WBC 決勝 日本 10-6 キューバ
日本は、初回の攻撃で相手のミスや幸運なヒットが重なりいきなり4点を奪取。
願っても無い展開でスタートしました。
しかし、キューバも流石に実力の片鱗を見せる。
1回裏の攻撃で先頭打者がいきなりホームラン。
日本チームはこれで更に気持ちを引き締めることになったと思う。
その後は一進一退で試合が進み、次の得点をどちらが奪うかが試合の鍵を握ることになる中で追加点をとったのは5回表の日本。
イチローの2塁打をきっかけに多村のタイムリー内野安打と里崎の犠飛で2点を追加。
これで完全に日本ペースと思われたが、相手はキューバ、そう簡単には勝たせてくれません。
6回裏には、日本の守備の乱れもあり2点を返され、更に8回には2ランHRで6対5と1点差に詰め寄られる。
いやなムードが漂ったが、抑えの大塚が8回のキューバの攻撃をビシッと抑え、いよいよ9回の最後の攻撃を迎える。
ここでイチロー、福留の連続タイムリー、更には里崎の犠飛で決定的な4点を追加し、9回裏のキューバの攻撃を1点に抑えて、歴史的勝利をおさめた。
WRC初代チャンピオンに輝いたJAPAN。
一次予選、二次予選で苦しい戦いを強いられ、幸運も手伝っての準決勝進出となったが、そこから日本野球の真髄を見せてくれました。
歴史あるサッカーのWCに比べて、始まったばかりのベースボール版WCではありますが、今後も是非継続して開催され、更に参加国が増えていくことでベースボールの発展につながってほしいと心から思いました。
何十年後かにWBCが大きく発展した頃に、日本が初代チャンピオンに輝いた時の話を自慢げに孫にでも話せる時がくれば最高かな・・・。
王監督をはじめ、JAPANナショナルチームのメンバーには本当に感謝の気持ちで一杯です。
本当にいいものを見せてもらい、気持ちの良い休日となりました。