鳥の挙動を観察する人が墓地で見たものとは?

2005-10-27 00:58:40 | 20XX年うつうの旅

僕らは社会生活を営んでいる。今僕が飲んでいる酒も社会がなかったら自分で作らなければならなかったし、そもそも社会がなければ、アルクホルの甘美な酔いを知る可能性はなかったかもしれない。幾ら万全を気取っても、孤高を振舞ったところで、僕らは実は一人では何もできない。

鳥の群れを研究した人が居たらしい。ココでは『鳥谷鳥助』とでもしておこう。何しろ、記憶が曖昧だし、えっと…確かカタカナの人だ。 墓地に通い詰めた彼が最初に鳥の群れを観察した時、「こりゃあ、果てしないぜよ!」と呟いた。いや、もしかしたら「こりゃ、果てしないさぁ」だったかもれない。「ダーリン、果てしないっちゃ」だったかも知れないし、「果てしないと思うが、こりゃ手遅れだぁ…」(順庵)だったかもしれない。真相は定かではないが、多分真相はそんなに重要なことではない。

まぁ…よっぽど暇な人であるか、よっぽど若い人じゃない限り、普通に…果てしなくは感じたとは思う。 その他に、人手の不充足感、ひいては自分の人望のNASAを痛感したに違いない。変人がつるむのも考えものだけど、この後の結果は変人がつるむことを肯定するものだったりするから、笑える。  彼が次第に観察を進めるにつれて、あることが分かり始める。規則性なるものが見え始めたというわけだ。鳥たちが従っていた規則は実に3つ!意外に少ないのは、個体の趣味嗜好を無視したからに過ぎない。例えば、好きな女性のタイプ、好きな色、好きな炭水化物、好きなKIRIN*番絞り(例:一番絞り)、好きな背番号、好きな***スタン(例:タジキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン)などは、面倒臭いし関係なさそうだから無視した。 んで、以下が規則性です。

 【1】近くにいる鳥たちが数多くいる方向へ向かって飛ぼうとする。

 【2】近くにいる鳥たちと、飛ぶ速さと方向を合わせようとすること。

【3】近くの鳥や物体に近づき過ぎたら、ぶつからないよう離れようとすること。

僕はびっくりしました、意外にシンプルですからねぇ。これらの約束をプログラムの言語に書き換え、コンピューター内のエージェントに適用し、最後に塩コショウで味を整え、エキストラ・バージンオイルを加え火を止め盛り付け、イタリアンパセリのみじん切りを適量ふりかけた。ガーリック・トーストは籠で食べ放題という形をとった。 すると、結果シュミレーションは予想を越えた「鳥の群そのもの」の動きをみせた。更には、群れ全体が障害物を避けたし、障害物を避け切れなかった個体が群れから離脱したが、しばらくキョロキョロした後、群れに復帰するという離れ業までをもみせた。そして、更には、美味しかったし、シャンパンとの相性も抜群だった。ツンと残る余韻は冬の訪れを予感させた。

何を書きたかったかと言うと、上の3つの規則、がバーチャルでも『社会』を作り出したと言う話で、その3つの規則が繰り返し読む程、面白く感じられると言うことだ。社会が群れと考えるのも乱暴な話だ。しかし、上記の規則性が現代社会の退屈な一面に悉くハマリ、やっぱり直感的に「むふふ」とおもしょい。人間関係の集積が社会を形作っていると言えなくもない。これが前に書いた『私』の領分と考えると尚おもしょい。

結局は、なるようにはなって、なるような人が何時の間にか側に増えていって、その人とは飛ぶ速度や方向が似ているから結果的に一緒に遊ぶ時間が増えて、遊ぶ時間が増えると感性の速度や方向も近くなるから????って、とりあえず…自分に当てはめて考えてみたわけですよ。えっと、話の途中ですけど「結局なるようにはなって」って…ひどいですね。

何だか知らんが、上の約束事を何回も読むと面白いのだ。ホントに面白いから勘弁してください。なるべく早く書き直します。 …実は、ただ単に上の画像を使いたかっただけなんです…(笑)



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