思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【青春18きっぷの旅】その6.今日のメインは〈あそ1962〉

2006-08-22 20:41:52 | 旅行
9時51分に熊本着。日が高く上ってジリジリとした日差しが痛いです。これから豊肥本線で大分へ向かいます。この路線はそっくり未乗となっていまして、立野の三段スイッチバック共々楽しみのひとつです。

当初は9時59分発肥後大津行き1439Mに乗るつもりでした。しかし私がこれから乗るのは宮地行き〈あそ1962〉、つい最近デビューしたばかりの観光列車で、キハ58改造の2両編成。名前の「1962」は車両が製造された年にあやかったとのことで、つまり車齢は44歳。ここまで古い車両が今まで残っていたのが奇跡といえましょう。宮地まで約2時間半の道のりなのでアルコールは必須(笑)。改札を出てすぐの売店で購入しました。揚げたての辛子レンコンがあって食べたいけど車内でこんなものつまんでいたら引くだろうなあ…。

そろそろ時間なので乗り込んじゃいます。ボディーは茶色に塗装されていてレトロ感を出したと事。デザインの水戸岡氏は旧型客車をイメージしたんだろうけど、国鉄塗装にしておいたほうがレトロ感が出たのは間違いなし。車内にはカウンターテーブルのコーナーがあって、宮地まで自転車を積み込むための金具もいくつか用意されています。ちなみに今日は2台だった。床はフローリングに張り替えられていて、懐かし映像が流れるモニターもあって、1960年代の阿蘇や博多駅、「伊東へ行くならハトヤ」のCMが流れたりします。なお本日は満席で、私のボックスには3歳くらいの子供をつれた母親と祖母が座ります(この母親、私より若いよなあ。だいたい自分に3歳の子供がいてもおかしくないしなあ…)。さっきから子供が足をばたばたして当たるんだけど、時々親が注意してもやめようとしない。普段子供を叱った事ないのだろう。

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〈あそ1962〉は定時に熊本を発車しました。床下から伝わるエンジンの振動は最近の気動車では味わえないような感触です。臨時ゆえあちこちで運転停車しながらスイッチバック駅立野へ向かいます。

(続く)