紳士様誕生神話７～友よアフター～

2001年2月
壊れていた私は運良く東急田園都市線沿線の某Ｋ大学に合格した。
合格したと担任に報告しに行ったとき、まるでどっかの粗大ゴミの
好きな某アニメのごとく職員室の中心で「おめでとう」と言われ
拍手されたのは今から考えれば伏線だったと思います。そして、
徐々に三次元から私が住む世界が2・5次元辺りに改変されていく
きっかけだったと思います。まあ、就職決まったのでまた三次元には
戻れると思うんだけど。

その後私はどっかの金髪マニアが言っていたような心境になった時期も
あったのは確かだ。菊地ヲチャやってた頃は丁度そんな感じだった。
あるいは反思想厨として大学に運良くいた右や左のアレな方々にむやみに
噛みつきまくっていた狂犬のような時期もあった。学業そっちのけで
「復讐」に突っ走っていた私を親は心配し、実家に連れ戻し人生を考えさせた。
そして私は今の大学に入り直したのだが、どうしても目はソッチに行ってしまう
傾向は今でも治っていない。
特に今通っている大学は、戦後まもなくの思想的混乱のありようを
きっちりトレースしている面があるため、黒歴史としての思想的な面が
ありありと色濃く残っている。また、人事や学内の派閥にも後遺症が見られるため
ついついそういうとこに目がいってしまい、キャンパスの片隅に封印されている
代物をつい手にとって愛でてしまうクセが今でも抜けない。
知らない方が幸せだったなと思いながら、それを捨てられない私も未だに
過去に呪縛されているのかなとは思う。
しかし、一時期のようなヘンな使命感はない。むしろ、彼らは自分でも
治すつもりはないようだし、見なくても良い物を見てしまう私のように
彼らもまた、過去に呪縛されているだけなのだと思うようになった。

そんだけ

［完］

県立某高校国民の歴史読書会メンバーの現在

私・・・某私大を経て某公立大。無事社会人になれる予定

顧問教師Ｋ・・・県内の別の進学校に異動。また変なことやってるみたい
副顧問教師Ｙ・・・定年退職。慶応卒の息子が経営する私塾で講師

Ｓ・・・山梨県の某公立大でＫ原19司相手に暴れたり在日の教授相手に暴れて
ゼミで超孤立しながらも卒業。海自の幹部候補を受けるも遠藤辞世並に
不可解な言い訳と共に落ちる。その後FATEのセイバーにハマり、人生急降下中。
K｀・・・某衛大に進む。某衛大でも特に厳しいらしい某体育会のホムペで名前
見たときは梅ッシュ噴いた。社会復帰したのかクーデターを目論むのかは不明
S｀・・・薩摩隼人な国立大に進む。栃木県水産試験場にいるみたい
N・・・ピザ過ぎて某衛大に落ちるもジョジョの都の旧帝大に進む。大学院にも
進んだみたいだし人生は概ね順風満帆なはず。

文芸部部長・・・修羅場をしらぬまま慶応大に進学。なんか妙な分野で有名と聞いたが
文芸部会計・・・国士舘受かったとこまでは知ってるが以後不明

この他にも何故か東京外語大大学院で平和学学んでいるヤツとかミョーな
人材ばかり輩出した学年だったような。勉強は出来ないけど部活には熱心な
学年という扱いだったんだよな。学年主任センター試験の後首吊りそうに
なってたけど。