春よ来い!

うつ闘病と母の介護。
穏かな春が訪れる日を待ちつつ
想いや出来事を綴ります。
母は2013年1月23日に永眠。

長い長い一日

2011年06月26日 02時00分13秒 | 病気の経緯
金曜日の夜、息子夫婦が里帰りしてきた。

嬉しいことなんだけど

こんな風に感じてはいけないことなんだけど

感情的には喜んでいる自分を意識できるんだけど

精神的には正直とても疲れる。


お嫁さんが妊娠中でいつものように

換気扇の下でタバコも吸えず

ベランダに出ないといけないので

少しだけどいらいらもする。


土曜日は昼ころから熱田のイオンへ

買い物と食事に出かけたけど

すぐに身体も心もしんどくなってしまう。


歩いていても自分の半径三メートル以外は

自分のいる現実の世界ではなくて

どこか異次元の世界のような感覚になってくる。


店のBGMも自分とは関係の無い次元の音にしか

感じられなくなってしまう。


人目もはばからず座り込みたい 寝転びたい

そんな衝動に駆られてしまうのだ。




そんな自分の異常に妻が気づいたのか

何処かで座って待っててくれてもいいよって言ってくれたので

妻にも息子夫婦にも申し訳ないと思いながらも

そうさせてもらうことにした。




比較的人の少ないベンチに腰掛けて

しばらく呼吸を整えて目を閉じていたら

普通の状態に戻ることができた。



夕方家に帰って一休みをして

母の介護。



その後、妻の両親と息子夫婦と自分たちの六人で晩御飯。

これもありがたいことだから感謝しないといけないのに

逃げ出したい気分だった。




まったく人間失格もはなはだしいよね。

自分が情けないよ。



そうは思うけど自分は自分なりに頑張ったと思いたいんだな。


長い長い一日だったけど頑張ったよね。


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