思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

室戸岬からごめんなはり線へ

2017-03-07 09:25:47 | 2017年の旅行記
甲浦から乗ったバスは一路南下。海岸線の道はくねくねしている。



崖にへばりついている感じで景色も太平洋側にしては荒涼としており、北海道の日本海側を進んでいるような錯覚を覚える。さてバスは安芸行きで途中の奈半利でごめんなはり線に乗り換えることも可能だが、折角当地へ来たのだし室戸岬を素通りするのはどうかと思って降車ボタンを押した。しかしだ、



幕末の志士、中岡慎太郎像がそびえてはいるが他にはと言えば





こんな地形しかなく、観光地にありがちなお土産屋も食堂も無い。こんな何も無いところだとは思わなかった。ここで次のバスまで1時間20分近く過ごすのは…。結構酷でした。こんなもの見ていてもせいぜい20分もあれば十分だし、車で来る観光客もだいたいそれくらいで帰ってしまう。



その後こういう景色が望める展望台と休憩所を見つけたので、結局はそこでずっとタブレットで食べログの編集なんかして過ごす。かの師、種村直樹氏なら持参した手紙の返事を書いているだろうなと思いながら。





休憩所の前には野良猫が4匹、写真に写っていない1匹だけ、私を見て威嚇している。おそらく見慣れない人がやって来て「お前誰だ!」って感じなのでしょうね。16時10分頃のバスに乗って移動します。



17時ころに奈半利駅に到着。ここから先はごめんなはり線に乗車です。勿論未乗路線ですから。



窓口は開いておらず券売機で後免までの乗車券を購入するわけですが。



「和食」という文字を見て、どこかの定食屋の食券自販機みたいだなって笑いが出てしまう。



17時18分発安芸行きに乗車。だけど行き先表示が高知になっているなあと思ったら「本日に限り、安芸で後ろに1両連結して高知まで直通します」。乗り換えの手間がなくてよかった。缶ビールが買えれば飲みたいくらいだ。



走り出せばさすが最近(と言っても10年以上いなるか?)開通した路線だけあって線形はいいし車両も高性能なので電化しているんじゃないのと思うような錯覚を受ける。JRの2000系が入線してきたら40分くらいで全線走破できるのではなんて。いっそホームライナーの一種として1往復設定されてもいいのではと。1両増結した安芸ではどっと乗って来て満席となった。



それにしても座席の背もたれ大きすぎ!