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南米行って来ました:ウユニ編

最後に向かったのはこの旅行計画が立ち上がった最初の目的であるウユニ塩湖。

ここも首都のラパスもクスコ同様富士山級の標高ですがさすがに高山病は完全に解消。
普通に動き回れるようになっていました。
ウユニへは去年からラパスと一日一往復する便ができたということでしたが20席しかないらしく、
今回の旅行会社は40人乗りのチャーター機を準備して運んでくれました。
こういうのはさすがに個人旅行では無理なのでとっても助かります。
ランクルで10時間以上かけて行くのが主流とのことですが、飛行機からの眺めを見るかぎり、
車で行くべき道とは思えません。どこで止まってもおかしくないような道中です。



ウユニ空港は本気で何もありません。客用としてはトイレもない。要覚悟です。

途中、かつて鉱山に通じていた鉄道が廃棄されている「墓場」と呼ばれているところへ。
今やすっかり大人の遊び場で、みんなジャングルジムに登るように遊んでいました。回復した私も同様。
じゃんじゃん登りました。風景もいい感じ。



ウユニ塩湖の入り口には、塩湖で取れる塩で作ったホテルが何件かあり、塩湖の入り口周辺に建っています。
私が泊まったのはその中でもやや新しめで、塩湖入り口に一番近い『クリスタルサマーニャ』。
ちゃんと水洗のトイレとお湯のシャワーが出ます。コンセントも2つあって充電も可。ヒーター付き。
以上、この先宿泊を考える方向け情報でした;



塩湖自体の写真と動画はいろいろあるのでひたすら連打します。
どこを見回しても「来てよかった」と思う風景ばかりでした。














初日は午後の3時頃から日没まで、二日目は午前中から星が出るまでとかなりの時間帯をカバーでき、堪能しました。
二日目なんかは「こういう景色が当たり前」という感覚。
そんなわけないんですが、これから行く方には天気のリスクを抜きにしても二泊を強くオススメします。

この塩湖は90%以上の濃度の食塩水になっており、バクテリアも生息できない環境とのことです。
当然植物が生えているわけもなく周りも見渡す限り塩の湖で、遥か彼方の山を除くと空しかありません。
全く生命がない空間ということです。

昼食に使った椅子を持ってテクテクと、人の声が聞こえなくなるくらいまで離れてみました。
※これだけカメラマンの方に撮ってもらったものです。すごい望遠!



命のないところで、考え事をしたりしなかったりしながら風と太陽、足元を流れる塩水と塩の結晶(と、たまにフラミンゴの羽)を見ながら小一時間過ごしていると、風(つまりは空気)も水も塩も全部生命のように感じるので不思議です。
『生物と無生物のあいだ』では確か「生命」は自己の複製を作ることを可能にしたシステムと定義されていて私も同感ですが、おおざっぱに言えば塩の結晶は溶けたり飛んでいったりしてもまたできるし、水も乾いてまた降ってくるわけで。
『みんな地球の構成物なんだから一緒なんじゃないの?』
というようなことをぼーっと考えました。

同様に、たまたまそんなところにやってきた自称生物の自分自身についても考えるわけで。

『これ、もっとあったほうがいいの?』
『いつあったほうがいいの?』
『何かが何かと違うの?』
『みんな地球の構成物なんだから一緒なんじゃないの?』

こういうことはカラダで感じることがダイジ。
なかなか得難い時間だったのではないかと思います。
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南米行って来ました:クスコ・マチュピチュ編

リマの観光を終え、翌朝から移動したのがクスコ。

この日はクスコの観光をせずにマチュピチュ入り口のホテルに直行することで高山病を避ける&日帰り観光客のいないマチュピチュをまったり散歩するという目論見だったのですが、前日の大雨によりマチュピチュ行き電車が終日運行停止。
急遽クスコ観光となりました。

いきなり連れてこられたのがこんなところ。



要するに富士山頂ですよ!で、到着したらすぐに車で丘の上に連れていかれてえっほえっほ歩くことに。




眺めは本当に良いのですが、何しろ酸素が少ないのでいきなり息苦しい。
しかもまだマチュピチュに行くつもりでいたのでかなりの駆け足で回った上、マチュピチュ行き電車不通を聞いた失意のうちにホテルに戻り、やたら寒いのに暖房をつけられないまま寝てしまう、と見事に「深く呼吸する」「できるだけ運動の強度を下げる」「暖かくして、体温維持に酸素を使わない」「いろいろ考えて脳で酸素を使わない」の高山病予防方法に反しまくる行動を取ってしまいました。

