山で自生しているのはもちろんのこと、花を楽しむために庭にも植えられます。側枝の短い円錐花序に多くつき、花冠は白色で径約1㎝です。ウツギの仲間の特長でもあるのですが葉は対生しています。


ウツギ
ユキノシタ科ウツギ属(Deutzia crenata Sieb. et Zucc.)


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ガマズミの花 蜜はおいしい? (2005年5月21日)

2005年05月21日 23時59分49秒 | 落葉広葉樹
 コバノガマズミから1ヶ月ほど遅れて咲きました。コバノガマズミとの見分け方ですが、葉っぱが大きく円いことや、葉柄(葉っぱと茎の間の部分)が長いこと等です。
 この日はたくさんの虫が蜜を吸いに来ていました。蜜を食べた分はしっかり花粉運びで働いて下さい。


ガマズミ
スイカズラ科ガマズミ属(Viburnum dilatatum Thunb. et Murray)


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程鵬さんのサクラ7 (2005年5月13日)

2005年05月13日 10時01分35秒 | 落葉広葉樹
 花が開いた後は当然実が出来ます。サクラの実(サクランボ)が目立ち始めてきました。赤く色づいて「おいしそうだなぁ~」と思って口にすると苦いです・・・もっと熟して黒ずんできたら・・・苦いです・・・ でも、焼酎漬けにするという手があります。最近の研究ではサクラの果実のアルコール抽出液に強い抗酸化性があるということがわかり始めています。いいですねぇ~
 ちなみにサクランボは「西洋実桜」という西アジア原産の桜(Prunus Avium L.)の実です。花はそのままサクラですから、公園の植栽木のサクラがサクランボの木であればと思うのは私だけでしょうか?
 花より団子・・・いや花も団子も!!!


たぶんヤマザクラ・・・
バラ科サクラ属(Prunus jamasakura Sieb. ex Koidz.)


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マルバシャリンバイの花 (2005年5月12日)

2005年05月12日 10時51分13秒 | 常緑広葉樹
 葉っぱがかなり丸い感じなのでマルバシャリンバイだと思います。木もせんたーでは歩道の植え込みに使っています。シャリンバイともども庭園樹などに活用される木です。
 本州中部以西、四国、九州の海岸付近に自生します。シャリンバイとの中間型も多いのです。植栽されているのはマルバの方が多いそうです。
 大島紬の染料として有名で、樹皮を染料にします。泥で媒染(鉄媒染ですね)して褐黒色になります。


マルバシャリンバイ 別名:テーチキ
バラ科シャリンバイ属(Rhaphiolepis umbellata Makino var. integerrima Rehd.
(R. mertensii Sieb. et. Zucc.) )


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トサシモツケの花 国の名前が2つも・・・ (2005年5月11日)

2005年05月11日 08時28分59秒 | 落葉広葉樹
 トサシモツケ・・・名前からして、いかにも高知の木ですね。土佐(高知)のシモツケという意味ですが高知だけではなく四国に分布しています。日当たりのいい川岸の岩場などに生えていますが、キシツツジ同様に緑化木として使われており当せんたーでも歩道の植え込みに使われています。
 漢字で書くと土佐下野→土佐=高知県と下野=栃木県となります。さてシモツケはどんな由来でしょう?と調べたのですがホント単純に「下野(栃木県)で最初に発見された」という説が多いですが、北関東固有種かといえばそんなことはなく本州・四国・九州に分布します。「下野産のものが古くから栽培されていた」という説もあります。
 下野で発見(分類学上での発見でしょうな)されたり栽培される前にも誰かが見ているでしょうし、そんなこと関係なしにトサシモツケを土佐人が見ていたはず。なら「シモツケ」が付かない名前で呼ばれていたと思います。別名(方言名)はないかと探してみたものの見つからないです。どなたかご存じ無いですか?
 そうそう、いま白い花を精一杯咲かせています。雄しべが20個ほどあるそうですがこの写真からは数えられるかな?


トサシモツケ
バラ科シモツケ属(Spiraea nipponica Maxim. var. tosaensis Makino.)


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コガクウツギの花 (2005年5月10日)

2005年05月10日 08時22分40秒 | 落葉広葉樹
 葉が対生に着くなど、木の雰囲気がウツギの仲間(ウツギ属)に似ていますが、アジサイの仲間です。花は両性花で5枚の花弁があります。いくつかは装飾花が着いていて、3~5枚の白い飾り弁があります。装飾花を見るとアジサイだなぁと思いますね。


コガクウツギ 
ユキノシタ科アジサイ属(Hydrangea luteo-venosa Koidz.)


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