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井上裕貴の楽々ライフ

病気にならない食べ方・生き方・・・

2010-07-14 10:11:47 | Weblog

今日は素晴しい健康情報が届いたので、ご紹介します。

肉も 魚も 卵も摂らずに元気一杯のドクター石原さんの講演内容です。



「 私の本、ン十冊ありますが、3冊読めば充分。 繰り返し、
表現変えて書いているだけですから 」 ー そんなことを
講演で平気におっしゃるのも素敵です。(*^_^*)


少し長文ですが、興味あるかたは最後まで・・・・




講演「病気にならない食べ方・生き方」イシハラクリニック院長 医学博士 石原 結實氏(10-7)

 「診療は3年半待ち」という伊豆で噂の「断食道場」を主宰する石原さん、「医者知らず、薬いらずの毎日をどう迎えるか」そのエッセンスをユーモアたっぷりに語ります。1948年、長崎生まれ。長崎大学大学院で血液内科を専攻、長寿地方として有名なコーカサス地方やスイス等で最前線の自然療法を研究。道場では、すでに3万人以上が「ニンジン・リンゴジュース断食」を体験。一見、非常識とも思える健康法、参考になる点も多いのでは?

*私は25歳のときから36年間、一度も薬を飲んだことがない。また、「検査(人間ドック)」も1回も体験したことがない。どうしてか? あれだけ項目があると、どっかに引っ掛かると思ったからだ。今日は「薬が要らない健康法」についてお話したい。皆さんが一番心配なのはやはり「がん」だろう。2人に1人ががんに罹り、3人に1人ががんで死んでいる。

*私が医者になった30数年前は、がんで死ぬ人が13万人、医者の数も13万人だった。いま医者は28万人、昨年、がんで死んだ人は34万人・・・医者の数が増えたのに、がんで死ぬ人も増えている。これは今の治療は意味がないということ。医者の技術云々という話ではない。今の医者は収入が少ない上に残業が多くすぐ訴えられる、かわいそうでならない。

*病気にならない食べ方がある。私は肉、卵、魚、牛乳を一切摂らない。塩っけが大好きだ。明太子を焼いて醤油をつけて食べる。非常識といわれるかもしれないが、皆さんの方がおかしい。人が死ぬ病気、①がん34万人、②心筋梗塞17万人。③脳梗塞13万人、④肺炎気管支炎11万人、⑤事故4万人、⑥自殺3万2千人、⑦老衰2万8千人。⑧腎不全2万人・・・

*先日、西洋医学最新の粋を集めた大病院に行ってみて驚いた。カルテがないのだ。全部電子カルテ。患者さんの顔をみないでやっている。チャップリンの「モダンタイムス」よろしく、とにかく器械で動かされている。そこには人間の心はない。その点、私の方は今なお自由診療を続けおり、1人30分かけて診断している。もちろん健康保険は扱っていない。

*今、日本の糖尿病患者は2250万人、高血圧患者が7000万人という。塩分を制限しだしてから高血圧の患者が増えている。おかしなことがいっぱいある。日本の救急医学と臓器移植は確かに素晴らしい。しかし、慢性医学に関してはどうか? 私が経営する伊豆の断食道場に有名人か多く来られる。 中曽根康弘元首相他、歴代の総理も何人か見えている。

*先日、ある大病院の院長が断食道場に来られた。インシュリンを40本も打っているという。
4日間おられて、お帰りになる時、私は申し上げた。「必ず朝は人参ジュースと生姜湯、昼はおそば、夜は和食にして、とにかく毎日、よく歩いてください」と。2カ月後、手紙が届いた。「インシュリンも糖尿病の薬も要らなくなった。とっても元気で過ごしている。」

*「断食に行く」と言えば西洋医学の医者は大反対する。私に言わせればそっちの方こそおかしい。昭和の20年代は、ご飯に味噌汁、納豆に豆腐、そこに目刺しがあればご馳走だった。それが、肉・魚・卵・牛乳・バターという欧米式の食生活に変わったことで、病気もだんだん欧米化していった。体の大きな草食動物は、草だけで生きているではないか!

*日本に栄養学が入ってきたのは明治9年。ドイツのベルツ博士が持ってきた。蛋白質・脂肪・炭水化物という「栄養3要素」、彼は180㌢、当時の日本人は150㌢だから80分の50を掛けたのが今の栄養学となった。全然異なるところの栄養学をそのまま持って来たのだ。当てはまるわけがない。明治時代は貧乏、栄養学通り食えなかったから、よかった。

*昭和30年代から日本は変わり、今やメタボで大騒ぎしている。「我々文明人は栄養過剰の栄養失調状態にある」と警告したのが米・農務省。蛋白質・脂肪・炭水化物は足りているが、それを体の中でうまく按配するビタミンやミネラルが不足しているというのだ。ミネラルは鉄・亜鉛・銅・カルシウム・・・100種類もある。どれが不足しても何か支障が出る。

*漢方では最も重要なのは生姜だ。漢方薬200種類のうち150種に生姜が入っている。葛根湯などは2000年前からの特効薬。生姜の効能は、血管を拡張して血圧を下げ、血栓を溶かすなど様々あるが、一番は体温を上げることだ。いま外来患者を計ってみると、35度台が多い。体温が1度下がると免疫力が30数%も落ち、肺炎・膀胱炎に感染しやすくなる。

*私は毎朝、人参ジュース2杯飲んだあと1杯の生姜湯は欠かさない。昼はとろろそば、夜は和食で、肉・卵・魚は一切摂らない。「腹八分目に病なし」を実証している。「朝食抜き」をおかしいと人は言う。相撲取りは朝、食べない。うちの断食道場も何日間も食べずに、みんな元気で帰っていく。朝、紅茶に黒砂糖を入れ、それに生姜を摺りこめば最高だ。

*お酒について・・・日本酒は2合、ウイスキーダブルで3杯、ビール大瓶2本、ワインはグラスで2~3杯、焼酎3~4杯までなら大丈夫。お酒を飲んでいる人は、動脈硬化を予防する善玉コレステロールが増える。他にも血管の内側からウロキナーゼという血栓を溶かす物質が出る。飲む人と飲まない人を単純に比べたら、後者が脳血栓や心筋梗塞が多い。

*お尻の張りが落ちると、腰や膝が痛くなる。これは内科の病気の前兆。筋肉は体重の45%、その75%が下半身に集中している。これを鍛えずして健康なんてありえない!歩くと汗が出て体温が1度上がる。免疫力は5倍に跳ね上がる。だから1日に1回は汗をかくこと。筋肉の中を走っている血管が収縮拡張・・・血圧が下がり、心臓病やボケの予防にもなる。

*男性は特に根菜類を食べること。昔から言うではないか「ごぼう5時間、にんじん2時間、やまいも、たちまち・・・」それぐらい精力があるということ。最後に08年3月に105歳で亡くなった正心調息法・塩谷信男先生の言葉を紹介したい「いつも明るく前向きに、愚痴をこぼさず感謝の気持ちを持って・・・」。厳しい時代だが、人間、健康であれば何とかなる