案の定目が覚めると強烈な頭痛とだるさで、富士山を登った時と見事に同じ症状に。
翌日は日帰りマチュピチュなので意地でも治すべく、酸素をもらって食事もとらず、ひたすら回復に専念しました。

翌朝はそれなりに頭痛は残っているもののなんとか移動可能な状態になり、マチュピチュにつく頃にはほとんど治っていました。
1000m下がっただけあって息苦しさもなくなって全然違う世界。やっぱり初日はクスコスルーでマチュピチュに来るのが正解だと思います・・・
少なくともクスコの丘を歩きまわるのが正解とは思えない;








もともとのプランでは写真奥の山、ワイナピチュへの登山が含まれていたのですが心肺機能的にもそもそもの筋力的にもちょっと無理だった模様。
次回75kgくらいに落としてからチャレンジします。

ときに、マチュピチュへの列車からこんな景色を見ながら思い出したのが宮崎の高千穂。
大きさはさすがに違うものの、電車から見る危なっかしい渓谷という意味で似ているなあと思いましたね。
帰ったらまた行くか!と思い、今まさにこれを書いている時点で計画中です(笑)



クスコに戻るともうかなり順応しているようで頭痛もなく、楽しいディナーショーで夜を締めくくりました。
ここは現地人のガイドさん(日本語ペラペラ)で、これまたジョーク満載の楽しいガイドでした。Juanさんありがとう!でも初日しんどいのは勘弁して!
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南米行って来ました:ナスカ編

2月後半の旅行として念願のウユニ塩湖に行って来ました。
5年前くらいに「世界の絶景ベスト◯」みたいなサイトで見て以来、いつかいくぞと思っていたところ。
マチュピチュ・ナスカも近いということでこれは一緒にいくしかなかろうと思い、ちょうど良いツアーがあったのでまるまる参加してみることに。
高山病を始めいろいろと体調が悪かった面はありますが、素晴らしい体験ができました。


まずはナスカ編。


ナスカ手前の街、イカの空港からセスナで飛んでもらうという旅程。
ホントはナスカまで行くと、一部の地上絵のそばに建てた見張り台から眺めることができるようですが、それにはイカからさらに数時間車に乗る必要があるため手前からで。

こんなこじんまりとした空港から飛びます。




セスナは右側・左側に座った客が共に撮影できるよう、かなり左右に傾けて飛んでくれます。(一つ一つの絵について都合二回)
なので写真どころではないほど強烈に酔うと聞いていたのですが私は意外と平気でした。
ロールするときにパイロットと同じ目線で前を見ていると良いようです。車と同じなのかもしれませんね。

撮影のほうはもちろん飛びながらなのでなかなかうまくいかないことも多く・・・




こんな感じでした。

翌日は近くのバジェスタス島という渡り鳥が羽休めする島にクルージング。
外洋に30分くらい出ているのに湖のようなベタ凪でした。
このへんの海は南極から来ている海流で水温15度前後、一方で気温は25度前後あるため、視界が20mくらいになるような霧が出ます。
それでも船長はコンパス頼りでなんとか走っちゃうんだから大したものですね。





また5時間ほどかけてリマへ。
行きは夜中なので気が付きませんでしたが、ごっつい都会です。人口は800万人程度とのこと。




総じてリマ~ナスカは普通の観光という感じ。
現地の日本人ガイドさんの話も歴史や現在の政治の話にまで及び非常に興味深かったです。

そして、「やっぱり平地はいいですね!」とはその後気がつくことになる・・・
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パラオ行って来ました

無期限バケーション計画の一環で、ブランクを埋めるべくパラオに行って来ました。
まずは事前準備として3週間、2件の整体に通うことでちゃんと深呼吸できる内臓にしてから向かいました。
なにしろ呼吸ができないようでは話にならないので。治ってくれて良かった良かった。

今回はカメ・サメ・ナポレオン・群れを見れたらなあと思っていて、結局全部見れました。
特にサメは本当にどこに行っても見られるくらいで、全然珍しい魚ではありませんでした。
皆が言うようにとても優雅で、私はマンタより惹かれます。


ナポレオンさんとカメさん。


群れもごっついのを見ました。
ガイドさん曰く、「群れは頭のほうに回ったほうがいいのが撮れる」とのことだったので回ってみました。

ギンガメアジさん


バラクーダさん。こっちは追いかける感じ、というか流れに乗って一緒に泳ぎました。


遠間から見るとこのくらい。私が釣っても釣れそう。


あと最後に地形ポイントとして有名らしいブルーホール。
2つの横穴と4つの縦穴から成っており、通過自体も楽しいし、縦穴から降り注ぐ陽の光がキレイ。
私は地形大好き派なので何度でも行きたいですね。




