◆真っ直ぐにズンズン近づいてくる。
他のみんなが毛繕いをしたり、まどろんだりしている中(写真右)、強そうな一匹の雄ネコが、見知らぬ侵入者の方に近づいてきた。直感的になんだかあまり歓迎ムードでないことは伝わってきた。こちらを恐れる様子はない。床に這いつくばってカメラを構えている私が気に入らないらしかった。何か入場テーマ曲でもつけてあげたいくらい、堂々としている。
◆相手になるべく自分の体を大きく見せるようにジグザグに歩いているのが分かる。
これは、動物行動学で、なんとかっていうやつだと思った。本気で喧嘩する気はないのだが、「俺様は強いんだぞ!」「貴様なんか簡単にコテンパンだぞ!」「どけ、この野郎!」という例のやつである。肝心なときに思い出せない・・・
そうこうする間に、ネコは、右に左に体を揺らしながら近づいてくる。どうすればいいんだっけ?
とにかく、ボスに礼儀を示すために、その場をどいて、脇に離れるようにしてみた。これで、敬意を表したことになっただろうか・・・?あるいは、ひっくり返って、お腹を見せるポーズまでしないといけなかっただろうか・・・
◆「わかりゃ、いいんだよ。」な顔のボス(もう、お怒りは収まっている様子)
こちらの敬意が伝わったのかもしれない。ボスは、私の譲った場所に座って、こちらを睨み付けた。
恐る恐る、人差し指一本を彼の顔の前に出してみる。引っ掛かれるかな・・・?
ボスは、匂いを嗅ぐと、自分の頬を指にこすりつけた。どうやら、私はマーキングされ、彼の支配下に入ったのかもしれない・・・
ダニーロヴァさんによると、この雄ネコは、誰にも何も許さないネコなのだそうである。ご飯は一番最初。寝床は後から来ても、良さそうなところを取り上げる。そばを不用意に通ったネコにパンチする、などなど。
私は、集団で生活するネコの様子を目の当たりにするのは、この地下室が初めてのことなのだが、ネコのコミュニティってこういうものだっただろうか?
体はかなり大きく見えますが、体重どのくらいあるんだろう。
てっちゃんさんがお腹見せてコテン・・・する様を想像して、一人ほくそえんでしまいました。
配下に入れてもらえて良かったですよね~。
あ、ロシアは1月6日?7日?にクリスマスをやると先日ラジオで言ってたのですが、本当でしょうか?
それと私は仕事から帰るのが深夜なので、今頃まで起きてるのは普通なんですよ~。
写真からもボスのオーラがぷんぷん漂ってきました。
きっと前世は猿、もしくは人間で言うところの「つっぱり」で、
そのDNAがどこかに潜んでいるに違いないです。。。
↓サーカスの記事、とても興味深かったです。
とくに道徳面。
サーカスと道徳ってなんだか両立できなさそうですが、
猫を操るおっさんに「善」を説かれると無条件で平伏してしまいそうです。
優位行動?・・・で合ってます?^^;
体を大きくしながらジグザグに歩く
なんてけっこうカメラにビビってる
のかも(笑)でも近くで見ると
かわいい顔してるじゃないですか^^
ご飯の時は一番最初でたんまり食べてる
んでしょうね。体がそれを物語ってます
ね(笑)
こんばんは。
お仕事、そうだったんですね。遅くまでお疲れ様です。ボス君、確かに可愛いです。見た目は・・・でも、彼が他の子を引っ叩いてるの見ちゃいました。結構、アグレッシブな子でした。次回行くときには、まず、ボスに挨拶しないといけないですね。
はい、ロシア正教のクリスマスは、グレゴリオ暦より13日遅れの、ユリウス暦によって1月7日なんです。ですから、基本的に12月24日とか25日は普通の日です。それと、ロシアにはサンタクロースの代わりに、ジェットマロース(直訳:厳寒じいさん)とスネグーラチカ(雪娘)というのがいて、この二人組みが新年のお祝いには欠かせません。要はプレゼント持ってくるおじいさんとアシスタントの美しいお姉さんのコンビなわけです。
こんばんは。
そうですね、特に2枚目の写真は、かなり威嚇してます。耳を後方に倒し、目も怖いですよね。
サーカスの記事、読んでいただいてありがとうございます。善の心を持って、今後とも頑張って生きたいと思います^^
子供たちにとっては、神父様などに言われるよりも、ネコ使いのおじさんに言われたほうが案外言うこと聞くかもしれないですね・・・
こんばんは。そうなんです。鋭いです。一所懸命強がっている人に限って案外ビビリなんですよね。だから、威嚇するような格好して、歩くんですよね^^
でも、この場合は、私には全く攻撃心はありませんでしたから、すぐに警戒を解いてくれたようです。
なんという行動だったかまだ思い出せません。確か、横文字だったのですよ。でも、日本語にすると優位行動なのかも。一般的には、ゴリラとかサルとかがよくやるんだったように記憶しています。