へそ曲がりおじさんの花便り

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新たに「新へそ曲がりおじさんの花便り」として再開しています。

セロジネインターメディアの育て方   追記します

2015-09-22 22:36:00 | その他の洋蘭
このブログには「アクセス解析」と言う機能が付いていて、その中に「検索ワード」と言う物があるのだが、その中に月に数回「セロジネインターメディア 育て方」と言うワードが出てくる。
つまり「セロジネインターメディア 育て方」で検索して私のブログにたどり着いているのである。
ほかのランでは滅多に無い事で、余程関心がある方がいると見える。
「そこで」と言っては語弊があるが、ここに私なりの栽培法を少し書いてみようと思う。

私がこのランを頂いたのは「30年近い昔」の事であるが、近所の花好きのおばさんから頂いたのは10月か11月頃だったように記憶している。
頂いたのは鉢に植えられた物ではなく、伸び過ぎて鉢からはみ出したバルブを切り取った物で、根は殆ど付いていなかった。
早速鉢に植えては見たのだが、寒い時期に向かっていた事も影響したのか、一向に根を出してくれない。
結局根を出してくれたのは半年以上も後の翌年の夏ごろで、それまで殆ど根のない状態でも枯れる事はなく、霧吹きで与えた水分だけで生きていたのである。
それでは根はどこから出てきたかと言うと「新しく成長したバルブから出てきた」と言う事で、この時期を逃すと殆ど根を出さないのです。
画像を見ればわかると思うのだが、この鉢も10年くらい植え替えをしていないので株の殆どは鉢の外に出ているが、着生ランであるセロジネにとっては「これが本来の姿」と言ってよいのだろう。
数年前置き場所に困り、直径30センチ以上もある大きな株を処分したのだが、このときも殆ど植え替えはせず、大きくはみ出したバルブを切り取って鉢の中央部の開いたスペースに置いておくだけで根付いてくれるのである。
この鉢もそろそろ中央部が寂しくなってきたので、はみ出したバルブをのせようと思っている。
ランの多くは、一般の植物と違い「水切れ=枯死」と言う事にはならず、株に比べて小さな鉢のほうが調子も良く、根やバルブが鉢の外に出るくらいが一番よく花を咲かせてくれるようである。
鉢の表面には沢山の根が這っているのだが、鉢の中は意外に少なく、着生ランの特徴を良くあらわしている。
私はまだ試していないのだが、最近流行の「コルク樹皮」に着生させるのも良いと聞いているが、時期的にも丁度良いので、今年はコルク樹皮にでも着生させて見ようか・・・・。
鉢が増え過ぎて置き場所に困るのは目に見えているのだが・・・・。

2009.7.25.



追記です

6年以上も前に書いたことが今でも読まれているようなので、ここで少し補足を。

根が出る場所を「新しく成長したバルブから」と書いたが、バルブが充実する前が主で、ある程度バルブが膨らみ始めると殆んど出なくなります。

新芽は細くとがった状態で伸び始め、僅かに茎を持っていて、根はその茎から出ます。

また、出る時期は余り長くはなく、その時期を過ぎると殆んど出なくなります。

初めにも書いたように、乾燥には非常に強く、少々のことでは枯れないと思うがね。

私の場合は、殆んどほったらかしでも咲いてくれます。

寒さにも強く、0度くらいでは枯れないです。

花も、ある程度日に当てた方がよく、日陰では咲かないことも・・・・。

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