動画はイマイチ・・・




宿もこんな感じでリゾート感たっぷり。とても寛げました。

(もっと明るい時間に撮ればよかった;;)

今回3日ダイビング、1日ホテルでまったりという旅程でしたがもうちょっとゆっくりしたかったかも。1週間滞在くらいが良さそうですね。
直行便だと4時間半と非常に近いし、またふらっと行くと思います。
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大みそか感を出してみる

今年もあと2時間弱。
この一年で何件のエントリがあったのか、振り返ると空恐ろしものがありますが
終わりは終わり。ちょっと節目らしいことを書いてみようかと思います。

今年の大晦日はちょっと初めてな点があります。
それは、年内と年明けで全く違う環境に変わるということ。
具体的には、2011年はほぼノータイムで働きましたが、2012年の年初は
しばらく仕事をしないということ。
何も年をまたいで持って行かないというのはなかなかすっきりしているものです。
(厳密には1つだけ宿題がありますが、2時間くらいで終わらせます)

せっかくまとまった休みをとれるので有効活用!ということでちょっとずつ
準備を始めています。

さしあたり、2012年2月19日(日) バルセロナ(H)-バレンシア(A)の観戦を目標に、
前後いずれかにマチュピチュ・ナスカ・ウユニを交えた旅行を一つ考えています。

もう一つがパラオでのダイビング。最後に行ってからもう3ヶ月以上経ち、
日に日にブランクが怖くなっている今日この頃。咳が治り次第すぐ行きたい
ところです。

まずはこの2つを軸に、病院やダイエット、料理など楽しめるよう
計画していこうと思っています。


そろそろ年越しうどんを茹で始めますかね・・・
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妄想の時間。

"おつかれさまです。◯◯です"と書きだし始めてしまったくらい
仕事モードの日々が続いています;;

しかし。
その仕事の一つとして、来月一杯で今の仕事を別の人に引き渡して
お休みをもらうというのが含まれていて、カレンダーの残り日付を
見ると希望も湧いてきます。
(「ホントに終わらせられるのか?」という絶望も湧いてきますが・・・)

なので今日はToDoリストならぬWant to doリストを書いてみようかと。
休みの期間は最低でも3ヶ月なので、結構いろいろできるはず!

1.おそうじ本舗の方に掃除おねがい。水まわり・ベランダ・風呂。
2.カラダのケア。スキンタグ・歯・指圧・整体・鍼・按腹。
3.旅行。福岡・指宿・道後・小笠原・隠岐・壱岐・五島・屋久島など。
ペルーやスペインもありかも。
4.ダイビング。石垣・サイパン・セブ・パラオなど。
5.今後の仕事をかんがえる。人と会ったり見学したり。
6.減量。朝晩運動+自分で料理する生活。
7.手術。ヘルニア切るなら今かもしれない。
8.ガンプラ。買うだけ買って置きっぱなしのがある。

あとはこの間の人間ドックの結果次第でいろいろ療養など。

・・・全然3ヶ月では終わらなさそうなので、年明け早々に動けるように
準備しないと。まずは優先順位付け。

2.カラダのケア。のうち、まず鍼と按腹。カラダほぐさないと。
6.減量。とりあえず食事直して85kg切った状態に。
3.旅行。温泉で断固寝る。まず指宿に3~4泊。箱根・下田・四万も可。
4.ダイビング。あんまりブランク作りたくないのでできるだけ早く。

あとはおいおいですかね・・・まず1ヶ月以上続いている咳に
収まってもらわないといろいろ楽しめないので(ダイビングとか行けない)、
ちゃんと薬飲んで治さないと。これは12月中のToDoです。

やっぱり年明けは定番の福岡→指宿→石垣ですかね。痩せなさそうですが。
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串本の海へ。

先週の話ですが、コンサルタントをやめて和歌山は串本で漁師をしている友達のところに遊びに行ってきました。写真はその友達の船です。

釣りの話、漁師としての生活の話、海の話。彼の話は本当に面白い!
私がダイビングを始めたこともあり、このへんの海の話もたくさん聞かせてもらえました。
いつか私の寺子屋がうまく行ったら話して欲しいですね。



