エデュパな日々

受験指導20年のカリスマ講師が
理数系受験個別教室を開設
新たな挑戦が始まる!

続・強羅

2007-06-23 23:44:01 | 趣味
2日目
朝食も早々に済ませ,芦ノ湖は成川美術館に開館とともに入場。不勉強故知らなかった日本画家の絵もいいものだ。ただ,やはり圧巻は展望ロビーからの湖と富士の一枚絵のような風景。これだけでも価値あり。

ランチに強羅へ向かう。ペット同伴不可だったので宿泊を諦めた「強羅花壇」。旧宮家の別荘を利用した建物で付属の「懐石料理花壇」瀟洒な洋館。決して手慣れたとはいえない接客係だが心を込めている事が伝わるサービスで良かった。ただ,やはり料理は基本的な懐石の枠にきっちりと収まりすぎていたのと,器が平凡というかプラスチッキーでさえあって,期待が大きすぎただけにちょっと寂しい。建物に関しても,レトロであることとディテールまで掃除や修理が行き届いていることは両立し得るはず。

ランチ後,本館のカフェでアイスコーヒーを飲みながらうたた寝。こちらはジャパニーズモダン。木造部分が若干くたびれてきてはいるものの,ワクワク出来きそうな空間。高級の代名詞の割に,帰り際にお見送りがないのは何となく肩透かし。都会以外は人手不足ということか。

腹ごなしに再び元箱根のドッグランへ。かなり大きなピクニックパークの一部がワンコに開放されていて,閉館(午後4時)間近には霧もかかって他に誰もいなくなったので,ノンノもノーリードで走りまくって満足げ。

再び強羅へ戻り「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ」でお茶。高級ホテルにして「ドッグ フレンドリー」という犬OKの部屋を用意してくれている。ただ,親切なフロント係によると,ワンちゃんは入室前に爪を切ったり洗ったりした上,部屋から出られないということ。やはり宿泊は無理か。ハイアットにしてはこぢんまりとして隠れ家的。聞けば関東の年配の方々が週末別荘代わりに利用するケースが多いということだ。

なんとなく納得できず,車を飛ばし「ヒルトン小田原リゾート&スパ」へ。前身は雇用保険を財源に雇用・能力開発機構が445億円の巨費を投じて建設した「スパウザ小田原」。わずか8億で小田原市が買取り,ヒルトンが運営を任されている。

兎に角,デカイ。門をくぐってからホテルまで1分ほど車で走る。ホテルの前の林をノンノと散歩してから中へ。ロビーには人影はまばら。いや,人はいるのかもしれないが不必要なまでに広いからそう思ってしまう。結局,時間が中途半端だったので,ぐるっと回ってヒルトンショップでお土産を買っただけで出たが,やっぱりホテルはこれぐらいビッグなのがいい。この迫力はすなわち説得力だ。


ホテル巡りに満足して時計を見ると針は午後8時を回っていた。

一路関西へ