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内外行動日記です。blog復帰しました^ ^

そういえば

2011-08-16 23:06:56 | 歯科臨床

炭酸ガスレーザー


昨年末でしたか??
いつだったか忘れましたが、ウチもこういう炭酸ガスレーザーを導入していました。
普段からあるのが当たり前すぎる状況になったため、触れるの忘れていました(^^;

このレーザーは「水」と反応します。

ですので身体の硬い歯や骨よりも

「歯肉」や「皮膚」

に有効です。

用途は「止血」「蒸散」といった創傷の治癒。そして「切開」があります。
血が止まりにくいことは時おりあるものです。
ですが、出血点を見つけ、ジュッ。と。
止血完了です。
止血と共に血液凝固もある程度可能です。

蒸散は、歯肉炎に効きます。
もちろん最重要は歯ブラシと歯石取りといった環境ですが。

そして「切開」
メスで切るのに比べ、出血しにくい傾向があります。
血液を凝固してくれるからです。


レーザーにはさまざまな種類がありますが、
ウチでは
・軟組織に有効な炭酸ガスレーザー
・軟組織、硬組織の両方に有効なYagレーザー
を揃えています。

ただ、私も含め、ウチの先生はレーザーに頼ることはありません。
「頼る」ではなく「利用している」のです。
それは、難しい技術よりも、基本的な手技を大切にしているからです。
歯科の臨床の90%は基本的な知識、技術で網羅できます。

しかし、10%は、多少なりとも高度な技術と設備が必要です。

時おり使う道具ですが、幅広い臨床に少しでもお役に立てれば光栄ですね(^^)
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