船もちょっと操縦させてもらいました。
15年前のジェットスキー以来。舵取りって難しいです。



当然潜りにも行ってきました。マイウェットスーツのデビュー。
透視度は低くて怖い面もあったけど、何事も経験。
これからもいろんな海を経験していきたいです。
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ずっと夏休み



先週一週間の夏休みを取って、沖縄と福岡に行ってきました。
石垣でアドバンスのダイバーライセンスを取ってマンタスクランブルに通うこと3日、やっとマンタにも遭えました。

カメラ初挑戦でうまい写真は撮れなかったのですがそれでも満足。
調子にのって軽器材も一式揃えてしまったのでこれからももっとハマりそうです。
さしあたり次回は9月の連休に西伊豆か串本に行く方向で検討中です。


もっとハマったのは、これまでの価値観で言うところの「夏休み(的なスタイル)」。


最近

(1)体力・気力が衰えている
(2)コンサルタントとしての能力が衰えている((1)も含む)
(3)ちょっと今参画している仕事の塩梅が良くない・・・

という状況でもあり、
「次の10年~20年を今と違う働き方をしながら過ごすにはどうするか?」
を考えることが多くなっています。


平たく言うと、東京でこうして稼ぐことに意義を感じにくくなりつつあるという感じ。
もっとゆったり、人や自然に触れつつ、そんなにカリカリせずに生きることはできないかと
思うことしきり。

ちょっと人生を楽しみ過ぎたかもしれませんね。

プロとしてあるまじきことですが、今、(仕事が完全に終わっていないにも関わらず)
起きている時間の全てを仕事に投入する気合が出てこなくなりつつあります。

と言って、別の生活の仕方は間違いなく今の働き方より難しいわけで、
うまくいく絵柄は今の仕事以上に見えにくい。

確か40歳と言えば不惑の年のはずですが、ここ数年迷いは強くなるばかりです;


人間なかなか賢くはならないものですね。
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日本W杯優勝

今さっき起きたことを書くとこうです。


なでしこが成し遂げたことの凄さが伝わるのではないかと!
インタビューを見ても思いましたが、みなさんパーソナリティーがイイですね。
柱谷・都並の頃の男子代表を思い起こさせます。
そして永里さんには小笠原のキャラも思い出させるのがちょっと不安だったり;;

澤さん・宮間さん・佐々木監督はじめ本当に漢レベルの高い方々だと思います。
永里さん・岩淵さん・熊谷さんの世代にも是非これを受け継いでいってもらいたい
ものです。
頼むから小笠原みたいなのは持って行かないで!(笑)

中村・小笠原の世代から本田・岡崎の世代まで8年も待たされましたからね・・・
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なくしもの

昨晩は新しいプロジェクトで歓迎会をしてもらいまして、久しぶりにワインをちょっと多めに飲んでしまい、当然のごとく帰ってそのまま寝ました。

そして朝。
4h相当の仕事があるので早起きして家を出たら、昨日の昼食時に資金移動した後に入れたつもりのカバンの中に通帳とキャッシュカードがないことに気が付きました。

私が持っている全ての通帳と、財布にある1枚のカードを除く全てのキャッシュカードです。
これを全部失うと、まず7/10の源泉徴収、その後の消費税と法人税が払えません。
久しぶりの大ピンチです。

さすがにかなり焦って、地下鉄の駅や昼食以降行った店等に問い合せてみようと思うものの、朝早くなので当然どこも開いていません。
結局24hやっている銀行の通帳停止窓口に電話して、全ての口座を停止。
「昨日の12時以降、口座に動きはありません」の回答をもらうまでの時間の長いこと長いこと。

とりあえずほっとして、昼食時や帰り道にいろいろな店に寄って問い合せましたがやはり見当たらず、「明日は通帳再発行してもらうので、ちょっと遅れて出社します」と伝えて帰ってきました。

最後に在り処として考えられるかと思った下駄箱の上にもなく「こりゃしょうがないか」と思って机に戻ったら・・・

いつもの置き場にありました。


あんなに寄ってたのに、いつの間に移動したんだろう?
カバンを開けた記憶も形跡もなかったんですが・・・

状況だけ見ると、帰った後にカバンから出していつもの場所に戻し、ご丁寧にカバンをちゃんと閉めたようです。
普段の自分は開けっ放しで通勤することもあるくらいずぼらなので、想像からすっぽり抜け落ちていました。

まあ半日以上も無くしたかどうか解らない状態で口座を開けっぱなしにもできませんので間違ったことはしてないと思いますが、それにしても無駄な気苦労をし続けた一日でした。
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