夏水仙（リコリス・スクワミゲラ）

これも彼岸花の仲間なのだが、名前のように夏に咲きます。
「水仙」と言う名前が付けられているのは、花の形を現すのではなく、「春に水仙のような葉を出す」と言うところから付けられたそうです。
本来は丈夫な種類で、毎年のように１０数本も咲いていたのだが、最近は余り元気がなくなり、今年はこれ一本しか咲いてくれません。
これ以外にも彼岸花の仲間があるのですが、時期的には一月くらい早いようで、名前のように秋の彼岸ごろに咲きます。

バルボフィラムとアングレカム

どちらの花も余り一般的ではなく、個性的な花であると共に「花の上下が正反対」でもある。
多くのランは、バルボフィラムのように「リップ（唇弁）」が下側にある場合が多いのだが、アングレカムの場合は上側になっている種類と、下側になっている種類と様々であるが、アングレカムの特徴である「長い距」の中の蜜を吸う、「長い吻」を持ったスズメガの類を誘うためか、夕方以降に匂いを出す物が多い。