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へそ曲がりおじさんの花便り

分け合ってこのブログは休止状態にしました。
新たに「新へそ曲がりおじさんの花便り」として再開しています。

苦節三年?   追記です

2016-07-10 03:40:15 | セッコク・風ラン・他
画像は「竹葉セッコク」と言うランの蕾。

「セッコク」とは言っても、一般的なセッコクとはかなり感じが違う。

丁度3年前に買ったのだが・・・・。

買ったときは花は咲いておらず、それ以来3年間、花が咲く事はなかった。

ネットで調べても咲かせる方法はほとんど書かれていない。

多少は書かれているが、その殆どは「推測」と言った感じで、この三年間は、試行錯誤の繰り返しであった。

なので、今年も殆どあきらめていたが、ここに来て、数は少ないながら、蕾があることに気がつく。




少し離れて写した画像。

正直な話、気を付けて探さないと見落としてしまいそう。




これが全体像で、鉢の表面から最も高いところまでは「80センチ」もある。

同じバルブが枝分かれしながら3,4年伸び続けるので、まだまだ高くなりそう。

そう、この3年間で、買ったときの数倍(高さは2倍チョット)にまで育っているのだ。

とにかく元気に育っているが、これだけの大きな株で、つぼみはたったの12個。

それも、蕾が付いたのは「3年(4年?)前のバルブ」なのである。

要するに、3年前に買った年に伸びたバルブに蕾が付いたのである。

それも、予想とは裏腹と言ってもよい「細くて弱弱しいバルブ」に蕾が出来たのだ。

となると・・・・。

来年はもっと沢山咲く?。

正に「獲らぬ狸の皮算用」と言ったところだが、3年かけてやっと開花習性がわかったかも。



ところで、「石の上にも三年」「三日・三月・三年」などと言うように、「三年」はかなり長い期間と思われがちだが、植物の栽培では「序の口」どころか、「ふんどし担ぎ」のレベルと言ってもよいだろう。

「桃栗三年」はまだ早い部類で、柿は9年だし、柚子などは「柚子の馬鹿やろ18年」と言ったり、ひどいところでは「柚子の大馬鹿30年」と言う地域もあるのだから。

柚子に関しては、これ以外にも「蒔いた人が忘れたころ」「孫の代に」「蒔いた人が死んでから」などと皮肉るところもあるのだとか。

と言うことで、「苦節三年」と言うのは冗談です。


株に対して鉢が小さくなってしまったので、この後一回り大きな鉢に移す予定。




が・・・・。

植え替えをするわけではありません。

私が良くやる「手抜き作業」で、この鉢のまま一回り大きな鉢に入れ、隙間に用土を入れるだけ。

作業に要する時間は「数分の一」。

我が家のランの大半はこのようにやっている。


それでも殆ど問題なく育ち、花も良く咲かせている。

2015.05.24.






追記です。


今年も咲くことは咲いたが、花の数はほぼ同じ。

邪魔な枝を挿して増やしたものにも花芽が付いたが、どれも3年か4年(5年?)前の細い枝。



正直、株は毎年大きくなっているが、まだ詳しい栽培法はよくわからない。

低温には強いようで、0度くらいになっても枯れることはないようです。
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今年は咲きそうにない「オキナワチドリ」     追記します

2016-07-10 03:30:04 | エビネ・ウチョウラン










原産地沖縄では「雑草扱い」をされることもあるほど丈夫なオキナワチドリだが、鉢植えでの栽培は難しい感じである。


同じ仲間の、ウチョウランやイワチドリ、アワチドリ、サツマチドリなどとは生育サイクルが逆で、夏は地上部が枯れてしまい、地中の球根で夏を越す。

ところが、去年花が咲いた株は上手く球根が出来ないまま枯れてしまい、今芽を出しているのは、去年花を咲かせなかった株に出来た球根だけ。



ある意味で言うと、「ネジバナ(モジズリ)」と似ているのかも。

ネジバナも、実生で勝手に芽を出すのに、それを鉢植えにすると、多くは何時の間にか消えてしまうのである。



意味は少し違うが「やはり野に置けレンゲソウ」と言ったところか・・・・、



さて・・・・。

この後どうなることか・・・・。

2016.01.27.





追記。


やはりネジバナと同じようで、鉢植えは難しいようです。

画像の鉢も、その後順調には育ってくれず、結局消滅してしまいました。


沖縄では雑草並みの繁殖力を発揮するらしいが、こちらではダメなようです。

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