腑抜けども，

カンヌ「批評家週間」正式出品ということから遅ればせながら注目。

「劇団，本谷有希子」によってプロデュースされ，04年末，青山円形劇場にてメジャー再演，さらに小説化されたものが今回映画化という運び。

劇団名に自分の名前をつける自意識に倣うかのように自意識過剰なキャラクターを描き込む本谷氏ですが，その手腕は確かなようで数々の受賞に繋がっています。

映画は7月初旬公開なのでとりあえず文庫化された小説を読んでみました。確かに戯作が元になっていることを感じさせる展開。小説としては情景描写に若い女性による瑞々しさを感じました。ネタバレ的ではありますが，映画ではサトエリ（関西出身）演ずるお姉さんの奇天烈ぶりが注目されがちですが，現代的視点からは主人公は妹じゃあないのかな～

ともあれ，本谷さんの他の作品もしばらく継続してみたいと思います。
運良く映画を見に行く時間があって（夏期講習が近い！）おもしろくなければ演劇の方がＤＶＤ化されているようなのでそちらを見るかも。






前の問題と解答
・次の中学で07年1月の段階で男女共学ではない学校はどこか。
①洛南高等学校附属中学　②清風南海中　③奈良学園　④関西学院　⑤白陵中
解答　④　今日は簡単でしたね～

今回の問題
・次の学校のうち，4教科受験した場合，配点が4科均等でない(07年1月で）学校を選びなさい（受験日が複数ある場合，そのような日程が一つでもあればよい）。
①洛星中　②同志社中　③東大寺中　④大阪女学院　⑤関大一中